ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ おちゅうにち~日曜日・・・

2010年03月21日 | トリプルスターの日常

 
春分の日、お中日でした。
「黄砂」~明け方3時過ぎから物凄い風が吹いて大荒れの天気になりました。
風が吹いて~雨が降って~また風が吹いて~雲は去りましたが、目の前の世界は黄色く淀んだ
鬱陶しい空気に包まれています。
例年にない悪天候続きで、遅れていた施設の整備が気になります。
青空を望んでばかりはいられません、雨も上がって作業日和としましょうか。
心配してくれているMさんも来てくれて、墓参りを先延ばしにして除草作業に精を出しました。


     
◇午後からの作業に備えて、回復に励むリハビリ中の犬達の相手は全て午前中に済ませてしまいました。
急速に回復しているWanもいれば、中には足踏み状態になっているWanもいます。
リハビリに焦りは禁物です。のんびり構えている此方の気持ちをよそにWanの方で焦っている様に見える事もあります。
特に手術をした後のWanなどは、今までとは異なる自分の身体に違和感を感じてか、苛々することもあり、普段の落ち着きを
とりもどすのにも時間がかるようです。痛みさえなければ犬なりに自由に遊ばせておくことが良い様に思えますが、少しでも痛み
を感じているような時は、アイシングやマッサージの必要性を感じます。(時には獣医師処方の消炎鎮痛剤を与えることも)
そしてその後は、静かな環境での十分な安静が求められます。
     
◇ある飼主さんから連絡がありました。
一歳を過ぎて若い犬として迎えられたWanがストレスの為に脱毛を起こしてしまい、しばらく悩んでいた飼主さんからの回復に
関してのご報告でした。良かったと思います。ラブラドールと言う犬種に限って言えば、特に精神的ストレスを過剰に感じてしまう
個体もあれば、虐待に近い待遇の中でも一向にめげない性格の個体もいます。どちらも同じような比率で存在している様に思う
のですが、表面に表れるのは前者の方が圧倒的に多いようです。素直なラブラドールの性格から、可愛がられてはいても陰で
何やかやと要らぬ心配をされるのは思いの外辛く感じる様です。憎まれて虐待を受けていても、餌を与えられたり時にごくたまに
でも頭を撫でられたりしていると、体力の続く限りは我慢をして外見的には普通の犬の様な状態で生きて行ってしまいます。
犬が尾を振るのは嬉しい時ばかりではないと言うことが判っていますが、健康そうに見えて、元気そうに暮らして見えるWanが、
じつはひどい暮らしぶりで、精神的な崖っぷちに置かれていると言ったような事もよくあることです。(飼育者には判っていません)
ある種の実験用に飼われている施設の犬や、輸血用の血液確保の為に飼育されている犬などが、それ程良くない環境なのにも
かかわらず、人を慕って元気に生きている姿を見るにつけ、健気な事(精神的に強いな~)だなと感じます。
犬を飼うコツは、直球勝負で飼う事でしょうか。変化球への対応を身につけていない犬達へは、出来るだけ魂のこもった強い直
球を投げてあげることです。そうすると、期待通りの強いボール(犬の反応)が返ってきます。強いボールを受けられる技量が無
くては、勿論のこと「何おか言わんや」なのでありますが、、、、、、、。
     
◇我儘放題で飼われているわが家の犬達。
特に牝犬達の傍若無人ぶりには、ここに来た人たちすべてが「呆れて」物も言えなくなるといいます。
ブリーダーの犬舎ですから、ある程度は躾けが為されていると思うのが当たり前と言ったところでしょうが、「あにはからんや」
全くそうではないところがお笑いです。
     
◇今日の犠牲者であるMさん。娘のように可愛がっているダックスフントが今にでも食べられてしまうのではないかと心配して、
鎌を持つ手も留まりがちで、恐らく胃も痛くなった事でしょう。
     
◇バーバラ。いちおうわが家ではショーイングドッグの肩書きです。
     
◇とはいっても、ショーマナーの全く出来ていない、「問題行動を多く抱えるペット」でもあるのです。
     
◇本来バーバラの飼育責任者はK子さんなのですが、実際はポンコツが無料で飼育を請け負っています。
有料でお預かりのWan達優先の世界ですから、無料で預かっているWan達のトレーニングは暇なとき任せ、それも難しい内容
の事ははなから行う考えはありません。なので二回もショーに出た経験があるのにも拘らず、酷いお転婆なバーバラ嬢なのです。
まさに、「紺屋の白袴」を地で行っているわけなのですね~。
     
◇杉並のバロン号。
早々と去勢を済ませ、今は「訓練競技会」に出たりして、頑張っているようです。嬉しいことですね~。
     
◇少しづつでもいいのですから、経験を積んで立派な競技犬育成に精を出してもらいたいものです。
ドッグショーを楽しむ場合でも、競技会やアジリティーなどを楽しむ場合でも、言えることは唯一つ。
「始めたら最後の時まで、何があってもぶれずに続けること」、簡単そうで、意外と難しく感じている人は多いものです。
生き生きと犬を飼ってあげれば、犬も飼主も、飼主以外の人々もみんな幸せになるのではないでしょうか。
みんなで、「幸せな犬」づくりに、精を出してもいいですね。
※明日はペンキ塗りの予定です。
減量中の作業としては、ま、ほどほどのことと言っても良いでしょう。


 


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
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