二条河原の楽書

京都サンガF.C.を中心にJリーグを楽な感じで綴るサッカー忘備録(予定)

バ と ワ いざ、比較

2015-06-19 | 蹴球
去年契約解除になった監督と、今年の監督の試合数が並んだので、ちょっと比較してみましょう。


↑去年の監督【バ】
○●△○△○△△△●○○○●●●○●
勝点26=7勝5分6敗(24得点/25失点=-1)



↑今年の監督【ワ】
○●●△○●●●○●●△△●○○△●
勝点19=5勝4分9敗(21得点/28失点=-7)



(バドゥ以下じゃん…)

しかし数字はあくまでも数字。客観的なデータは正確ではありますが、そこに血は通っていません。なので、当方の主観による評価で比較してみましょう。
※ポジな項目は☆、ネガな項目は★。5点満点


■興味・感心
【バ2014】☆☆☆
【ワ2015】☆
→そこそこ興味は続いていた【バ】、割と早い段階で関心も薄れてた【ワ】。だってつまんないだもん。


■安定感
【バ2014】☆☆
【ワ2015】☆☆
→出たトコ勝負の【バ】。一向に戦術が定まらない【ワ】。いつも布陣のどっかに穴が開いているのは共通項。


■スピード感
【バ2014】☆☆
【ワ2015】☆
→いつもプレー迷って遅かった【バ】。それよりさらに遅くて、ボールを後ろで回しすぎてパス数が多い【ワ】。



■タフネス
【バ2014】☆☆☆
【ワ2015】☆
→個々にはハードワークする面々もいた【バ】。大抵のチームに走り負けてる【ワ】。そもそも編成段階から運動量を軽視してね?



■粘り強さ
【バ2014】☆☆☆
【ワ2015】☆☆
→ゲームの途中で選手の判断で修正しつつ、普通程度には粘ってた【バ】。すぐにリトリートして受け身に回る【ワ】。淡泊。


■チームワーク
【バ2014】☆☆
【ワ2015】☆
→【バ】は選手丸投げで連帯感は低かったけどムードメーカーはいた。【ワ】は輪になって踊れない。「和」のくせに。


■規律
【バ2014】☆
【ワ2015】☆☆
→自由が代名詞の【バ】は規律も選手任せ。【ワ】はいたってフツーだけど、ピッチの上の決まり事はかなり曖昧。


■成長度
【バ2014】☆
【ワ2015】☆☆☆
→固定メンバーで誰も伸びなかった【バ】。結果はともかく、磐瀬とか数人の若手は頼もしくなった気がする【ワ】。


■大黒柱依存度
【バ2014】★★★★
【ワ2015】★★★★
→依存してそこそこ得点につながった【バ】(11得点・全得点の46%)。依存しても今ひとつの【ワ】(7得点・全得点の33%)。


■閉塞感
【バ2014】★★★★★
【ワ2015】★★
→練習から主力サブを分けてた【バ】のどん詰まり感に比べりゃ、【ワ】はまだ見通しはある。変えられるかどうかは別として。


■フェアプレー度
【バ2014】☆☆☆☆☆
【ワ2015】☆☆
→ボールに激しくいかなかったこともあってクリーンだった【バ】。プレーのイライラが反則に直結している【ワ】。


■怪我人困窮度
【バ2014】★★
【ワ2015】★★★★★
→練習での負荷も少なかったのか比較的離脱の少なかった【バ】。編成の問題もあるけど怪我人だらけの【ワ】。


■サッカー哲学
【バ2014】☆☆☆
【ワ2015】☆
→方向性はどうあれ【バ】が「エンジョイフットボール」なのは明確。【ワ】のこだわりって何かあったっけ?


■面白さ・ネタ度
【バ2014】☆☆☆☆☆
【ワ2015】☆
→勝敗別にして面白かった【バ】のチーム。ネタ的にも豊作。サッカーの質的にも【ワ】よりはマシだったね…。


■火だるま度
【バ2014】★★★★★
【ワ2015】★★★★
→末期は万歳アタック5失点とかやってのけた【バ】は、もはや炎上商法。謎の起用でどこかで火事を起こすのが【ワ】。


■危機感
【バ2014】☆☆☆☆☆
【ワ2015】☆☆
→早くから選手たちからの不満やSOSが聞こえた【バ】。監督の人柄のせいか、温かくぬるーい感じが続く【ワ】。



〈The雑感〉
数字だけじゃなく、内容もあの陽気な爺さんより劣ってるように思えてならない和田監督。まぁ、内容なんてあくまでも個人の主観ですけどね。そもそも「こういう理由があるから、わざわざタイリーグから連れてきた」って意図が不明瞭すぎるから、こうなっている訳で…。正直言えば、現状は「何かを論じるにも値しない」のですよ。まずはいい加減な航海図を書き直すところから始めないと、のちのち後悔することになりそう。「ああ、あの1年は本当に無駄だったなぁ」…と。