風の吹くまま

気の向くままに

雲南省 棚田の元陽

2010-02-28 22:30:52 | Weblog
開遠には、バスターミナルが二つある。
羅平からのバスが到着した場所は、開遠汽車站で元陽に向かうバスは開遠南
汽車站から出ている。

歩いても行ける距離だが背中の荷物が重い。
通りにでたらちょうどタクシーがきたのでそれに乗り込んだ。

中国では、メーターのあるタクシーとメーターのないタクシーがあるが
たまたまメータータクシーだった。4元と安い。5元だして1元きちんとおつりを
返してくれた。当然のことなのになんとなく嬉しい。

チップの必要のない中国の旅はどうすればいいのだろうと迷う
ことがなくありがたい。

開遠~元陽まで193km。
バスのチケット代金は30元と安い。ただし南沙(新城)までだと窓口の女の子
がメモに書いてくれた。

南沙に着いたのは13;00頃だったろうか。
そこから耐用年数もとっくに過ぎてかなりもうかったのではないかと思うくら
い使い込んだバスに乗って一時間で元陽に着いた。
料金は、10元だ。

南沙から30kmの距離なので時速30kmだ。

この辺りの道路でバスに乗る時は、座席の位置を考えたほうがいい。

内臓がすっかりシェークされて位置が変更されたかもしれないと思う
程の揺れ方だ。一番後ろの座席に座った私がいけなかったのだ。

開遠で三ツ星ホテルに90元で宿泊できたので、柳の下のどじょうは二匹
はいるだろうと高そうなホテルに飛び込んだ。

ああ、そうですか。ネットはできないのに一泊180元ですか。

それならば他を当たってみようと、よりによって今度は元陽でたぶん一番
大きな大酒店に行って聞いて見たら一泊260元だという。

5日くらい泊まるから安くしてよねっねっ。

それでは80元の部屋がありますと言うのかと思ったら240元だった。
そこへさっきのホテルのフロントのお姉さんが来て「あらこの人たち
こんなところにいたの」という顔をして私を見ている。

こうなったら仕方がない。さっきのお姉さんのホテルに泊まるから値下げして
ねとまたしても食い下がって20元値引きになったのでそのホテルに泊まる
ことにした。

ということでどじょうはいなかった。

それにしても有名な観光地なのでもう少し整然としているのかと思ったら
羅平の汽車站の前のような混雑ぶりだ。

いつも見かけるオレンジ色の洋服を着た掃除の人もこの町ではみかけない。
10mおきくらいに置いてあるゴミ箱も見当たらない。

地域によって掃除の人の配置人数も違うのだなと思った。


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雲南省 開遠 南洞風景区

2010-02-27 01:12:59 | Weblog
その町に着いて真っ先にやることが市内地図を購入することだ。

「開遠市内地図ありますか?」
「ないよ」
「ええっないの?!」

町に地図がないことに驚いた私に、店員が驚いた。そこそこの大きな町なのに地図がないのではどうして動いていいのかわからない。ホテルの部屋の服務指南に開遠の観光地のパンフレットが挟まれていた。言葉はわからないがしばらくその写真を眺めているといくつか観光する場所があるらしい。

それで「開遠南洞風景区」というところに行ってみることにした。市内バスの2番が「南洞」行きになっていたのでそのバスに乗り込んだ。空調のない地元専用バスでいつものことながら車内で煙草を吸っている人もいる。料金は、2元だ。20分以上乗って南洞に着いた。入場料のみだと10元、鍾乳洞をみるならプラス20元ということでせっかく来たので30元支払って入場券を買った。

ホテルにあった観光案内は、すべてこの南洞のことだった。にこやかに笑っている大黒様と大きなサイのコンクリートの像。それに鍾乳洞だ。鍾乳洞は、さすが20元もだしただけのことはあってライトアップされた中を歩いて行くとかなりの水量の川のようなものが流れていてその水辺で小船と船頭さんが待っていた。ここでお金をだして乗るのかと思ったが入場券の中に含まれていた。15分から20分くらい洞窟の中を船頭さんが案内してくれる。色々喋っているが全くわからない。鍾乳洞好きな人は訪れてみるといい。

開遠に来た記念に南洞がみれてよかった。暑くて日陰を求めて移動したくなるような日だ。温度は35℃を超えている。この風景区の食堂で豆腐の小さくきったようなものを焼いて売っていたので食べてみた。木綿豆腐を硬くしたような食感だった。ここ開遠ではよく見かける食べ物だ。10個で6元と観光地価格だが実際はもう少し安いのだろう。ホテルはきれいで居心地がいいのだがあまり見るべきものがない。それにこの町は公害が発生するような工場があるのかモクモクと黄灰色のような煙が上がっていて空気が汚れているような気がする。長く留まっていても近くを散歩する楽しみもなさそうだ。空気や空の色など人の心に微妙に反応することがわかった。日本の空気のいい所にいるとそんな事は忘れて暮らしていた。夜は、またホテルの前の広場で大勢の人が賑やかに踊っている。
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雲南省 開遠に移動

2010-02-26 22:15:36 | Weblog
朝、7時に起床。
今日は、バスで開遠まで移動だ。

羅平汽車站を9;30出発予定が15分ほど遅れて発車した。
60元も出しているのできれいなバスかと思ったらいつもの中国の中型オンボロバスだ。

採算の取れない路線なのか定員の半分くらいしか乗っていないのでしかたがない。

途中から山が深くなってきた。

雲南省は、少数民族が多く住んでいるところらしいが走行中のバスの中からも
民族衣装で歩いている人をみかける。

開遠には、思ったよりも早く到着した。
12時少し過ぎた頃だった。

旅にでてから一度もネットがつながらなかったので汽車站のすぐ近くのホテルで聞
いたらネットは出来ないと言われた。
しかも宿泊料金が180元だ。

どこかネットの出来るホテルはないか聞いたら真(さんずいがつく)南大酒店と
いうホテルの名前を書いてくれた。

その真南大酒店は確かにネットは出来るが20元値下げして一泊240元だ。
予算オーバーなので安くしてと言ったら「90元」の部屋があるというので見せ
てもらった。

空調もあり部屋もきれいで申し分ない設備だ。
三ツ星ということだが、このホテルに90元で宿泊できるのは嬉しい。
このホテルは、開遠では一番大きなホテルだと思う。

ホテルの前は、どこかの会社らしいが大きな広場になっている。
ここでも最大限のボリュームで音楽がかかっている。

ここの踊りはフォークダンスではなく、音楽に合わせて踊るエアロビクスの
ようなものだった。
この広場にもあっと言う間に何百人もの人が集まってきて踊っている。

踊るような気分なのだから、割と中国人は気分爽快、元気溌剌という人が多いのかも
しれない。
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チケットの値上がり

2010-02-25 22:05:20 | Weblog
朝、37,3 度の微熱がある。
今まで中国で風邪をひくような事はなかったのに体力が落ちたのだろうか。

午後、羅平汽車站まで歩いてチケットを買いに行った。
ネットの情報では、羅平から開遠までは50元となっていたが値上がりして
60元になっていた。

羅平から開遠までは123kmなので距離を考えれば840円位だからあまり高額とは言え
ないがこれから中国の物価もどんどん値上がりしていくのだろうか。

ホテルの前の公園では、今夜も大勢の人が集まって音楽に合わせて踊っている。
平日だし、昼間働いている人とは思えない元気さだ。
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ホテルでのんびり

2010-02-24 21:51:16 | Weblog
夜中に電気毛布で汗をかいて風邪をひいたらしい。
寒い宿から電気毛布のあるホテルに移動して喜んで、汗をかいたとか言って
毛布に恨み言の一言も言いたくなるのだから我儘にも程があるぞ私。

朝から風が強く街路樹が揺れている。
街路樹が揺れているからという訳ではないがホテルでのんびりすることにした。

夜になってホテルの前の公園では、音楽に合わせて大勢の人がフォークダンスのよ
うなものを踊っている。
見学客と中に入って踊る人とで公園中人があふれかえっている。
それにしてもこの音楽のボリュムはすごい。

元気じゃないと集まれないので本当に元気なのだろう。
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雲南省 羅平 多依河風景区

2010-02-23 22:44:45 | Weblog
今日は、「魯布革峡谷風景区」に行くことにした。昨日、羅平汽車站で降りたとき周りの人に確認をしていたのだ。「乃格」行きの乗り合いタクシー(ミニバン)に乗ればいいのだ。朝いつもより早くホテルを出た。乃格行きのミニバンが発車したのは9;45だった。

途中の景色は素晴らしかった。昨年と同じく8分咲きの菜の花だったらこの何倍も素晴らしい景色だったに違いないと思うと少し残念だったが。金鶏峰や牛街も良かったが、この菜の花道路はすごいとしか言いようがない。乃格に着くまでの一時間以上も夢見心地だった私だ。さすが中国雲南省だ。ガイドブックにはこれっぽっちも掲載されていない隠れた観光地だ。

菜の花の季節に「乃格」行きのバスにのることは、ただただ乗ってそのバスの車窓から景色を眺めるだけで「15元、往復30元」のバス代の何倍もの満足感に浸れること間違いなしだ。こうして途中の景色に酔いしれていた私だが、ミニバンの運転手さんに下ろされたそこは「魯布革峡谷風景区」でもなんでもなく確かに峡谷は渓谷だがただの発電所で行き止まりだった。その時は、まだわからないので観光地図には険しい峡谷に川が流れていて船まで写っていたのにどうしたのだろうと少し府に落ちないでいた。

せっかくここまで来たので記念撮影をしたが、途中通り過ぎた小さな村が終点の乃格だったようだった。その乃格まで歩いて戻らないとバスは出ていない。メモに川と書いて来る途中にバスから見えた観光客で賑わっていた場所で降ろしてもらった。そこは、明日にでも行こうと思ってい「多依河風景区」だった。

「布依族」という少数民族の村でバスを下りたところには所狭しと露店がでている。ほとんどのお店では、川魚の焼いたのと色とりどりに染められた米が売っていた。昼食にバナナの皮で包んだもち米を蒸したものを買って食べたが一個3元だった。少し先に進むとチケット売り場があった。入場料40元で、高額だと思うがかなりの数の中国人の観光客で賑わっている。

往復三時間くらいの整備されて石畳の道を歩いた。少数民族の人が民族衣装を着て畑を耕している姿もみかけた。馬が観光用に何頭も一箇所に集まっていた。一人20元だったが中国の人もめずらしいのか畑の上のなだらかな斜面に作られた道を馬に乗って観光していた。外国人が押し寄せるようになると20元の金額では乗れなくなるとおもう。馬に乗りたい人はぜひ「多依河風景区」に行ってみるといい。

着いた場所は、目的地ではなかったが「多依河風景区」にいけたのは良かった。「魯布革峡谷風景区」は、少し気になるが発電所で峡谷も見たので今回は行かないことにした。

帰りは、多依河から羅平行きのミニバンに乗り込んだが下ろされた場所は汽車站とは全く別の場所だった。

「羅平汽車站」まで行くかどうかを確認してから乗り込まないととんでもない所に降ろされしまう。回りを見渡してみても見たことの無い場所だ。汽車站はどっちの方向ですかと聞いて、その場所からかなり離れた羅平汽車站まで足を棒にして歩いた。

知らない町は、足で歩いて覚えるしかない。歩くことが健康の基本だと思えばまあいいかと思う。

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羅平の菜の花

2010-02-22 22:18:26 | Weblog
朝9;30に宿を引っ越すことにした。
私は、寒いのに弱いことを改めて実感した。

「シャワーは、30分だけです」
「ええっ、30分だけんなですか。二人で30分ですか」
「はい、30分です」
「追加料金はいくらですか」
「追加料金は、必要ありません」
「シャワーを出す時フロントに連絡するんですか」
「いいえ24時間電気で熱いお湯がでます」

中国語のわからない私は、部屋に案内してくれた若いお兄さんとの筆談で
この人いったい何を言っているんだろうと考えてしまった。

そうだ、そうだ、そうだ。
水を30分流しぱなしにしないとホットシャワーにならないと言う事だ。

何とか電力のTVコマーシャルで「だしっぱなし、つけっぱなしフフフン」とか
歌っているのがあったがまさか水を30分流し続けろとホテルが言うとは思わなか
ったので頭が回転しなかった。

そんなこんなで、公園前の「羅平元瑞源賓館」に80元で泊まることに交渉が成立
していたのだ。

このホテルは、空調はないが電気毛布が備え付けてある。
これならいくら寒くても大丈夫だ。それに一応民宿ではないので余分な気を
使わないでいい。

ここのホテルは、火車站と汽車站の中間地点くらいのところに位置する。

昨日宿泊した民宿の主に、一日車をチャーターして三箇所くらい回って400元
だと言われた。そんな高額な金額は出せない。

今日は、金鶏峰に行ってみることにした。

「金鶏峰」の行き方は、昨年来たときに色々調べたのでわかっている。
「板橋」行きのバスに乗って、途中の「金鶏峰」で下ろしてと言えばいいのだ。
今回は、もっと簡単で「金鶏」行きの乗り合いミニバンがバスターミナルの中で
待機しているのでそれに乗ればいいだけだった。金額も3元と安い。
帰りは、板橋行きの戻りの緑のバスか、乗り合いミニバンに乗ればいい。(3元)

桜で言えば「八分咲き」の最高の時に来た昨年と比べて、今年はすでに葉桜状態
になっていた。
菜の花の頂上だけが少し黄色くなっているだけで下のほうはすでに「菜種油行き
寸前」状態だ。

考えて見れば当然の事で、桜前線があるのだから菜の花前線だってあったのだ。
最高潮の見渡す限りの菜の花を見るためには、2月10日前後に羅平入りして開花状
況を確認しないといけない。

ツアーで来ていた日本の観光客のおばさんが、青い棚田を見にきたと思えばいいの
よと言っていたがそんな訳にはいかない。やっぱり悔しい。
こんな状況では、「牛街」の菜の花ももうお仕舞いだろう。

それでもぽかぽか天気のなか散歩が出来て良かったと思うことにした。

夕食は、ホテルの道路を挟んだ真向かいが郵便局で、郵便局系列の食堂があった
のでそこに行って食べた。

最初ビールは5元だと言っていたのに5元のビールはないので10元のビールでいいか
と聞いてきたのでしかたなく注文した。
いつものトマト卵炒めと茄子炒めそれにご飯で34元だった。
あまり味が良くないのでこの食堂にはもう来ることはないだろう。

今日は、暖かいベットで横になることが出来て幸せだ。
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菜の花の羅平駅に到着

2010-02-21 19:14:04 | Weblog
定刻の6;30羅平駅に到着。
ここは、昨年来ているので土地勘はある。

まだ夜が明けていない薄暗い中を駅の階段を降りたすぐの所にテントを張って営業している麺屋で朝食をとりながら時間をつぶした。7時半過ぎにようやく明るくなってきたのでリュックを背負い宿探しにでかけた。50才位の男性が声をかけてきたのでその後について行った。建物は新しくて綺麗なのでここに泊まることにした。しかも値段は一泊50元だと言う。

昨年は、寒さを感じなかったのに今年は本当に寒い。中国政府の政策なのか、この羅平駅の近くの一帯を多分少数民族の方だと思うが同じような民宿がこれでもかと言うくらい建設されている。民宿の大きさの違いはあるがどこでも同じように太陽熱でシャワーがでる仕組みらしい。まだ建設されていない空き地もあるがこれから建設される予定のようだ。今も建設中の建物もある。

誰かがアドバイスする人がいなかったのだろうか。人が泊まるには、ネットの環境もないし空調もない。シャワーも太陽次第とあっては寒い中体を洗うこともできない。室内温度は10℃に届かない。これで炭火でもあれば手を温めることもできるがとにかく着込むしかない寒さだ。ふるえてばかりいても仕方がないので羅平バスターミナルまでバスに乗って行ってみた。この付近は相変わらずの混雑ぶりだ。市内は、日曜日のせいか市がたっていて人であふれかえっていた。どこから集まるのか身動きできない状態だ。

この羅平の町は、新しい場所と古い場所の雰囲気が趣を異にしている。新しく開発された場所は、きれいなお店が並び現代的なスーパーマーケットもあり若者で賑わっている。

古い場所では、タクシーやトラック、バスがピーピークラクションを鳴らし混雑する道路をさらに賑やかにしている。その上に馬車まで通るのだからたまったものではない。

外国人観光客もほとんどみかけることもない。たぶんこれからの町なのだろう。夜、民宿に戻ったが寒くて足が温まらずいつまでも寝付くことができなかった。こんな時の為に寝だめしたのかな私は。
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K181 2日目の列車移動

2010-02-20 21:15:59 | Weblog
同室の夫婦が早朝に降りた後に、若い男性と女性がそれぞれ別に入室してきた。まだ朝が早いので二人ともすぐに寝てしまった。性格なのだろうけど二人がその後話しかけてくることはなかった。

このK181の列車には昨年の雲南省に行く時に乗車しているので、車窓の景色もなんとなく覚えているような気がするから不思議だ。午後3時半頃に桂林北駅に停車したが、ここの前後の景色はまだ記憶に新しい。水墨画の世界の桂林の川くだりの写真は有名だが、石の山が連立している景色は車窓から眺めても独特だ。

船から列車に場所を移したが本当に良く眠れるものだ。ぼんやりと車窓の景色を眺めたり、うつらうつらと居眠りをしたりで日が暮れた。列車の乗務員が弁当を売りに来たので買った。あまりおいしいとは言えないが、それでも前の時より幾分ごはんがやわらかなっていてほっとした。列車の中の販売なのでかなり高めの一個15元だ。朝は冷え込んで列車からは霜が降りているのが見えたが、明日は暖かい雲南省なので気温はどうだろうか。

今日も、かなり早い時間に消灯した。
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上海南駅~羅平駅 K181列車の旅

2010-02-19 21:29:15 | Weblog
中国のホテルのチェックアウトは、どこでもだいたい12;00なので近くの食堂「章氏」で朝食を済ませた。名前もわからず「混沌」という字に似たようなメニューを注文したら水餃子がきた。量もたっぷり入っていておいしい。5,5元は、お得だ。

昨日、ホテルの道路を挟んで向かい側にある招商銀行で日本円の両替は来週の月曜日にならないとできないと言われていた。念のために用意しておいた三井住友銀行の国際カードを持って銀行の中にあるATMで引き出してみることにした。中国語がわからないので近くにいたガードマンに教えてもらって無事3,000元引き出すことができた。今円高なので家を出る時には、100元が1,350円くらいだった。通帳に記帳してみないとわからないが42,000円まではいかないはずだ。

上海南~羅平 K181 2010年02月19日 16;06発 新空調軟臥 下段783元
上海南~羅平 K181 2010年02月19日 16;06発 新空調軟臥 上段750元

2,658km、38時間21分 二泊三日の列車の旅の始まりだ。

一等寝台は、ドアーも閉まり車掌さんが切符を預かってくれて降りる駅が近づくと切符を交換に来てくれるので乗り過ごすことはない。荷物置き場も確保されているし安心して眠ることができる。異国の地なので一応安全第一ということで。

同室の二人は、50才と48才の夫婦で春節を利用して上海観光にきたらしい。世界遺産の「張家界」に行く駅は株州駅らしいがそのひとつ手前の西に豊それに陵と書く駅でそれぞれが会社を経営しているらしい。娘さんは24才でパリに留学していてパリにも二人で行ったことがあるらしい。上海は、春節の時期にはホテルが通常よりかなり割安になり地方から上海までの飛行機のチケットも安く手に入るらしい。中国では貧富の差がどんどん開くと言っていたが、その男性は一箱72元もする煙草を吸っていた。

二人の住んでいる土地では、一ヶ月当たりの給料が500元だと言っていたのでそれからしてもかなりのお金持ちなのだろう500元と言ったら日本の7,000円にもならない金額だ。上海の給料は、1,500元から2,500元だそうで地方の3倍から5倍になるのだからみんなが都会に行きたくなるのも無理はない。ただ上海だって甘くない。

明日の5;54下車するというので早めに消灯した。
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