ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 回復したキャップ~火曜日・・・

2010年03月30日 | トリプルスターの日常


さむい、人間だけではなく犬達もなんとなく寒そうだな、、、吐く息が白くなっていることからもわかります。
「春」は、いったい何処で道草を食べているのでしょうかね~。
いつもの朝より15分だけ早目に作業を終えて、定期健診を受けるT君と、治療の必要が有ると思われる幾つかの個所の
見つかったノアを連れて、動物病院へ向かいました。


      原野に近い、犬達のフィールド
◇T君をお預かりしてからちょうど三週間が経ちました。
今日は、手術後(一か月)の経過を見ていただく為の検診の日です。
手術部位のレントゲン撮影と、血液検査をお願いしました。レントゲン写真の様子からは、問題無く順調に回復している様子が
うかがえました。
血液検査の結果は数日待たなければなりません。但し、勧められた「療法食」を止めて見てから良い効果が出て、その後何日
も続いています。
検査結果に問題が無く、気温が今より5度上がってくれたら、少し長めの「制限運動」を行ってみて、筋力(筋肉量)増加をはか
りたいと思っています。
     
◇ユーザーさんのところから帰ってきて、やはり三週間が経ったノアちゃん。
お仕事(盲導犬)の影響もあってか、あちこちに(肉体的に)改善すべき点が見当たります。
その中には、わが家ではどうしても治せない(獣医さんの手を借りなければならない)部分もあって、丁寧に診ていただきました。
大きな問題個所は、麻酔をかけての治療となるため、やはり血液検査をすることになったノアちゃん、少しばかり不安そうでした。
普通に飼われている家庭犬でも、10歳ともなればあちこちにガタが来てもおかしくありません。
どんなに大事に飼われていても、飼い方には必ず「癖」の様なものがあって、それが良くない形で犬の身体に現れることがあります。
8~9年間のうちの長い時間を、ユーザさんの手足となって働いた身体です。やりがいを感じたこともあったでしょうが、我慢した事
も少しは有ったでしょう。知らず知らずの内に酷使されていた身体の一部もあったんですね。ノアが、今後健やかに暮らすためには
、いま治しておかなければならない部分が幾つか見当たります。少し痛い思いをすると思いますが、チョット我慢して、治療にがんば
ってもらいましょう。
※車も、乗り手が変わると思わぬ不具合が出ることがあります。一概に同じ事とは言えませんが、Wanの場合も飼われる環境が
変わると、どんなに健康そうな身体に見えてもおかしな部分(障害)が現れることが少なくありません。冷静な(慎重な)観察が必要な
期間はそれほど短くはないものです。
     
◇午後の一時間、リハビリ(体力回復)の終盤に入ったキャップ君の仕上がり具合を診に、荒川の河川敷に行きました。
     
◇比較的厳しい訓練を要求される、或る使役犬団体へ数ヶ月のあいだ貸与されていたキャップ君が、昨年の晩秋に帰ってきま
した。
      菜花の咲き誇る土手の斜面
◇丁度成長期にあったキャップでしたが、送り出した時とまったく同じ体重で帰ってきました。
精神的な落ち込みと体力低下が限界に思える状態での帰還でした。暖かで静かなな飼育環境で十分に休ませる事から始めた
リハビリは想像通り長くかかりましたが、今月に入ってようやく実を結んできた状態になりました。
     
◇精神的な落ち込みは、時にはどんなに栄養価のある食べ物を与えても、さっぱり身にならない(肥らない)結果を生み出します。
     
◇どちらかと言うと、甘えん坊で、いちずに飼主の気持ちを気にしてしまうタイプのキャップには、今回の経験(訓練センターでの)
は過酷なものだったのかも知れません。気の毒な事をさせてしまったものです、、、。
     
◇仕上がり具合は何も言うことがないくらい良い状態でした。病院での健康診断の結果も異常なく、ホッと胸をなでおろしました。
来月に入ってからは、更に様子をみながら、元気で明るい彼のようなWanを好んでくれる里親さんを探す作業が待っています。
     
◇読者の中に、(甘えん坊の)彼に興味のある方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。
健康そのものですが、かなりのやんちゃ坊主でもあります。


◆昨年秋頃から、いわゆる「レスキュー組織」との接触が増えています。
一件一件、慎重に接して行こうと考えていますが、良くも悪くも今の不況が(こんな部分にも)大いに影響している事を実感せず
にはいられません。
◆犬が遺棄(虐待)される背景には、だいぶ以前から無理難題が山積している事を感じずにはいられませんでしたが、ブリーダー
として出来ることは積極的に行おうと思っています。(ブリーディングした全ての子犬にマイクロチップを埋め込んだりと、、、、)
◆飼い犬の需給バランスの中に、高いハードルを設けなければ問題解決の端緒にもならないことは全ての関係者が解ってい
る筈なのですが、なかなか改善の道が開かれていません。何が原因なのでしょうか?皆さんにも、真剣に考えて戴ければ幸い
となるかもしれませんね。
◆ラブラドールの「里親」になって戴ける方及びレスキューラブラドールの一時里親(里親さんが見つかるまで)を引き受けて下さ
る方がいらっしゃいましたらご連絡
lab@triplestar.jp下さい。


※まもなく本格的な春がやってきます。
新しい家族の一員として、また人生の良きパートナーとして、「将来ラブラドールを飼おうとしている方」は多いと思います。
そんな人達、家族達を対象に、第一回『ラブラドールに関しての何でも説明会』を開催いたします。
☆日時は4月11日(12:30~15:30)を予定しています。
☆内容は、『ラブラドールと言う犬種について』『ラブラドールを飼うにあたって気をつけることは』などの、初めてラブラドールと言
う犬種を飼おうとしている方々向けの参考になるお話が主体です。
○どんな所(ペットショップ・ブリーダー・他)から飼おうとしている方でも、一切の参加制限はありません。
○ブリーダーの立場から、「失敗しない子犬選び」や飼育に関してのとっておきの「ノウハウ」など、易しくお話ししたいと思っています。
 どうぞ、気に入ったWanちゃん選びのご参考にして頂けたら幸いです。
☆他に、「里親さん」を探しているラブラドール達の紹介や、実際にラブラドールを飼育している方々の生の『楽しい飼育談義』なども
予定しています。
☆入場無料・どなたでも参加は自由です。
☆参加希望者は、メールまたはお葉書に、以下の項目を明記の上お気軽にお申し込み下さい。
◇参加者氏名(家族の場合代表者)
◇ご住所・連絡先
◇飼育予定・飼育経験
◇特に聞きたい事等(具体的に)
 宛先:メールの場合はlab@triplestar.jp       葉書の場合は⇒埼玉県北本市本町2-81 白石 哲 宛に。
 締め切りは前日の午前中までと致します。
※会場は「フレンドシップハイツ」内のミーティングルームを予定していますが、参加者宛におって連絡をさしあげます。


 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
毎日の出来事などを、これからものんびりと綴ってまいります。気楽に観て頂けたら幸いです。
それから、気が付いた事など、お気軽にコメント頂けると励みになります。
また「ラブラドール」のこと全般に関して、気になる事やご相談事等が有りましたら、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
出来る限り、お役にたてるように努力いたします。
質問の内容によっては、「ご住所と電話番号」を明記願います。 内容によっては此方からお電話させていただく事もあることを
(メールなどでは十分に伝わらないことがありますので)ご理解下さい。特に「繁殖に関わる」ご質問に関しては、電話番号の明記
をお願いいたします。


ご質問やご相談は此方まで ⇒ lab@triplestar.jp


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コメント (4)
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