ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ ひな祭り~水曜日・・・

2010年03月03日 | トリプルスターの日常

   ときどき
さて、今日は「ひな祭り」。
「パブロフの犬」ではないですが、毎年今日になると幼い頃の情景がうかんで来て、無性に「ちらし寿司」が食べたくなります。
誕生日⇒おはぎ、お葬式⇒焼き饅頭、結婚式⇒鯛の焼き物、端午の節句⇒鍾馗様、ひな祭り⇒散らし寿司、、、、、、、、、、
ポンコツには、見事に「古典的条件付け」が為されていて、今になって育ての親の偉大さを感じずにはいられません。
親と言えば⇒樟脳の香りがすぐに思い浮かぶのは、、、、さて、何が刷り込まれているからなのか??????


      
◇午前中手早く作業をしませて動物病院へ、午後になって「リボンちゃん」がショートステイにやって来て、明日は雨だというもの
ですから、あれやこれやと片付け仕事に追われてしまい、ついに「ちらし寿司」にはありつけませんでした。
ひな祭りにふさわしい出来事と言えば、バーバラに最初のシーズンが来たこと位でしょうか、、、。
      
午後遅くなって、運動場の周りに生える「菜花」の芽を摘みながら、オニキスとタイニーの幼い姉妹を遊ばせました。
      
◇チョコレートとブラックの二頭とも、「ひな祭り」にふさわしい印象とは程遠く、女の子なのにもかかわらず損な役回りの様です。
やはり、お雛様には「イエローのWan」が良く似合うような気がするのはポンコツだけでしょうか?
差別待遇では、と言われてしまいそうですね。
      
◇ここ数週間、二頭の姉妹は少し運動不足の状態です。
お天気が愚図ついていたせいもあるですが、大きな子たちのお世話に注意がむけられ、二頭を運動場に行くのは後まわしに
なったきらいがあります。
      
◇遅れを取り戻すように、今日はたっぷりと遊んであげましたが、満足してくれたでしょうか。
      
◇生後六カ月目に入って、「躾」と「身体造り」をしなければならない大事な時期を迎えた二頭の姉妹。
おっとりと、のんびりしたWanに育って欲しいのですが、教育現場が忙しくては、はてさてどうなることやら、、、、。
      
◇この頃の子犬を街(色々なところ)に連れ出すのは、様々な経験を積ませるためには大切な事です。
しかし、とかく幼いWanには(市街地は)刺激が強過ぎて、精神的に疲れてしまったり、場合によっては心を病んでしまったり、
気を付けていないと意外と簡単にそんなことが起こってしまうものです。
      
◇我が田舎犬舎の忙しい教育現場では、子犬達に街の様子を学ばせる前に周囲の野原で、自然と付き合うことを重点的に
教え込むようにしています。
昼でさえうす暗い山に入るのには、幼い犬達にとって「少しの勇気」が必要となります。
「少しの勇気」の積み重ねを根気よく何回でも繰りかえさせてあげることによって、少しの事には驚かない確かな「犬」に育って
呉れるように思えて仕方ありません。
      
◇今年になって、何頭かの「障害犬」が社会復帰をいたします。
「股関節形成不全」と言う理由で、まったく歩けなかった犬がいま野山を楽しそうに走り回っています。
誤診により、長期間にわたって片足(後肢)だけで不自由な行動を強いられていた犬(膝関節重疾患)も、正しいリハビリが功を
奏したものか、いまは健常な犬達について同じように走ったりしています。
そんな犬達には、野山に於いて目的地までの到達時間や、進路を選ぶ能力が健常な犬より優れているものもいます。
肝心な時になって、豊富な経験(自然の野山での)が働くのでしょうね。
何はともあれ、元気な犬になった愛犬を見て、預けて行かれた飼主さん達の喜ぶ姿が目に浮かびます。
※股関節形成不全・肩関節疾患・膝関節疾患などでお悩みの犬(当面はラブラドールに限ります)の飼主さん対象に、ご相談
(飼育・治療)をお受けいたします。「秘密厳守」を基本と致しますから、どうぞ気兼ね無くご相談下さい。
若年の患犬ほど早く良い回復が見込めますが、老犬であっても痛みや不具合の大幅な緩和は十分に見込める場合が殆どで
す。年齢に関係なく、ご都合の良い時にお早めにご相談下さい。
※程度によって、専門医を紹介する事や、専門のトレーナー(理学療法士など)を紹介し、一緒にご相談をお受けすることもあり
ます。(ご希望によって、ご紹介だけと言うことも可能です。)


◆前回に続いて、英国獣医師会(BVA)での検査(股関節・肘関節)を受けようしている方の参考までに
英国獣医師会/ケンネルクラブ:股関節形成不全スキーム手順書の訳文を載せます。(最終回)

4.申込みと採点
当スキームへの申込みと採点手順は以下のとおりです。
(a) 下記を証明するために、獣医がレントゲン写真と、中ほどの欄(獣医証明書提出)に署名をしたHD証明書をBVAに送付する。
(i) レントゲン写真提出に必要な詳細情報
(ii) 検証された後のマイクロチップまたはタトゥー番号(該当時のみ)
注意:獣医はその犬の犬種、色、性別が、「ケンネルクラブ登録証明にあったてのオーナーの申請」の内容と同じであることを確認す
ること。また、獣医は、その犬のオーナーが、ケンネルクラブ登録証明の内容(ケンネルクラブに登録した名前、番号、犬種、性別、生
年月日など)を正確にもれなくHD証明書に書き写してあるかも確認すること。
(b) 現在有効の料金(別記1参照)を申し込み時に支払うこと。小切手の受取先名はBVAとする。BVAの料金はケンネルクラブにおい
てかかる費用(ケンネルクラブに転送される)と、検査官への手数料を含んでいるが、レントゲン写真の費用は含まれていない。
(c) BVAに指名された検査官はレントゲン写真の評価をするため、頻繁に会合する。各レントゲン写真のスコアは、二人の検査官が同
意の上、決定される。
(d) 各股関節のスコアは定められた基準によって九つの特徴に分けられ、評価される。最終のスコアは、両方の股関節の、九つのX線
像の特徴から得られたスコアの合計より求められる。各ヒップの最低のスコアは0、最高は53とし、したがって合計は0から106の範囲となる。スコアが低いほど股関節形成不全の傾向が低い。
(e) スコアは証明書の下方にあるスコア証明の欄に記入され、二人の検査官によって署名されする。
(f) スコアの採点が終わったレントゲン写真には「BVA」という印が、一回だけ型押しされる。同じ犬のレントゲン写真で提出されたが使
われなかったものにはBVAの印が二回型押しされる。
注意:HD証明書に矛盾、記入抜け、不正確な識別などがあるように見受けられた場合は、申込み書はその旨の説明と共に、獣医に返
送されます。
4.1 使用不可とされたレントゲン写真
検査官によって採点に使用できないと判断されたレントゲン写真は「BVA」の印が二回型押しされた後その理由の説明と共に提出先の
獣医に返却されます。この場合、料金は返却されず、完成した証明書は発行されません。同じ犬のレントゲン写真が続けて提出された
場合、新規の証明書と料金(別記1参照)を再提出しなければなりません。
5. 犬種別平均スコア(Breed Mean Scores)
犬種別平均スコアはその犬種の全てのスコアの記録から計算され(高い値、低い値両方)、検査された犬のスコアを同犬種の全体的な
状態と比較することができます。レントゲン写真と証明書が申込をした獣医の元へ返却されてくる時、最新の犬種別平均スコアの記載さ
れた書類が同封されますので、獣医はこれを元に、彼らのクライアントにその犬が繁殖に適しているかのアドバイスをすることになります。
6.結果
スコアの結果は通常は申込みをした獣医の元へBVA発行の代金の領収書と共に3週間以内に送付されます。処理の流れは以下のとお
りです。
(a) レントゲン写真、完成した証明書の原本(緑色、オーナーに渡す)、証明書のコピー(獣医にて保管)が手順書と犬種別平均スコア書
と一緒に獣医に返却される。
(b) 当スキームによって採点されたケンネルクラブに登録してある犬の名前とHDスコア結果が公表する為、また関係書類に記録を残す
為、ケンネルクラブに送付される。
(c) BVAが依頼する統計調査のために結果が遺伝学者に送られる場合がある。


※特にラブラドール種の検査・評価に於いて、BVAへの申請(評価依頼)は数々の専門的な面からも有用とおもわれます。
犬種のブリーダー諸氏は積極的に取り組まれては如何でしょうか。もちろん、信頼できる獣医師との疎通が必要になるということは
言うまでもないことですが。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
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