風の吹くまま

気の向くままに

坊主頭

2014-07-26 18:51:19 | Weblog
あまりの暑さに髪を切ることにした。どうしますかと聞かれたので暑いので短くして下さいと頼んだ。後はいつもと同じでうつらうつらと半分寝ていた。去年ベトナム三ヶ月の旅に出る前にほとんど坊主状態に切ってもらったのだがあの時の気持ちいい感じが忘れられずにほぼ同じ状態にしてもらった。こんなに暑いと純毛の髪が肌に触れるだけで暑さが倍になる気がしていたので良かった。雨に濡れた猫のようにプルプルと体を振って毛についた水分を回りにまき散らせば乾いてしまう短さだ。二ヶ月前にかなり短く切ったばかりだったのに人間の髪は結構な速さで伸びる。私の髪型に興味を示す人などいないがこの暑さの中ではあの人の(私のこと)頭いいなあと思ってもらえる短さだ。

うつらうつらと寝ていたからと言って私だって似合わない髪型は嫌なのでこの感じなかなかいいよと鏡をみてニンマリ笑った。
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山形のサクランボ

2014-07-22 11:02:29 | Weblog
物を送る人もあれこれ迷った揚句に清水の舞台から飛び降りるような気持ちでえいっと決めた品物かも知れないが人生で生きているのが嫌になる瞬間は届いたという事をその品物を送った相手に電話する時だ。贈ってもらった事が嬉しいとか迷惑とか言う以前の問題だ。今日の東京新聞(2014.7.22)の「不惑の迷い言」とうい題名で書かれた佐藤賢一さんの文章を読んで感じた事だ。そもそも山形出身の佐藤賢一さんが名産のサクランボを後輩に贈った理由が良くわからない。思わず後輩なのに敬語を使ってしまうこと事態にも釈然としない。突然サクランボを贈られた後輩の気持ちを察すると同情してしまう。ソッと誰にも迷惑をかけないでひっそりとつつましく生きているので高価なサクランボは嬉しいがその高価なサクランボに見合ったお返しを思いつかないのよ私。お返しを思いつかないといつまでも心の底であの高価なサクランボのお返しまだ私やっていないどうしようどうしようとただでさえ辛い世の中ますます辛くなって泣きたくなるよ。一応大人の対応でこんな美味しい物をありがとうと卒なく対応はしたはずだが高価なサクランボを贈った相手はそれに見合ったお返しを期待していてその世の中の常識からはみ出すような常識もわきまえない私ってだから誰からも嫌われるのね。

とか意味不明の感想を書いてしまった。私はほとんど贈り物を誰かに送る習慣はないので贈らない人間には贈ってくれる人もいないので良いのだが時々この文章を書いた佐藤賢一さんのような方もいてその時は相手に届いたという電話をするまで生きた心地がしない。
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尊敬されない暮らし

2014-07-15 08:50:53 | Weblog
今朝(2014年7月15日)の東京新聞に「これまで、人から尊敬されたことはなかった」と始まる禁煙という題名で書かれた74歳女性の投稿が掲載されていた。25歳の時にたばこを吸いはじめて禁煙するに到った経緯が書かれているのだがなんと潔い言葉が真っ先に目に入って思わずいいねと思った。禁煙していると話したら愛煙家の友人に私はまねできない、尊敬すると言われたそうだが人生で初めて尊敬すると言われた人がたばこをやめられない友人だったとは。どこに幸せが転がっているかわからないものだ。74歳で初めてあなた尊敬するわよと言われたのだから心から羨ましい話しだ。私だって禁煙して随分経ったがその時でさえ尊敬してるなどとは誰からも言われなかった。このまま暮らしていると最期の時にああ私は誰からも尊敬されないで今あっちに旅立つのかとしみじみとフゥゥゥとか溜息をつくことになりそうだ。

まあいいか。
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