私が学生時代の時の事。
ある大手食品メーカに勤めるD先輩がこんな事を言っていた。
「ウチの経営者は凄く従業員思いなんだよな。『どこのウマの骨とも分からん株主なんぞに利益をやるよりは従業員の福利と給与を豊かにする』って言ってるんだよ。そう言う意味ではいい会社なんだよなぁ」 と。
正直、これを聞いた時は空いた口が塞がらなかった。会社の所有者である株主を卑下し、あまつさえ労働者にやさしい馴れ合い風土を作りましょうとは、何様だ!?と。
でも、社会人になって分った。
確かに株主なんて要らないって。
経営者や従業員からすれば疫病神なんですよね。株主なんて別に何もしてくれるわけでも無いし、毎年口を開けて配当を待ってるだけ。業績が良かろうが悪かろうがケツを叩いて利益を出せと罵るばかり。そう考えると良く経営者は配当や利益還元を株主に対してするよなぁ。
経営者だってそうだよな。配当したらせっかく稼いだ金が湯水の如く消散してしまう。それよりも内部留保させて更なる経営に役立てた方が良いに決まってる。何と言っても効用が見える。それに従業員の給料を上げてやった方が良いに決まっている。良く働いてくれた彼等に労いをかけてやるのは経営者として当然の慈悲だと。
そんな風に考えると何となく経営者の心情も理解できるのかなぁと感じたのでした。
ある大手食品メーカに勤めるD先輩がこんな事を言っていた。
「ウチの経営者は凄く従業員思いなんだよな。『どこのウマの骨とも分からん株主なんぞに利益をやるよりは従業員の福利と給与を豊かにする』って言ってるんだよ。そう言う意味ではいい会社なんだよなぁ」 と。
正直、これを聞いた時は空いた口が塞がらなかった。会社の所有者である株主を卑下し、あまつさえ労働者にやさしい馴れ合い風土を作りましょうとは、何様だ!?と。
でも、社会人になって分った。
確かに株主なんて要らないって。
経営者や従業員からすれば疫病神なんですよね。株主なんて別に何もしてくれるわけでも無いし、毎年口を開けて配当を待ってるだけ。業績が良かろうが悪かろうがケツを叩いて利益を出せと罵るばかり。そう考えると良く経営者は配当や利益還元を株主に対してするよなぁ。
経営者だってそうだよな。配当したらせっかく稼いだ金が湯水の如く消散してしまう。それよりも内部留保させて更なる経営に役立てた方が良いに決まってる。何と言っても効用が見える。それに従業員の給料を上げてやった方が良いに決まっている。良く働いてくれた彼等に労いをかけてやるのは経営者として当然の慈悲だと。
そんな風に考えると何となく経営者の心情も理解できるのかなぁと感じたのでした。