ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 小雪が舞った~月曜日・・・

2010年03月29日 | トリプルスターの日常

 
朝から小雪が舞ってエライ寒さの朝でした。
寒さに弱いポンコツ爺は、ヨロヨロと、犬達の世話にいつもの倍の時間がかかってしまいました。
オーバーワークで痛みの出たT君に鎮痛剤を与える事や、外耳に出来た腫れものをとったクー爺に抗生物質を与える事を
忘れるわけにはいきません。しかし、そんな事にばかり頭が働いて、誰とは言えませんが、あるWanにご飯をあげるのを忘
れてしまいました。つまり、飛ばしちゃったんですね~、見事に。食後のヨーグルトだけをおとなしく食べて、何事も無かった様
に泰然自若と振る舞う○○。天然って好いですよね~、K子さんにばれずに助かりました。それにしてもボケたもんです


      紅白のボケ  寒さボケで咲けません。
◇この前家族と一緒に見学に来て、いつ生まれるともしれない子犬を予約して行かれた男性のお言葉。
「ブログ、毎日欠かさず見ています」「良く飽きもせず、毎日いろんな事が書けますね~」「え、あれで半分も言いたい事云ってな
いんですかぁ~」「文章は余り気にしてないんですよぉ~、写真がいいですよね~、写真が面白いんで見ていますぅ」・・・・・・・・・・
      天然三羽ガラス・壱
◇どうせそうでしょうよ、ま、だいたいが(こんなブログを読む変人なんて)そんなところなんじゃないかと、、、、、薄々は判って
いましたが。面と向かって、そこまで言うかって云うもんですよ、、。
     
◇年をとると、誰かの、何気ない一言一言が(小さな)胸に刺さります。
「犬もおだてりゃ木に昇る」とまでは云いませんが、年とったブリーダーには、どうぞ「お世辞」と言う愛の手を、、、、ですよ。
      天然三羽ガラス・弐
◇給餌に関して、飼主さん達にメールを出す作業に、午前中いっぱいかかってしまいました。
季節の変わり目と言っても、寒くて、なかなか給餌内容の変更の「お知らせ」が出せなくていました。
思えばまもなく四月です、慌てて「わが家はこんな風にしています~」なんてメールを出したのですが、色々と不備が見つかって、
近日中に出し直さなくてはいけなくなっちゃいました。ボケ!
     
◇有る方(トリプルスターの飼主さんではないラブの飼主さん)から、「獣医さんの誤診」に関してのご相談でした。
「誤診」なんて良くあることなんですが、今回の場合は少し気の毒で、、、、「リハビリの仕方」をお教えしたのですが、100%上手
く行くとは云えませんから、、、、心配事がまた増えてしまいました、、、、。
      天然三羽ガラス・参
◇ラブラドールのブリーダーとして6~7年が経った頃、いよいよイギリスを訪ねると言う段になって、図書館で読んだ本の中に
この「イギリス獣医師の動物日記」がありました。
片っ端からリクエストして、一銭も使わず、沢山の本を読んで参考にしましたが、中でもこの本には助けられました。
その頃には、バスターと云う名前を(頂いて)つけた牡犬をショーに出して、チャンピオンにしたくらいですから、、、気に入ってい
たんでしょうねぇ~、バスター先生を。
     
◇ジャッキーとの出会い
六月が終わろうとしていた。
夜になって、緊急の往診をしてほしいという電話が来た。あるゴールデンレトリバーのブリーダーの犬舎で、何頭もの犬が重傷
だと言うのだ。
行ってみると、身体中腫れ物だらけの犬達がけいれんを起こしていた。ブリーダーは、威勢のいい現実的な女性だった。彼女は
犬達をすぐに治してほしい、重症の子は安楽死にしてしまってかまわないと言った。どうせ助からないのに、余計なお金をかける
のは意味がないというわけだ。
私は犬たちを順に手当てしていき、予後の管理と食べ物の指示を出していった。そうこうするうち、中でももっとも症状の重い犬の
番になった。すると彼女が言った。
「その犬は、もういいわ」
私は彼女の言葉が耳に入らないふりをして、その牝犬を診た。
「かなり悪いです。だけど、チャンスがないわけではありませんよ」
私がそう言うと、ブリーダーの女性は吐き出すように言った。
「いいから、眠らせちゃってちょうだい!」
「でも、助かるかもしれないのに」
「もたもたしないで、時間の無駄よ、その子はもうご用済みなの!」
わたしはカッとなった。
「ハッキリ言いましょう、わたしはこの子より、あなたを眠らせてやりたいですよ!」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その本には、こんな一節があって、イギリスのブリーダーを(前もって)知るのに、おおいに役立てたような気がしています。
そして確かに、(英国に渡って)初っ端から、大いに役に立ったものであったと、その頃の事を思いだします、、。
ラブラドールの犬舎に於いても、つい最近まで活躍していた有名な犬が、ある日突然消えてしまうことがあります。今でも。
イギリスの獣医さんを何人か知っていますが、、、その考え方は、よりいっそう動物よりであることは事実であり、何より飼育の仕方
においても専門家としての見識が深く、勉強させられます。
安楽死を必要と考える立場のポンコツは、よく日本の獣医さん達と対立することがあります。
わたしが心を込めて、犬として愛育したパートナには、どんなに老衰したとしても、点滴の針を刺すことはしないでしょう。
ブリーダーは命を生み出す事も、敢えて、いたしますが、燃え尽きようとしている命を閉じる作業も粛々と行えなくてはなりません。
それが辛い(人でなし)と思うならば、また言われるのが嫌ならば、ブリーダーとしての道を歩むべきではないとも思っています。
さて次回は、ブリーダーとは切っても切れないドッグショーに関して述べている興味深い一節をご紹介したいと思います。


※まもなく本格的な春がやってきます。
新しい家族の一員として、また人生の良きパートナーとして、「将来ラブラドールを飼おうとしている方」は多いと思います。
そんな人達、家族達を対象に、第一回『ラブラドールに関しての何でも説明会』を開催いたします。
☆日時は4月11日(12:30~15:30)を予定しています。
☆内容は、『ラブラドールと言う犬種について』『ラブラドールを飼うにあたって気をつけることは』などの、初めてラブラドールと言
う犬種を飼おうとしている方々向けの参考になるお話が主体です。
○どんな所(ペットショップ・ブリーダー・他)から飼おうとしている方でも、一切の参加制限はありません。
○ブリーダーの立場から、「失敗しない子犬選び」や飼育に関してのとっておきの「ノウハウ」など、易しくお話ししたいと思っています。
 どうぞ、気に入ったWanちゃん選びのご参考にして頂けたら幸いです。
☆他に、「里親さん」を探しているラブラドール達の紹介や、実際にラブラドールを飼育している方々の生の『楽しい飼育談義』なども
予定しています。
☆入場無料・どなたでも参加は自由です。
☆参加希望者は、メールまたはお葉書に、以下の項目を明記の上お気軽にお申し込み下さい。
◇参加者氏名(家族の場合代表者)
◇ご住所・連絡先
◇飼育予定・飼育経験
◇特に聞きたい事等(具体的に)
 宛先:メールの場合はlab@triplestar.jp       葉書の場合は⇒埼玉県北本市本町2-81 白石 哲 宛に。
 締め切りは前日の午前中までと致します。
※会場は「フレンドシップハイツ」内のミーティングルームを予定していますが、参加者宛におって連絡をさしあげます。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。 内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
(メールなどでは十分に伝わらないことがありますので)ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


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コメント (2)
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