☆☆☆ 定期点検と給油～金曜日・・・

　
★見て下さい。
NHK BShi ハイビジョン特集「プリズン・ドッグ～僕に生きる力をくれた犬～」 が再放送されます。
明日２７日（土曜日）午後１１時５５分から～
　曇り空から、時おり思いついたように降ってくる雨、いやな天気でした。
リハビリに励む犬達のトレーニングを終えて一休みする間もなく、既に回復していて経過観察としていたＷａｎの復活程度を
調べる走行実験？を行いました。（膝を捻って一時拳上、その後跛行していた２０か月齢の♂）

　　　　　
◇歩けるようになってからは、一か月に一度づつ、軽くトロットで走らせてみるようにしていましたが挙動に問題なく、完全回復を
確認するためのテストランでした。
　　　　　
◇５分間ほどの全力疾走に近い走り方を促し、小休止後の普通の速度での歩様を見てもスムースな動きを見せて、引っかかる
様な動きは感じられませんでした。（どこも庇っている様子も無く、各関節はのびやかな動き方をしています）
　　　　　
◇これからは、気候もどんどん暖かくなって、多少の無理をしても問題は無いでしょう。
レントゲン撮影を行い、最終的な検査（読影）で問題がなければ、今後彼は以前同様に牡達のグループに入ってやんちゃな遊
びを楽しむことが出来ます。
　　　　　
◇五月になると本格的な野外活動の時期到来。わが家では、ドッグキャンプなどのワクワクするような計画が目白押しです。
彼が主役として活躍できるかどうかは別として、十分お供に耐えられる身体コンディションに復活したことは間違いなく、嬉しい
手ごたえを感じたひと時でした。（あとは、完璧な呼び戻しや、遠隔指示等をどれだけ理解してくれるか、興味大ありです。）
　　　　　
◇Ｗａｎのテストを終えて、クールダウンの為の軽いマッサージを施してからバリケンに収納。
その足で、掛かり付けの車の診療所（整備工場）へと向いました。
　　　　　
◇Ｗａｎ達を運ぶための専用車は、ディーゼルエンジン（ターボチャージャー）の改造型貨物車です。
点検整備は、Ｗａｎ達を運ぶ車の為、比較的念入りに行っていますが、過剰な整備を行うわけではなく此処（整備工場）へ入る
のは年に二回ほどでしょうか。
今日は、エンジンオイルの交換とオイルフィルターの交換を行ってもらいました。
エンジンオイルは２万キロごとの交換と決めています。オイルフィルターは１万キロごとの交換、紙のフィルターのみを替えるタイ
プ（エコ対策→エンジン上部についている）です。
３０年以上も前から使っている「エンジンオイル添加剤」を１リットル程入れて、残り約９リットルの新しいオイルを入れました。
（１０万キロを超えて酷使されたエンジンをも復活させてしまうほどの実力を持っているこの添加剤には、深い信頼を持っています。）
エンジン音もグンと静けさを取り戻し、乗っているワン達も気分良さそうです？
人間や犬用の良い「オイル・添加剤」等が有ればいいのになぁ～と、いつも思うのですが、何処かに好いものがありますかぁ～。
　　　　　
◇整理整頓とは無縁の、いつ潰れてもおかしく無い（失礼、腕は確かです）整備工場を後にして、一路犬達の待っている運動場
へと急いだのですが、いつものように昼食抜きでお腹ぺこぺこ状態でした。
少し遠回りをして、埼玉Ｂ級グルメの王者「フライと焼きそば」を食べて行くことにしました『山下』。ついでにお土産も買うことに、、。
　　　　　
◇生粋の埼玉県人のポンコツ、生まれがこの辺りなので、チビの頃から食べ慣れたフライと焼きそば。
こんなの食べていて、ジャンクフードに走らなかったおかげでしょうか、生来の丈夫さは、、、、、、、、。
焼きそば小⇒３００円・フライ小３００円、トコロテンは１５０円です。
　　　　　
◇荒川を渡れば５分ほどで運動場。
と言うところで、にわか雨が降ってきました。今年の春は、こんな天気に泣かされっぱなしです～。
　　　　　

◇明日は土曜日、午前中にお墓参りに行く予定にしています。怒っているでしょうか？ご先祖様。

★見て下さい。
NHK BShi ハイビジョン特集「プリズン・ドッグ～僕に生きる力をくれた犬～」 が再放送されます。
明日２７日（土曜日）午後１１時５５分から～
内容：「犬と暮らす刑務所」がアメリカにある。プリズン・ドッグという取り組みで、罪を犯し、心まですさんだ受刑者が、飼い主に
虐待されたり捨てられたりして動物愛護センターに連れて来られた犬と触れ合うことにより、次第に人間らしい感情を取り戻して
いく。オレゴン州にあるマクラーレン刑務所では、１９９３年から２０００年まで３００人の出所者のうち再犯者なし。劇的な効果を
挙げているアメリカの刑務所の取り組みに迫る。→NHKオンラインより。

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
※質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。　内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
（メールなどでは十分に伝わらないことがありますので）ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。

ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp

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☆☆☆ 今日も雨です～木曜日・・・

　　
引き続き、今日も一日中、雨降りのお天気でした。
今日一日の出来事も、昨日と同様変わり映えのしない平凡な雨の一日でした。

　　　　　
◇午前中の屋内での作業は、個々の（Ｗａｎ達の）悩みを聞いてあげるカウンセリング？？の時間に充てました。
半年ほど前からリハビリ中のロビー君、ようやく目を真っ直ぐにみて、（心の）会話が出来るようになりました。嬉しいですね。
雨の日のケネルワークは大変ですが、苦労を忘れる好い事が一つでも有れば、暗い空も明るく見えるものですね。
普通は「思う存分外で遊べない雨の日」と考えがちですが、雨の日の犬達は身体を休めて眠たいだけで、外に出たいと言う欲求
は無いものです。出来ればケージに薄衣の覆いをかけて、寝かせておくのが一番です。ぐずぐず言うような時だけケージから出
して、グルーミングなどのスキンシップをはかればおおかたのＷａｎは満足するものです。歌でも歌ってあげれば更に満足すること
でしょう。雨に歌えばなど　え～と、上手くなくてもなくてもいいんですよ、人に聞かせるわけではないのですから、、、、。
　　　　　
◇午後になって人気の無い公園へ出掛けました。
　　　　　
◇今日は膝も痛くて、犬達に付き合って歩くのが億劫でした。
と言う事で、更に広い牧草地に移動し犬達を解放、ヒーターかけた車の中でぼ～っと外で遊ぶ犬達を眺めていました。
こんな時、あっつい缶コーヒーと軽い音楽は欠かせませんね～。
　　　　　
◇ここに犬達を放すと、一時間近くは帰って来ません。じっと待っていれば帰ってきますが、何をして遊んでくるのか、いつも泥ん
こ状態でのご帰還ですから、何枚ものタオルの用意は欠かせません。
　　　　　
◇出遅れたバーバラ、つまらなそうにしていましたので、仕方なしに車の近くでお相手してあげました。
　　　　　
◇牧草の丈は３０センチほどに伸びたでしょうか。もう少し密度が出てくれば、足腰の障害でリハビリを行う犬達にとっての最適
なフィールドとなります。ハイドロトレーニングの代替えとしても、同じ様な効果の得られる草地は犬達に有効に使ってみたいもの
です。
　　　　　
◇先行部隊の犬達は、何処に行ったのか？気配すら感じられません。啼くタイプの犬種ではないので尚更です。
　　　　　
◇ヒート明けのバーバラは、有り余るエネルギーを持て余し気味にしていました。
ここ数日で、重そうに見えた体つきも少しはシャープになって来たでしょうか？まだまだ、動き方は緩慢なように見えますが。
　　　　　
◇泥んこになって帰ってくる犬達の汚れや水分を除く処理は大変です。
順序良く、何枚ものバスタオルを手際良く使って拭きあげ、順次バリケンに収納して行きます。
バリケンの底には金属製の網スノコが二枚～三枚と敷かれています。
水分は下のシーツに吸収され、乾いて落ちた泥汚れと共に再び身体に付くことはありません。
　　　　　
◇五頭の犬達を綺麗に拭きあげてバリケンに収納し、乳酸菌などのたっぷり入った特製ミルクを飲ませます。
やっと落ち着いた犬達、丸くなって座り、寛ぐ姿勢を見せれば此方の仕事はとりあえずお終いです。
食器を片付け、ゲル状のアルコールで手を洗ってホッとして気が付くと、眼鏡の片隅と頬に、乾いた泥がこびり付いていました。
さあ、今日の遊びはこれに手お終いです。気分も最高、鼻歌でも歌いましょうか。雨に歌えばパート２

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☆☆☆ あめあめあめ雨の～水曜日・・・

　　
未明から降り始めた雨は小止みなく終日降り続きました。
早朝のクラウス（１３歳♂）だけは昨夜から極めて不満な顔付でした。
外耳などに幾つかの腫れものの出来ていて、今日それを取り除く手術を受けます。
加齢に伴い幾つも出来る腫瘍ですが、その多くは悪性に転じる腫れものだそうです。
なので朝食は抜き、みんなワシワシ音を立てて美味そうに食べているのに一頭だけ蚊帳の外に置かれて、超不満顔なのでした。
そのほか停滞の犬達は心地良い犬舎で昼寝を貪り、夕食分の給餌を忘れても多分そのまま平気で寝ていたことでしょう。
雨の日の犬達はそれくらい良く寝ます。外に出て獲物を探そうにも、獲物達もこんな日はうろうろすることもなく、探せないことが
体に染みついて判っているからなのでしょうか、とにかく良く寝ます、、、、、、。

　　　　　
◇そんな雨降りの日は犬達に合わせてポンコツも寝てしまえば良いのですが、年度末とあってのんびり寝ている訳にもいきま
せん。一日中机に座って、ＰＣとノート類との格闘を演じていました。
午後になって硬くなった身体をほぐす意味もあり、昼寝に飽きて所在無さげな犬を無作為に選んで、雨の公園に遊びに出掛け
ました。
　　　　　
◇雨の公園は、我々のように余程変な奴しか来ませんから閑散としていて好きなんですね。
犬達もそれ（雨⇒公園）が判っていて、雨が降る日になると秘かに期待し、寝付きの悪くなる奴が出てきて面白いものです。
　　　　　
◇あっちこっちの公共施設同様、この公園に犬を連れてくる人達のマナーもさっぱり向上いたしません。
犬達を出す前に、ざっと周囲の点検（糞拾い）を行うのですが、広い場所なのでとても厄介です。
車道から近くのところにすぐに二三個の糞がありました。明らかに排泄の為だけに犬を連れて来て、用を済ませてそのまま立ち
去った輩の物でしょう。中大型犬の出したものらしき固形物が、雨にぬれて置物のように輝いていました、、、、。
冷たくなった、誰のものとも知れない糞を薄いビニール袋で拾うのは、いつになっても嫌なものですよね～。
　　　　　
◇ジャック・デューク・ファルコン・ケントそれに紅一点バービーちゃんが雨遊びにつれだされて幸せな？面々でした。
既に午後の給餌を済ませてあったのにもかかわらず、水溜りに直行しゴクゴクと飲みまくるジャック。好きですね～、水溜り。
　　　　　
◇９０分ほどのピチピチチャプチャプランランラン遊び。
犬達は、すっかり濡れてビチャビチャドロドロ状態でした。
一頭づつ被毛を確認すると、その良し悪しがハッキリと判ります。良く無い被毛はアンダーコートまで濡れて、まるでウサギの毛
のようになってしまいますが、、そんな奴は一頭もなく、身体を震わせて余分な水滴を落としただけでバリケンに収納しＯＫでした。
　　　　　
◇公園には様々な犬や動物が連れて来られます。
中には感染症などを病んでいる犬や動物も連れて来られている事でしょう。
それらの病んだ動物たちの排泄物は、感染症の新たな感染源となり易く、特に雨の日は広い範囲に広がり易いものです。
そんな訳で、出来れば雨の日に好んで犬を公園に連れだすことは止めた方が無難なんですね。
溜まり水を飲むなんてことは、モッテノホカのことなんですぞ、ジャック君！
雨の公園から帰ったら、いつも以上に犬達の様子を観察して下さい。
濡れた被毛の状態と、排泄物の色や形、早くもその晩に下痢をするようならば早目に抗菌剤などを与えなければなりません。
ぐずぐずせずに、開いている動物病院へ駆け込んで（相談して）下さい。
なので、どうしても雨降りの遊びをしたい場合は、遅くとも午後三時頃には家に帰りついていたいものですね。
　　　　　
◇思い返してみると、ラブラドールのブリーダーとしてスタートしてから、早くも１４年が過ぎました。
今までのブリーディングデータを覗いてみると、様々なことが思い出されます。
苦労したことや、悔んだことなど、、、、良き思い出として、貴重な経験として、今に生きているんでしょうね～。
　　　　　
◇私達の最初のブリーディングは１９９７年になります。
５０％アメリカ２５％イギリスの犬♀（イエロー）と、１００％イギリスの犬♂（イエロー）とのペアリングでした。
　　　　　
◆それから今までに「３８回」のブリーディングを行ってきました。（７回が失敗⇒不妊）
◆最初の子供たちは既に１３歳になっています、その殆どが今も健在です。（データ化されています）
◆出産頭数（延べ）は２３８頭（死産はカウントしていません）、一胎あたりの出産頭数（平均）は６,３頭となります。
◆死亡した子たちは今までに１１頭。（平均死亡年齢７歳・行方不明が３頭）
※死亡してしまった犬達の内訳：癌→５頭・誤嚥→１頭・車事故→１頭・レプトスピラ→１頭・肝硬変→１頭・原因不明２頭
○行方不明の三頭はどうなっていることやら、心配なのですが、元気で生きていてくれる事を毎日願っています。
◆遺伝性疾患の発生（２０１０年２月現在）：進行性網膜萎縮（PRA）２頭→全盲・股関節形成不全（この障害は認定が難しく、
専門医以外にそう診断されたものも含みます～飼主さんの申告によって）→１２頭・肘関節形成不全→２頭（専門医）
大雑把なデータですが、読者の参考になれば幸いです。
☆遺伝性疾患の発生は複雑なメカニズムが存在し、撲滅を目指して努力を重ねていますが現在までに上記のような不幸な犬を
発生させてしまっています。幸いどの犬も獣医師の適切な処置と飼主さんのご努力によって、日常の生活にそれ程の支障もなく
元気に生活している事実を見て、幾分心をやすめてます。
☆癌による死亡の多さが世の中では指摘されていますが、数字上からはそれ程多くは無いものの、現時点での死亡原因のトッ
プであることがわかります。そのほかに２頭が「悪性腫瘍」と診断され、一頭については即日断肢」しなければ、半月と持たないと
獣医師から宣告された現在１３歳の犬がいます。病院を替えて抗ガン剤治療に専念し、現在は何事もなかった様に元気に生活
しています。もう一頭も短期間ではありますが、初期の抗がん剤治療を行って回復し、元気に暮らしています。
今更ながら、科学的根拠（数字の示されない）の無い犬達に関しての疑わしい情報には呆れてしまいます。
ところで、がん専門医・中川恵一先生によると日本人の二人に一人は癌になるそうです。そして三人に一人の日本人が癌で亡
くなるそうです。
犬も人間並みのがん発生率などと言った確かな？データに比べて、わが家の犬達は現時点での癌の発生率が約３％、低いと
思いますが、多分他のブリーダーのところでもそんな値だと思いますが如何でしょうか、、、。
☆頑健な犬を作るために（多くの犬が病気の無い頑健な犬に育って欲しい）私達が採っている幾つかの簡単な手法があります。
『ブリーディングに貢献する犬は、DNA鑑定を行って出来る限りの遺伝情報を把握する』
★目に関しては、簡単な方法で採取した試供体によって、prcdPRAの鑑定が国内外の機関によって確実に行えます。
どんなファクターが存在したとしても、必ず「クリアー」と評価された者（個体）同士の繁殖に努め、キャリアーの個体は使わない。
これによって、ペットとして一般の愛犬家の手元にわたる犬（個体）の全てが、将来PRAの発生率の極めて少ない個体となる。
★被毛に関しては、チョコレートのキャリアーの組み合わせを制限する。
チョコレートのキャリア同士の交配は行うべきではありません。それを行うことによって、必ず脆弱な色素の個体が発生します。
色素と健康度（免疫力も含め）は強い関連性があります。色素の弱い個体の皮膚病やアレルギーの発生率は、良い色素の個
体に比べて非常に高い現実を感じています。
★いずれDNA鑑定でも明らかになるであろう、骨格の遺伝形質。（股関節・肩関節=肘関節）
現時点で考えられる最良の手法を考えてみますと、ブリーディングに貢献してくれる雌雄の関節の特徴を完璧に近く把握すると
言うことになるでしょうか。長じて良い関節の評価を受ける個体であっても、幼齢期には非常に緩い関節の特徴を示す個体が
存在しますので（penHIPなどによって調査可能）、ブリーディングにおいては、組み合わせの時点で見極めることが重要です。
作出目標を、体形にばかり偏らせると失敗を重ねることにもなりかねません。ブリーディング先進国の幾つかを見ていても、そ
れは明らかです。ブリーダーとしてのスタートが遅い方は、特にそれらの点に注意することが喜びを得る最短距離と言っても過
言では無いでしょう。
≪付録≫
これから子犬を選ぼうとしている方々は、出来る限り「賢明な方法」で子犬の入手先を選んで下さい。
ペットショップであれ、犬種のブリーダーであれ、犬の生涯にわたって経験に基づく適切なアドバイスを得られる入手先が選べ
れば、あなたのドッグライフは成功したのも同様です。
これから生まれた子犬を譲渡しようとしているブリーダー諸氏は、出来る限り「賢明な方法」で子犬の譲渡先を決めて下さい。
人間的にも温かく、常識的で経済的に恵まれている家族、特にあなたのブリーディングした犬種をこよなく愛している家族が
理想的な家族かもしれません。
同じ犬種を既に飼った経験があり、その犬を病気で亡くしたり、遺伝性疾患などで亡くした経験のある子犬希望者には十分な
注意を払って下さい。
飼育に関しての説明などの時、「でも」とか「以前はこうした」、「仰ることは判るが、自分はこうしたい」等と言う希望者にも注意
を払って損は無いでしょう。
いずれにしても、折角ブリーディングしたあなたの名作が台無しになる事の無いように、妥協だけは避けて良いかも知れません。
何はともあれ、どちらのスタンスに立っても、難しい世の中である事に間違いは無いでしょう、、、、、から。

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☆☆☆ 連休も終わって静かに～火曜日・・・

　　
所用があって、今日は遠出となる日。
途中犬を放せるような原野が有ったことを思い出し、牡たちを連れて行きました。
低気圧が近づいているせいか、膝がムズムズうずいて気持ちが悪いです。
カッパが必要かも知れません。
痩せ我慢しないで、冬用ジーンズの下にタイツを履いて出掛けることにしました。

　　　　　
◇犬達を広い原野に放ってみると、身体（肉体）や性格の特徴が良く現れます。
犬の選別は、近くでばかり見ていたのでは思い込みや見誤りが多く、失敗することが多々あります。
私は好んで犬を原野などに放しますが、なかなか気に入った良い犬が作れていないことを思い知らされ、いつも残念に思っています。
　　　　　
◇幼齢（７～１２ヶ月）の見込みのありそうな犬は、ある程度関節に締りが出てから野っぱらに連れ出すことにしています。
　　　　　
◇遠っぱしりする事もなく、おとなしく一定の距離を保って付いてきますから、時々放つ場所を（車で）移動しながら２０分程度の
インターバルで遊んであげます。インターバル３回でおおむね一時間、犬は幼いので十分に満足するでしょう。
　　　　　
◇ウォーキングを中心に、時々「呼び戻し」をかけてやり、戻ったら良く褒めてアイコンタクトをとってからレバーなどの食べ物を
与えます。戻らない場合は、すぐに無視して（何回も呼んだりしない）出来るだけ遠ざかるように移動します。そして戻ってきたら、
すかさずアイコンタクトをとりながら褒めて食べ物を与えます。叱ったり難しいことを言ったとしても犬には一切理解できませんか
らね。ダミーなどを投げてリトリーブさせることは、この段階では未だ行いません。
　　　　　
◇若い犬（１２ヶ月以上）は出来る限り距離をとって遊ばせる様に心掛けます。
自分との距離を３０メートル以上とって、その距離を半径として円を動かす様な遊びが出来ると面白いですね。
「呼び戻し」は何回か必ずかけて、素早く戻ってくることを要求するようにします。
此方を無視して独り遊びを始めようとする瞬間が「呼び戻し」をかける良いタイミングです。
遅れては、その効果は半減以下となるでしょう。
　　　　　
◇河原などでは、水際から１００メートル以上の幅を持つ草原などが点在していると面白く、距離は長ければ長いほど気持ち良
く遊べます。人や水鳥などがいないことが要求されますが、あまり難しく考えないようにしましょう。
　　　　　
◇ダミーを藪に投げ込んでリトリーブさせる遊びは、基本中の基本の遊びですね。
投げる前の停座状態での待て（待機）を行っても良く、リトリーブしてきたら停座を命じてダミーを回収しても良く、自己流でも構
いませんから、遊びを面白くする工夫をしてみた方が犬も人も楽しめます。
　　　　　
◇藪に突っ込ませる事や、水面に突進させることなどが自由自在に出来るようになると犬との一体感も出て、野外行動のスキル
も上がります。
　　　　　
◇野外行動（フィールドワーク）を長く経験した犬たちは、散策の連れとしては最高のパートナーとなってくれます。
　　　　　
◇阿吽の呼吸とも言える信頼感が芽生え、身体の動きや目での意思の疎通が可能となる時が、ラブラドールと暮らして来て良
かったな～と思える時でしょうか。だいたい四五年でそうなれば、上出来と言えますね～。
　　　　　
◇余談ですが、犬達を運ぶ車の事です。このところ天気が悪くて湿気がこもって往生していました。
手頃な「除湿機」を買って来て使ってみたところ、これがうまくはまって良い結果をもたらしてくれています。
雨の中や川遊びをした後の、なかなか乾かない犬は、乾燥機をかけた車の中に収納して半日ほど置くと丁度良い状態に乾い
てくれます。たかが除湿機、されど除湿機、意外に侮れない働きに、このところ大満足の日々を送っています。
　　　　　
◇それにしても、なかなか想うような犬に育ってくれず、ブルーになりがちな連休明けの火曜日でした。

◆春以降のフード（給餌量）に関しての問い合わせが増えています。
計量カップ何杯と言ったアバウトな伝え方ではなく、何を何グラムと言う具合に「計量して与える」ことをお勧めしているのですが、
意外に実行している方が少ないようです。
量を間違えていて、肥ってしまった愛犬や、反対に痩せてしまった愛犬に悩んでいる方、もう一度基本に帰って、「給餌量は計量
して決める」と言うことを実行してみて下さい。春からの季節の変わり目のフードの量は、１０～１５％ほど少な目にしてみても良い
でしょう。痩せてしまうようなら、元に戻すだけという考えで大正解です。

 

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☆☆☆ ありがたい振り替え休日～月曜日・・・

　
朝から先ず先ずのお天気に気分も良い。
運動場では、好きな「杏子」の花が満開です、そして「スモモ」の花が咲き始めました。
近所では数日前からあちこちの木で花が咲き、わが家の開花を今か今かと待っていましたので嬉しいですね。
先に咲いた近隣の花々を楽しみ、後になってゆっくりと遅咲きのわが家の花を楽しむ、、、、二重の楽しみです。

　　　　　
◇振り替え休日とあって、友人のＭさんの応援を得られて施設の補修などに精を出した一日でした。
　　　　　
◇ランの中の除草作業は、一生懸命やっても４～５日は掛かるでしょうか？全体面積の半分ほどが綺麗になりました。
　　　　　
◇昼食後のひと時、若いバーバラはノアを遊びに誘っていましたが、余りのしつっこさにノアの一喝を受け、へこんでいました。
　　　　　
◇以後、ノアに対してのバーバラの行動は慎重なものとなって、まんざらＢ鹿でも無かったことが判りました。（半信半疑）
　　　　　
◇「ノアの一喝」は、傍若無人のバーバラに対して、気配もなくいきなりバフッと発せられます。
声を出さずに、身体全体と顔の表情を一瞬だけ変えて怒気を発するノア。盲導犬として身につけた、護身法なのかもしれませんね。
私達が寛いでいるあいだは、足もとで静かにしているノア。今日も１日、穏やかな顔つきのままでした。
　　　　　
◇気温も上昇し、水温む季節到来。
あっちこっちのＷａｎ達から、楽しい便りが送られてきます。今年も、好い季節になりましたね～。
海や山や湖や、Ｗａｎと共に自然に親しむ絶好の機会到来です。思わぬアクシデントに十分に気をつけて、愛犬と一緒の野外
行動を堪能して下さいね。楽しい写真が撮れたらどんどん送って下さいね、待ってます！
　　　　　

◇花粉症対策に朗報！と言っても（車を運転することの多い）我が身に限っての事ですが。
「アレグラ錠６０ミリグラム」を、朝晩１錠づつ飲む様になってから、花粉症特有の鬱陶しさから解放されました。
これには（毎日車を運転している身としては、睡魔に悩むこと無く）とても助かっています。
◇ヒビテン液を購入した方からの「使い方（稀釈の程度）」に関しての問い合わせがボチボチとあります。
５％液を購入した場合、通常の使用には２０～２５倍に希釈（市販の精製水を使う）したものを使うと良いと思います。
アルコールと異なり、刺激性が無いので傷の消毒はもとより、口腔ケア（歯肉炎などの治療）にも適しています。
適度に切ったカット綿を液に浸したものを、小さなタッパーなどに入れて冷蔵庫に保管しておけば、外耳のケアなどにも使えて、
特にこれからの季節は重宝すると思います。勿論愛犬とのお出かけにも携行して（ナフキン替わりにもなって）損は無いですよぉ～～。

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
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