kyon's日誌

つれづれに・・・

待機する気分

2014年04月02日 | 日記
母から電話があった。
今週はやっぱり来なくていいと言う。
話しているうちに週末と来週のはじめの病院の時に来て欲しい。

いつもなら、ブログを更新してからバタバタと能代に向う日だ。
一年になるが、母にはそれで生活リズムが出来てたし、私も同じ。
こうして不定期になるのは、はじめてだ。
落ち着かない。

あれこれ考えたが、先ずは母の気持ちが優先される・・・。
・・・今日は行かずに母の望むこの金曜に行くことにする。

友人が一度崩れたリズムや習慣は中々元に戻せない、やっぱり行くべきじゃないのかと助言してくれた。
認知症で最後は施設に入れざるを得なかった父を見送った彼女が、迷いつ悩みつどんな思いで通い続けたかを思った。その頃が一番辛かったかなぁ~と言った。
経験から来る助言はリアルだ。
迷った。
母にも困らないのかと何度も念を押したが、それでいいと言う。

最初、通うと決めた時から、母の気持ちを優先しようと思っていた。
自分の思いだけをどこまでも語る母から、私の言う事も聞けるようになって、自分の意志を決められない母からどうにか自分で意志決定が出来る母に戻ってきていた。
それにつれて、母のボンヤリ顔がハッキリした人相になってきたのを感じていた。

認知症の老人は独特な人相になる。
出て行った妹を理由をつけて呼んだ時に、母の顔を見て、何気に顔がハッキリしてきたものね・・・と他人事のように言ったのを思い出す。
聞き流していたが、変な時に思い出すもんだわ・・・(苦笑)

恨み事は認知症になっても残る記憶らしいぞ~、と別の友人が焦ったメールを送ってきたのも思い出す。
そっか・・どんなに失念してしまう記憶でも、恨み事は残るのかぁ~と、何だか笑えない切実さを思ったりした。

歳を重ねたらどんな人でも認知症になる訳ではない。
自分の生きたいように生きたい気持ちは強くなるだろうし、年相応の物忘れや思い通りにならない体具合を斟酌しながら頑張ってるんだよな~と母の様子見をしてきた。

何度か時間感覚を間違えたり、薬の呑み忘れなどもあったし・・
まぁ、確かにそれと思える症状もあるにはある。
が、緩やかに母は進行してる方なんだと思ってきた。

さて、これからは分からないかもしれない・・・と、
何だかまた一つステップを踏んでいる・・・・進行形の過渡期なのかもという気がしないでもない。
複雑な今朝は、待機している気分・・・(^_^;)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする