二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

2015明治安田生命J2リーグ第20節 金沢vs京都

2015-06-29 | 蹴球

ツエーゲン金沢●1-3○京都サンガF.C.
3'佐藤和弘
(↑水永翔馬)
           25'大黒将志
           (PK)
           32'大黒将志
           (↑佐々木勇人)
           43'佐々木勇人
           (↑SH・こぼれ←駒井善成)

[警告・退場]
・金沢
なし
・京都
72'金南一(C1)


【全体の印象】
開始早々、京都は自陣内に速くボールを動かされ、空けた中央に折り返されて失点。しかしその後は横パスやバックパスでプレスをかいくぐるうちにテンポが上がり、左右に揺さぶってからの縦攻撃がハマって3得点。後半はほぼ金沢に主導権を握られたが、佐々木・駒井らのチェイシング、菅沼や磐瀬らの粘り強い球際など守備の集中力は途切れず。旋風を巻き起こしている金沢の長所を出させないまま快勝した。


■失点後に持ち直す
・金沢のプレスを球離れを速くして回避するうちに敵を走らせる結果に。
・走らせて陣形が崩れた隙を狙ってからの長い縦パスがよく通る。
・佐々木+石櫃がSB嶺岸をサイドに引っ張ると、金沢はボランチの山藤か秋葉がカバー。
・そのスライドに遅れが目立ったところを的確に付いた。黄辰成もフリーになりがち。
・相手の隙を衝く+大黒の超絶抜け出し能力の乗算で少ない決定機を一刺し。

■後半の粘り強さ
・後半ボールを持つ時間が長く、押し込んだのは金沢。
・京都は守勢に回っても、ボールを奪う意識、追い込む意識が高い。
・特に佐々木の追い回しのスピードや運動量、奪ってからの展開は圧巻。
・守備網は一定の距離感を保ち、チャレンジ&カバーの関係が良好。
・金沢は焦れば焦るほど読みやすいパスが増え、金南一の網にかかる。
・守備の良化はリードがあったからなせる技か。一方で攻撃面は後半ほぼ不発。


【本日のひと言】
ちゃんと準備できてた Ready 加賀