ツリフネソウいろいろ 再び

今回の散策目的の一つだったツリフネソウいろいろ

２週間前には花期がずれて未だ見られなかった２種に会うことが出来ました＼(~o~)／

そのひとつ！！

写真ではその特徴が分からないのですが・・・

他のツリフネソウに比べて花が小さいんです。









エンシュウツリフネソウ　【遠州釣船草】


分布域が狭く，本県の西部地域に隔離分布しており，生育範囲は狭く，
個体数も少ない。林縁や路傍の人為の影響を受けやすい所では生育環
境が悪化し，生育地の減少や消滅が懸念される。
津江山地，玖珠丘陵地・山地，九重火山群
本州(東海道)，九州(大分)
丘陵地のやや湿潤地の林縁。
林道工事や植生遷移の進行による環境変化で減少している所が多くな
っている。
本県の生育地は，分布の南限域にあたる。大分県資料参照

今回初めての出会いでした。
小さくて花色も優しくて薄っすらピンクだったり、白に近かったり、模様が入っていたりと見て歩くのが楽しくて長居してしまいました。
何かと比べた写真を残したかったけど、上手くいかずミゾソバを対象にしてみたけど・・
分かりにくいですね。






ハガクレツリフネ　【葉隠釣船】

内陸の湿った山地林内に稀

花は葉の下方に釣り下がって咲く。日本特産

花の色変わりが多くて見ていて楽しいツリフネソウです。



キツリフネ　【黄釣船】

落葉樹林内にやや稀　全体は軟質で茎には水分が多い
花は葉の下に付く

私の印象は葉っぱが小さくて全体の草姿が他のツリフネソウよりスマートに感じるんだけど。



ツリフネソウ　【釣船草】

山野・山裾の水辺や湿った林内にやや稀
茎、葉ともにみずみずしい。花は葉の上に咲く。

ツリフネソウの仲間でこの花はマイフィールドの平尾台でも数か所で見ることが出来ます。



そしてもう一つの目的だった本命の花『ユフノシラフネ』

今年も見ることが出来て本当に感激しました。








ハガクレツリフネ（白花）

今にも雨が落ち出しそうな暗い林の中、前年見た場所には見当たらず諦めかけたけど、もう少しと歩いてみたら猪のヌタ場のすぐ傍で倒れずに健気に咲いている株を見つけたのです。
猪君がもう少し暴れていたら押し倒されていただろうな・・と
そんな事を思いながら此処でもまたたった数輪の開花した姿を相方さんと二人して
「ああでもない！こうでもない！」
と言いながら写した事でした。

これで今年もツリフネソウいろいろ散策は無事終了しました。