昨夜の七夕の空は星も見えなかった。
今朝は覆っていた雲の合間から青空も見える。
台風の北上まで暫しありそうなので、散歩は行けそうだ。
さて、窓の外の高い空を見て、ふと思い出した・・・
能代の母の元に引き取られたのが小学三年の頃で、その頃は共同炊事場のあるアパート、六帖一間。
その前までは祖母の家に居た。
祖母の家は古く、囲炉裏や居間には掘りごたつもあり、とにかく天井が高かった。
あぁ、祖母の家の天井もこうしてよく見あげたっけ(笑)
あの頃は、天井板が無く、真っ暗で高い天井の先に明かり取りの小窓があったような。
なんだかお化けが住んでいそうで、こわごわだった(笑)
でも不思議な気分にもなったっけ。
がら~んとした空間の広さがあり、煤けた梁の黒さに埃が付いて少し白っぽくなったり・・
慣れてしまうと、古いんだなぁ~・・・だけだけど(笑)
冬は寒いから掘りごたつの炭を欠かせなくて、皆その炬燵の中に足を下ろすが、脚と脚がぶつかったりね(笑)
ちょっと油断すると焦げ臭い匂いがしたり・・・(笑)
他愛なくお喋りをしながら、伯母の長女は習っている機械編みを広げ、次女は暖まると二階の自分だけの部屋に引っこみ。
次女は無口だったから、殆どワタシとは口も利いてくれなかったけど、色白でキレイだったから、な~んとなく興味があったんだろうねぇ・・・好奇心の塊みたいであったから、気になって仕方無くてね(笑)
口を利いてくれないのは冷たいからではなく、ちょこまかするワタシに呆れてたのよね(笑)
自分の部屋に絶対に入ってはいけないと言われていたから、うんっ。
次女の部屋は二階の奥にあり、開かずの間・・・的で、実は行くに行けない(笑)
それに、
一階よりもかなり薄暗いし、電気が付かなかった気がする。
階段も上がりが高くて急で(笑)、落ちると滑り台風に落ちてしまいそうでねぇ~(笑)
だから尚更怖い。
それに夏場は煙草の葉を干してあって、階段の上り口から臭い(笑)
人を切ったという刀も鎮座してたしね、とにかく怖かったのよねぇ(笑)
けど、雨戸を閉めてと言われた時、仕方なく上がって・・・
その時、実は一度だけ、こっそり次女の部屋の戸を開けてしまった事がある(^_^;)
ダメだと言われると、やってみたくなる・・・(笑)
狭い部屋には油絵の道具やキャンバスが積み重ねられていた。
絵だぁ。
はじめて見た不思議な絵の世界。
絵具臭くてね・・(笑)、変な匂いだなぁ~と思いつも、
ふぅ~ん、キレイだなぁ。
触らずに眺めただけでそぉ~っと部屋を出た。
ドキドキした(笑)
次女が画家を目指していたらしいと知ったのはずっと後からで、なんとか展で入賞したとか聞いた。
あの頃、次女は多感な高校生だった。
田舎の女学生としては、珍しく自分の世界を持って、実に雰囲気のある女性だったと、今にして思う。
三人兄妹だった長男が早くに亡くなり、その葬式に出掛けた時に数十年振りで会った。
面影は変わらないが、随分と人当たりのいいオバサンになっていて、絵はまだ続けてるかと聞くと、
今は絵を止めたと言う。
何だか、とてもとても惜しい気がして、続けたらいいのにと言ったが、
早くにご亭主を亡くして、心が折れたのだろう。
筆を折ってからの時間が長く遠い感じを受けた。。
この次女にホントは一度覗いた罪を告白して詫びねばならなかったのに・・・
不心得者のワタシは忘れてた(^_^;)
ごめんなさい、今ここで謝る~(^^ゞ
朝からこんなことを思い出しているうちに台風の予報が・・・
どなた様もお気を付けて下さいまし。
怖そうな台風です・・・(^_^;)
今朝は覆っていた雲の合間から青空も見える。
台風の北上まで暫しありそうなので、散歩は行けそうだ。
さて、窓の外の高い空を見て、ふと思い出した・・・
能代の母の元に引き取られたのが小学三年の頃で、その頃は共同炊事場のあるアパート、六帖一間。
その前までは祖母の家に居た。
祖母の家は古く、囲炉裏や居間には掘りごたつもあり、とにかく天井が高かった。
あぁ、祖母の家の天井もこうしてよく見あげたっけ(笑)
あの頃は、天井板が無く、真っ暗で高い天井の先に明かり取りの小窓があったような。
なんだかお化けが住んでいそうで、こわごわだった(笑)
でも不思議な気分にもなったっけ。
がら~んとした空間の広さがあり、煤けた梁の黒さに埃が付いて少し白っぽくなったり・・
慣れてしまうと、古いんだなぁ~・・・だけだけど(笑)
冬は寒いから掘りごたつの炭を欠かせなくて、皆その炬燵の中に足を下ろすが、脚と脚がぶつかったりね(笑)
ちょっと油断すると焦げ臭い匂いがしたり・・・(笑)
他愛なくお喋りをしながら、伯母の長女は習っている機械編みを広げ、次女は暖まると二階の自分だけの部屋に引っこみ。
次女は無口だったから、殆どワタシとは口も利いてくれなかったけど、色白でキレイだったから、な~んとなく興味があったんだろうねぇ・・・好奇心の塊みたいであったから、気になって仕方無くてね(笑)
口を利いてくれないのは冷たいからではなく、ちょこまかするワタシに呆れてたのよね(笑)
自分の部屋に絶対に入ってはいけないと言われていたから、うんっ。
次女の部屋は二階の奥にあり、開かずの間・・・的で、実は行くに行けない(笑)
それに、
一階よりもかなり薄暗いし、電気が付かなかった気がする。
階段も上がりが高くて急で(笑)、落ちると滑り台風に落ちてしまいそうでねぇ~(笑)
だから尚更怖い。
それに夏場は煙草の葉を干してあって、階段の上り口から臭い(笑)
人を切ったという刀も鎮座してたしね、とにかく怖かったのよねぇ(笑)
けど、雨戸を閉めてと言われた時、仕方なく上がって・・・
その時、実は一度だけ、こっそり次女の部屋の戸を開けてしまった事がある(^_^;)
ダメだと言われると、やってみたくなる・・・(笑)
狭い部屋には油絵の道具やキャンバスが積み重ねられていた。
絵だぁ。
はじめて見た不思議な絵の世界。
絵具臭くてね・・(笑)、変な匂いだなぁ~と思いつも、
ふぅ~ん、キレイだなぁ。
触らずに眺めただけでそぉ~っと部屋を出た。
ドキドキした(笑)
次女が画家を目指していたらしいと知ったのはずっと後からで、なんとか展で入賞したとか聞いた。
あの頃、次女は多感な高校生だった。
田舎の女学生としては、珍しく自分の世界を持って、実に雰囲気のある女性だったと、今にして思う。
三人兄妹だった長男が早くに亡くなり、その葬式に出掛けた時に数十年振りで会った。
面影は変わらないが、随分と人当たりのいいオバサンになっていて、絵はまだ続けてるかと聞くと、
今は絵を止めたと言う。
何だか、とてもとても惜しい気がして、続けたらいいのにと言ったが、
早くにご亭主を亡くして、心が折れたのだろう。
筆を折ってからの時間が長く遠い感じを受けた。。
この次女にホントは一度覗いた罪を告白して詫びねばならなかったのに・・・
不心得者のワタシは忘れてた(^_^;)
ごめんなさい、今ここで謝る~(^^ゞ
朝からこんなことを思い出しているうちに台風の予報が・・・
どなた様もお気を付けて下さいまし。
怖そうな台風です・・・(^_^;)