先日東武東上線で、青い電車「フライング東上号」に出合った。
上の写真は、わたしの乗車駅に到着した池袋行きのフライイング東上号。
ドアが今まさに開かんとする瞬間である。
フライング東上号には以前も乗ったことがあり、本ブログでも取り上げたことがある。(下のURL)
戦後、東上線で走っていて廃止された「フライング東上」の再現電車とのことだった。
今回見ると、車両の横に「BLUE BIRD 青い鳥号」と表示があった。
フライング東上号を青い鳥号と改名したのかもしれない。
あとでネットを見ると、これも過去の電車の名前を復活させたもののようである。
‘幸せ’ の青い鳥号・・・なかなかいい名前ではないか。
この電車、ターミナル駅、池袋に着くと、折り返し成増行きとなり、すぐに発車してしまった。
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ところで、夜、東武東上線池袋駅始発の帰路の電車に乗るとき、いつも思うのだが、ここ東武池袋駅は線路(ホーム)の数が少ない割に発着本数が多いせいか、ホームに入線し折り返し出発する電車の ‘出入り’ が目まぐるしい。
急行などは電車が到着して前客を降ろすと、こんどは反対側のドアが開き、ホームにあふれんばかりに待っていた帰宅客を一気に乗せ、ほとんど間をおかず発車する。
折り返し用の車両が遅れて到着することも、ときにはあるだろうから、察するにその発着管理・乗降客管理はさぞかし忙しく、大変なことであろう。
一方、こちらは半月ほど前に西武池袋線で出合った「幸運の赤い電車」。この電車にも、これまで何回か乗った。
これはふた月ほど前に、同じく西武池袋線で見かけたピンク色の電車。
これもネットで調べると、「SEIBU KPP TRAIN」というものであったようだ。
「KPP」とはネット情報によると、“「カワイイ」カルチャーの象徴として人気を集める” 歌手「きゃりーぱみゅぱみゅ」のことだそうだ。(わたしはその歌手も歌も知らない)
この電車を見たときわたしは、ホームの反対側の電車の座席にすでに座っていたので、あとで入ってきたこの電車の連結車両全体を見ることができなかった。
もし「SEIBU KPP TRAIN」だったとすれば、ピンク色の連結車両のどこかに、KPP関連の “可愛い” イラスト(ラッピング)がほどこされていたはずだ。
次の機会にはゆっくり見てみたいものだ。
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このように、わたしはしょっちゅう外に出歩いているわけでもないのに、一般の通常色電車以外の、おそらくは希少本数であろう ‘再現色電車’ ‘デザイン電車’ ‘ラッピング電車’ の類によく出合う。
上にあげたもののほかにも、「西武線 銀河鉄道999電車」「東急線・西武線ミックス柄電車」に、一再ならず乗ったり見かけたりしている。
わたしはこれらの特殊柄電車との ‘当たり’ がいいのだ。
ピンクの電車「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんにも、いずれまた出合えることでしょう。
2017.5.3
http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/51c07472f3b2c859d914dfeb8a2000cb