要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

資本に貴賤はある。

2009-10-18 09:50:08 | 投資日記
お金に貴賤は無いとマルクスは言ったそうですが、実際問題市場にある金には優劣があります。リスクに見合ったリターンを享受する資本があれば、明らかに優劣が分かれている資本もあります。

高収益&安定企業はこのリターン率が20%を超えている所があります。そしてその利益に見合うだけの価格で利益は取引されます。そして必然的に高PBRとなります。5倍くらいなら当たり前に存在します。

逆にかわいそうな資本もあります。いわゆる低収益&不安定企業が良い例でしょう。こういう会社は得てして安値で売られています。勿論PBRは低いです。0.5倍以下なんてのもざらです。

同じ100万の資本金なのに片や市場価値は500万、他方は50万となる。経済は本当に効率的なのでしょうかね?

資本の流動化がもっと進んでいたらこう言う事は起こらないと思うです。特に100万の資本が50万の値付けられる事なんてね。本当に流動的だったら、株券持って会社まで行って資本金と交換してくれと言えば換えられて、1日で50万の利益が生まれて市場からはそう言うフリーランチはすぐになくなっちゃうわけですから。でも現実は違う。

うーん、感慨深いですな。