ここ、シムリアップの観光も今日一日となった。タカさんの提案でトレサップ湖に行くことにした。途中の道路で二人で25ドルを徴収された。このお金はいったいなんだろうと思っていたら、トレサップ湖のボート代金だった。ボートで案内してくれた青年によると、この湖も来月には水量がかなり減って、今ベトナムから漁に来ている人達も今月いっぱいで帰るそうだ。もちろん会話は、カンボジア語の指差し会話帳で。タイの水上マーケットに行ったことがあるが、タイでは無邪気にカメラを向けてパチパチと写真を撮っていたのだが、ここカンボジアではとてもそんな気分になれない。ボートが行く先々で小魚の漁をしているベトナムの人の姿があったが、生きるための真剣勝負という感じで、通りすがりの人を受け付けない厳しさがある。案内人の青年の話も、観光している私にはつらい話だ。仕事を終えた後で英語の学校に通っているらしい。父は、ポルポト政権時代に殺され、今は、母と二人暮らし。授業料も高く生活が大変だと訴える。情にもろい私としては、そのままさようならと言うわけにもいかず少しばかりのお礼を渡した。こんなことで問題は解決しないと思うが、私自身の自己満足と言われても反論できない。この後、トレサップ湖が一望できる高台にある寺院に行った。道路から歩いて30分以上かかった。途中、高床式の窓も何もついていないところで公務員の人だと思うが入場券の提示を求められた。アンコール.ワットに入場する時に購入した三日券が、ここで有効になったのでなんだか得をしたような気がした。観光客は、私たち以外一人もいなかった。暑い中、この上まで登ってくる人はほとんどいないのだろう。なんだか、観光客が一人もいない場所に立っている私って少し旅慣れていて結構、カッコイイじゃんということにならないだろうか。こうしてシムリアップ最後の夜もタケオのアンコールビールでほろ酔い加減の私であった。
今日のタカさんへは、トレサップ湖往復で6ドルとお礼として2ドル合計8ドル。明日は、首都プノンペンに移動するので今日までの宿泊代@7ドル×4=28ドルを、中国語、英語、日本語とカンボジア語を話すオーナーの15歳の息子に支払った。タケオの皆さん、色々旅の情報を親切に教えていただいてありがとうございました。
今日のタカさんへは、トレサップ湖往復で6ドルとお礼として2ドル合計8ドル。明日は、首都プノンペンに移動するので今日までの宿泊代@7ドル×4=28ドルを、中国語、英語、日本語とカンボジア語を話すオーナーの15歳の息子に支払った。タケオの皆さん、色々旅の情報を親切に教えていただいてありがとうございました。