興趣つきぬ日々

僅椒亭余白 (きんしょうてい よはく) の美酒・美味探訪 & 世相観察

恋というものは

2013-12-02 | 散歩、時々旅

銀座四丁目、天賞堂ビルの角にいつもいる「愛のキューピッド」とわたしは、仲よしです。

先日もこんな会話をかわして帰ってきました。

わたし 「寒くなってきたねえ。裸で寒くないかい?」
キューピッド「寒いわけないよ。ぼくは夢の世界で生きてんだから」
わたし 「それじゃあオレといっしょだ」
キューピッド「何が?」
わたし 「酒に酔ったような、夢を見ているような心地で、いつも生きてるよ」
キューピッド「おじさんは、いつも飲み過ぎなんだよ。おじさんと一緒にされたくないなあ」
わたし 「そうかい、そりゃあ悪かったな。 ところで、きみは ‘恋’ には詳しいんだろ? なにしろ、愛のキューピッドだし」
キューピッド「そんなこともないけど・・・、何で?」
わたし 「何でって、恋というものを知りたいからさ」
キューピッド「えっ、おじさんが?」
わたし 「そんな、意外そうな顔をするなよ。オレは恋を哲学的に研究しとるんじゃ」
キューピッド「あっ、そう。哲学的ね。それで、何か聞きたいことでもあるの?」
わたし 「うん。こないだ神保町のある居酒屋で、恋にまつわるおもしろいキャッチフレーズを見つけてね」
キューピッド「どんなキャッチフレーズ?」
わたし 「 “恋も・焼き魚も・強火が一番!” ってやつだよ。 それって、ほんとうかなと思ってさ」
キューピッド「・・・・・。 おじさん、もう遅いから、帰ったほうがいいよ」



 


 

 

 


↓ 下はこの愛のキューピッドについて以前上げた記事です。あわせてご高覧いただけましたら幸いです。
 http://blog.goo.ne.jp/kyusan2/e/6aeccf41d0cf39a2851d982537048377