kyon's日誌

つれづれに・・・

マイペースで

2014年07月21日 | 日記
4時半頃に目が覚め、そのまま布団の中で読みかけの本を読んだ。
出掛ける前に持参した「いのちの森の台所」(佐藤初女・著)が、後少しだった。

読み終えてみると、
何だか久々にしみいる様に気持ちのひだの中に入り込んでくる文章だったなぁ、と。
青森の方で、信仰をお持ちの方らしい。
信仰的なことをあれこれクドクドと言われると辟易してしまうアレルギーを持っているが、
弘前に「森のイスキア」を主催なさっているらしい。
ワタシは知らなかったが、「地球交響曲 第二番」という映画にも出演されたらしい。
いや、これもワタシは知らない(^^ゞ
な~んにも知らないだらけ(笑)
本屋で何だかちょいと気が引かれて、入院看護にはいいかな?と単純に思っただけで(^^ゞ(笑)

食を大事に扱い、特別なご馳走でない、いわば昔から食べ付けている惣菜を丁寧に作る・・・それを本当に美味しいと感じて心を開く人との関わりを大事にした結果が、森の中にユートピア的な集いの場所を作るまでに至った・・・そんな生き方を続けて来た方のようだ。
その食の中に、「おにぎり」(食)の旨さが、病む人の心を開く・・・というくだりがある。

なるほどねぇ・・・と、思いつつ、自分の作るおにぎりの手順や握り方などを思わず浮かべたりしたが、う~む・・・まだ修行が足りんわなぁ・・・と(^^ゞ
おにぎりで言えば、
以前よくお仲間と集った、散歩に行く公園の中にある『あやめ茶屋』のオバちゃんも、実にウマいおにぎりを作ってくれる方で、これが本当に旨かった。
そして、ウマいと感じる気持ちは心を和ませ、温め、顔の筋肉が緩むのである。
思わずの笑顔が自然に出る、あったか~い気持ちになる、不思議だねぇ~、と仲間と言い合ったものだ。

怠けるのが大嫌いな方らしく、働くことが大好きだと言う。
そこは、実に実に耳の痛い話であるが、如何に楽をして生きようかなんてフトドキなオバサンであるから、耳が痛くても当たり前なんだけどね(笑)、
生きることを丁寧にしていくとは、
さも無い普段を手を抜かずに積み重ねる・・・だけなんだと、あらためて考えさせられたかなぁ。
こういう方がおられることは凄いことだなぁとも思えたし、尊敬もする。
この世知辛い時代に、貴重な存在でもあるなぁ~と。

恥ずかしながら、なんと自分は手抜きで生きてることよなぁ~(^_^;)
家の周りの自然との付き合いが薄いのかもしれないと、ふと思ったりもする。

我が家の周りには、山も川も木々もあるのだ。
「ある」ことに安心してしまっている。
当たり前のように「ある」空気にさえ感謝出来ない(^^ゞ
気は付いているのだ・・・
気が付いているだけに安心し、気がつかない振りをしてる事にも、実は慣れてしまっている。

当たり前、には、中々素直に感謝出来ない。
そういう気付きをくれた本であったかしら?とも思えた。

暫しの間、感謝で過ごせそうだし、日々の当たり前も丁寧にしてみようかと・・・思えたりした。
あ・・・しかし、
いつまで持つかは・・・保証出来ない~(汗汗)(ー_ー;)
ここが楽を課して、我が身を甘やかした怠け者の身上である・・・
お~・・はぢかしな~(^^ゞ

取り敢えず、今日は祭日じゃ(笑)
・・・マイペースマイペース・・・で、いくべ(^^ゞ
車は急に止まれない、いや、オバサンは急に変われない・・・はぢかしい教訓である・・・
コメント (9)
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