風の吹くまま

気の向くままに

宝クジにあたらないのは悔しい

2011-02-24 12:46:25 | Weblog
無事生還した。(本当にいつも大げさな私だ)

事前の手術説明の際には、次の説明を受けた。

副甲状腺→副甲状腺ホルモン⇒血中カルシュウム濃度調節
(基準:8.5~9.9mg/dl)
この副甲状腺の機能がそこなわれると

・骨・・骨粗しょう症 骨折
・腎・・腎結石、尿路結石
・腸・・潰瘍、胆石、便秘

原因として
①副甲状腺線腫(4つのうち1つ)・・・良性85%
②副甲状腺癌(4つのうち1つ)・・・悪性5%
③副甲状腺過形成(4つとも)・・・遺伝子10%⇒家族性

治療
手術;左下副甲状腺線腫摘除・・・1~1.5h+麻酔1h

合併症
①術後出血・・・首が腫れる 呼吸困難⇒窒息
②反回神経麻痺・・・声がかすれる 水がむせる
③その他・・・肺炎、静脈血栓塞栓症


とそもそも2年位前のワインレッド尿が出たときに、これで私の命も
ここまでかと思ったそのワインレッド尿の原因が『尿路結石』だったときに
すでにこの『原発性副甲状腺機能亢進症』が発症していたのだ。

私の場合は、上記原因の良性85%の中に含まれるものであることはまだ検査で
結果はでていないがほぼ間違いのないと思っていい内容なのだ。

それで私は、ワインレッド尿が出て尿路結石だったなどと医師に言われるような
ことがあったら副甲状腺も調べてもらったほうがいいと猫好きの妹や
掃除嫌いの妹(あの野郎)にも一応説明をしておこうと暇にまかせてそんなことを
考えている今だ。

手術当日、夫と息子それに猫好きの妹と掃除嫌いな妹が参加してくれて
こころ強い私だった。ただ手術の翌日から訪れるひともなく誰も身寄りのない
天涯孤独なひとと思われているかもしれないと、掃除嫌いな妹が見栄をはって小さな
カップにピンクのバラなどが入った1.575円だという花をもって見舞いにきてくれた。
ああこれはあのドクダミ化粧水が気に入って謝意を表しているのだなと思ってあの時
ありがとうと言わなかったことを一応チャラにしてやることにした。

こうして私は、喉元に正確に測ったところ3cm2mというほとんど目立たないくらい
のキズに『優肌絆ゆうきばん』というバンソウコウを3~4月風呂上りに貼ることに
よりケロイド状になることもなく綺麗な首が出来上がるそうなので胴体と頭が
離れることもなくて、しかもキズも残らないなんて本当に良かったと安心している。

9泊10日の入院の精算金額は以下の通りです。

医学管理   1.005点 ×0.3=3,015円
投薬        10点×0.3=30円
手術      13,473点×0.3=40,419円
麻酔      8,023点×0.3=24,069円
病理診断     500点×0.3=1,500円
入院       320点×0.3=960円
包括診療   33,524点×0.3=100,572円
公費調整          ▲87,445円
小計             83,120円
食事療養費
標準負担           6,500円
保険外負担 
室料            100,000円
室料消費税          5,000円

今回支払額         194,620円


次にまたこの病気になる確率は、宝くじに当たるくらい難しいと
言われた。宝くじに当たらないのは悔しいけれどこの病気になるのが
難しいのは良かった。

※国民健康保険限度額適用認定証を提出したので上記の公費調整は
 高額医療費に該当して区役所から直接病院に振り込まれる金額

室料は、2人部屋だったため。大部屋の場合は無料。

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嫌われたら楽だよ

2011-02-08 14:08:47 | Weblog
人の悪口は、言う時も聞く時も生きるか死ぬかの覚悟が必要だ。(大げさだな)
いくら身内だからといって相槌なんて打つと碌なことにはならない。

掃除嫌いの妹から、その妹の夫についてのぼやき電話がかかってきた時には決まって私は
「それはたいへんだね。それはね、ああしたほうがいいよ。こうした方がいいよ」
などと得意げに妹の家の内政干渉をしてきた。

そしていつも「そうは言われても、私の夫の件は、私は(妹は)しょうがないと思うよ」
といつの間にか妹は、妹の夫の擁護派になってその会話は締めくくられるのだった。

そんな中、掃除嫌いの妹の夫と行動を共にすることがあって「あなたの夫のあの行動は
あまりじゃないの」と怒りぶちまけたら「それは、お姉たま(猫じゃなくて私のこと)
が悪いのよ。私の夫は誰ともとらぶったことなんて一度もないのよ。お姉たま(猫じゃなくて
私のこと)が悪いに決まっているじゃないの」なんて最初から夫擁護派だったことが
決定的になった瞬間の言葉だった。夫婦喧嘩は犬も食わないのに人間の私が食ってしまった
のがいけなかったのだ。それにしても姉である私に向ってひどいことを言う妹だ。

世の中のすべての人に嫌われていたら、それはそれで気分的には随分楽でいいんじゃ
ないのを『信条』にしている私としたら、待望の私を嫌ってくれるひとがひとり増えたの
だからそのことを喜べばいいのになぜか妹に言われるとムカッとした。
もうあなたとは二度と口をきいてやらないからねと腸(はらわた)が煮えくり返った。

そうこうしているうちにいつの間にか携帯電話で話をしたり、外見上は普通に戻ったよう
にみえるくらいまでには関係修復したが、心の底では『あの野郎』と男でもない妹を今でも
野郎呼ばわりしている私だ。

その妹と1年ぶりに渋谷で待ち合わせた。田舎の味で手間隙がかかって大変だった
『醤油の実』や『手作りドクダミ化粧水』などを渡してやったのだが『あの野郎』は
ありがたがるわけでもなく嬉しいのか嬉しくないのかあまり表情には出さずに黙って受け
取った。

『あの野郎』いつかぎゃふんと言わせてやるぞ。

とどうでもいいことを書いてしまったが、いよいよ『原発性副甲状腺機能亢進症』の
手術が来週に決まったようだ。全身麻酔なので切られると言ってもあまり心配はして
いないがどうせ切らなくてはいけないものなら早く終わってほしい。

昨日の受診の精算金額

再診 70点
投薬 68点
合計 138点

138×3円=414円(10円未満切捨て)410円

薬局での精算金額

基本料     340点
調剤料     710点
疫剤料    11,250点
薬学管理料   300点
合計     12,600点

保険分担負担額 12,600点×0.3(負担率)=3,780円

合計4,190円となった。
投薬された薬は、ボナロン錠35mg 15錠だ。
一週間に一回朝起きたときに服用する。効果は骨の代謝を改善し、骨が
もろくなるのを予防する作用があると書かれている。

その他交通費 210×2+220×2+260×2+150×2+200×2=2,080円。
総合計6,270円となった。


病気のばか。お金がかかるじゃないの。
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