風の吹くまま

気の向くままに

紅河ハニ族イ族自治州 緑春県

2010-03-08 22:48:06 | Weblog
元陽~緑春、117km。@35元×2=70元 10;05発ー13;45着

元陽客運站では、当日のチケットしか売らないらしい。

緑春までのバスの車窓からは素晴らしい眺めが広がっている。
こんな凄い棚田、無料でみてもいいんですかというくらいだ。

深い深い山道を縫うようにしてくねくねと曲がりながら車は前に進む。
3時間以上もの間延々と棚田が続く。その凄さに圧倒される。

緑春の客運站は、新しい建物になったようだ。
以前は、ネットで見ると交通賓館の隣が客運站だったようだが場所を町の下
の方に移動したのだろう。

何百台も駐車できそうな大きな広場になっているが、まだ停まっている車は少ない。
新しい交通賓館も脇に建てられていた。
値段を聞いてみたら40元と安いのだがシャワーとトイレが共同でしかも水シャワー
だけだった。

夫は、重いパソコンセットを持ち歩いているのに今まで一度も使用することが
なかった。全く情報のない日がもう随分続いている。

通りかかった高校生くらいの女の子にネットの出来るホテルを聞いたら「天興酒店」
と書いてくれた。

ネットの出来ない部屋が70元でネットの出来る部屋は80元だ。
やっとネットができると喜んだのもつかの間、つながらない。

ここは、中国専用のネットだからあなたのノートパソコンはつながらない,とまあ
ネットのことなど良く知らない私も言いそうなことを言われた。

このホテルで外国人がノートパソコンにつないだことがないのだろう。
だからフロントの女の子がそんなことを言うのだ。

こうなったら実力行使だ。
緑春の町を歩いて教えてもらえばいいんだ。

中国では、どこの町でも中国移動通信という携帯を売っている店がかなりの
数ある。そのなかでやさしそうなおじさんの店に入ってああでもないこうでもな
いと色々説明したのにさっぱりわかってもらえない。

携帯を売るのが商売でネットには詳しくないようだ。
 
中国移動通信のお店は、売るほどあるのだが「中国通信」のお店はなかなかみつか
らない。ここで中国通信をみつけたのは本当にラッキーだった。

パソコン持参で、ホテルカードを持って今このホテルに泊まっているからぜひ
ネットにつなげてと日本語でまくしたてた。

ホテルまで半ば強引に手を引くようにして連れてきたその「中国通信」の人は1分と
かからずつないでくれた。どうもホテルの暗礁番号か認識番号のようなものが
あるらしい。

中国通信に勤めている人は専門学校を出ているらしくネットには詳しい。
日本語表示のPCなのに全く問題なくつないでくれた。

無料でお願いするほど図々しくはないので、金額を聞いたらいらないと言われた。

何とか受け取ってもらおうとお金を差し出したのだがだめだった。
「緑春の中国通信」の職員さん。本当にありがとうございました。

こうして久しぶりにネットにつながってスカイプで話をしたり、日本の情報など少
し見ることができた。
コメント
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