第65回高知県高等学校生徒理科研究発表会が、10月
25日(日)に高知県教育センターで行われました。
開会式では、高知県高等学校教育研究会理科部会の北村公良会長、高知県教育委員会高等学校課の高野和幸課長補佐から発表者への激励を込めた挨拶がありました。
今回は、8校の高校から科学部や物理研究会など11グループの生徒たちが参加し、観察や実験を通してこれまで研究してきた成果を発表し合いました。
一つの発表が終わるごとに質疑の時間がありました。会場の高校生や先生方から質問や意見が出され、それに対して理路整然と答える発表者の姿に感心させられました。
全ての発表が終わり、審査結果を待つ間に交流会が行われました。まず、質問用紙を手にして、相手を変えながら自己紹介をし合いました。
続いて、生徒同士が協力し合いながら「カプラ」という同じ大きさの積み木を組み上げていく活動をしました。
全てのカプラを組み上げた後、端のカプラを1個取り外すと、カラカラと音をたてながら滝のように崩れていきます。会場の皆さんから歓声があがりました。
表彰式では、北村会長からの講評の後、各研究グループに表彰状や盾が贈られました。
本年度から新たに「教育文化祭賞」も創設され、立派な盾が贈られました。
受賞結果は次の通りです。
最優秀賞 春野高等学校 科学部
優 秀 賞 土佐高等学校 総合科学部
〃 四万十高等学校
教育文化祭賞 高知工業高等専門学校 物理研究会
奨 励 賞 高知小津高等学校 課題研究
〃 高知追手前高等学校 科学部
努 力 賞 高知南高等学校 科学部
〃 四万十高等学校 自然環境部
〃 土佐高等学校 総合科学部
〃 中芸高等学校 科学愛好会
〃 高知小津高等学校 課題研究 化学班
上位の3グループは、高知県の代表として日本学生科学賞(読売新聞社他主催)の中央審査に参加します。
追伸 読売新聞 10月26日 高知県版にも掲載
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