風の吹くまま

気の向くままに

泣いてもいいよ

2011-03-30 12:45:09 | Weblog
歯の痛みを知らない人を友達に持つなというのなら、私のように『他人の飯』を
食べたことのない人も友達に持ってはいけないのかもしれない。
想像力でカバ-できることもあるかもしれないが、基本的には本当のつらさは
わからないのだと思う。

もっと若い時というよりつい最近までどんなことにも前向きに対応していけば
きっと事態は好転するのだと思っていた。それが何のきっかけかは忘れたけれど
どうにも動かすことのできないことがあるのだと気づいた。

他人のつらさを自分のこととして感じるだけの感受性を持ち合わせているかと聞か
れれば大声ではいと答えるだけの自信はないし、たぶんわからないと答えたほうが
正直な私の気持ちだと思う。

こんな時に言うことではないかもしれないが、都会に住む人間も孤独だ。

その地に代々住み続けて回りの誰もを知っている人だけに囲まれて暮らしていた空間を
離れて都会の暮らしを選んでしまったひとたちの孤独は、今避難所で過ごしている
人たちの拠り所のない心に似ている。

拠り所のない気持ちは、我慢しないで大声出して泣いてもいいよ。
私だけじゃなくてだれでも。


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悔しいよ

2011-03-23 22:36:56 | Weblog
どんどん広がって東京都の水道水まで乳児は控えるようにと『摂取制限』された。
野菜も『出荷制限』『摂取制限』と聴き慣れない言葉が飛び交ってその種類がどんどん
増えている。そのうちに飲むものも食べるものも無くなってしまうのだろうか。
そもそも『暫定規制値』とは、福島第一原発事故に伴い、厚生労働省が急きょ設置した
放射性物質の摂取に関する規制値だそうだが素人には何のことなのか良くわからない。

食べても飲んでもただちに影響する数値ではないと報道されているが、それならば
なぜと結構意地悪く詰め寄りたい気持ちにもなってくる。

テレビ見ているだけで泣いてしまうことが多くなった。
なにも悪いことしていないのに悔しいひとがどんどん増えていく。
向ける場所のない悔しさが大勢のひとの心に広がっている気がする。

深呼吸したくらいではおさまらないよ。
バカバカバカバカ・・・・。


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理不尽だよ

2011-03-22 22:02:02 | Weblog
福島、茨城、栃木、群馬のホウレンソウとカキナそれに福島県産の原乳が出荷停止に
なった。それに福島県の5市町の水道水で国の基準を超える放射性ヨウ素が検出された
のでその地域では水道水を使ったミルクを乳児に飲ませないようにと報道されている。

すぐに影響が出ないと言われているが、人の心はままならない。
こうして次から次へとあれもダメだこれもダメだと言われると平常でいようと
している心にダメ-ジを受ける。

でも、せっかく育てた野菜を処分しなくてはいけない農家の人の悔しさは私の比では
ないだろうと思い直す。今回の出荷停止は、農家の人にとってはどう考えればいいのか
わからないほど理不尽なことだろうと思う。

目に見えない『放射性物質』などにおびえることなく過ごせる環境が一番大切なこと
だったのだと改めてしみじみと思った。

計画停電してもいいから放射線物質におびえなくてもいい電気を使いたい。

お店に出ているホウレンソウは、食べるよ。



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日常の暮らし

2011-03-20 09:46:39 | Weblog
これから先のことはわからないが長引くと思っていた計画停電も今のところ2回だけだ。
災害に備えて日頃から準備をすることなど全くできない私だが、あったお米でしのげたし
トイレットペ-パ-も後3ロ-ルある。
テレビから流れる映像に時には涙を流しながらも、それは被災地ではない場所での日常の
暮らしだ。

明日なにがあるかわからないのは、私に限ったことではなくすべての人に平等だ。
淡々とこの日常を過ごすことしかできない私だが、普通の暮らしほどありがたいものは
ないのだなあと思った。

こんな時こそ『明日は明日の風が吹く』の気持ちで穏やかに過ごそうと決めた。
気持ちが沈むと体は敏感に反応するので、気持ちを日常レベルまで引き上げた。

病は気からと言うくらいだから、気持ちは大切だ。



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もうすぐ春だよ

2011-03-14 23:47:48 | Weblog
昔台風の時などに停電になったことはあったが『計画停電』などという
事態は初めてのことだ。これが今後しばらく続くようなので大変だ。
今では田舎でさえも囲炉裏のある家はほとんど無くなった。
スイッチひとつでなんでもできて便利だと思っていたのだが、昔ながらの
生活が一番大切なことだったのだと考えてしまう。

福島原発の情報が錯綜している。
専門的なことは全くわからないが、原発の爆発事故等でなんとなく不安な
気持ちになっているのは私だけではないと思う。

便利に慣れた生活で電気のない暮らしはこたえると思うが、電気について
考えるいいきっかけにはなると思う。

不安だと思っても不安な材料が解消される訳ではないので、こうなったら
大きく深呼吸してもうすぐ咲き始める桜の開花を想像してみることにする。

もうそこまで春がきている。

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M8.8国内最大地震

2011-03-12 08:32:32 | Weblog
今回の東北・関東大地震により被災された方々に心よりお見舞い
申し上げます。

テレビで報道される映像に言葉を失っています。

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馬鹿につける薬

2011-03-09 10:44:38 | Weblog
そもそも年金問題など若い時には考えもしなかったことだ。

地方公務員として過ごした9年半の退職金としてもらったとばかり思って
いた230,000円ほどの金額を30年以上も経過した今になって『本当はそれは
共済年金の原資だったので利息をつけて返してくださいね』という書類が送られてきた。

調べてみると返還する金額は、年5.5%の複利計算をするので5倍以上の金額になって100万円
を軽く越える。即刻全額返還するもよし、でなければ支給される共済年金から複利計算した金額を
控除するもよしで『二者択一』しかあなたには選択方法はありませんよということらしい。

今時年利5.5%も利息をつけてくれる銀行なんてあるはずもない。
頼んでもいないのに原資として手元に残しておいたらこれだけの金額になったなんて
訳のわからない理屈を言われても納得できない。

年利5.5%の利息がつきますなんて言われたら、そんなお金頼まれたって借りません。
契約書もないのに今になって法律で決められているので返せと言われても納得できない。

そしていくら私が納得できなくても法律なのだ。
私がいくらここで駄々をこねて返すの嫌だ嫌だといって知らん振りしていれば『損』
をするのは私なのだ。私がこの先何年生きるかわからないが雀の涙ほどの『共済年金』
の中から『退職一時金』としていただいたお金に利息をつけて返済し続けることになるのだ。

あまりにバカバカしいので何回も同じ事を繰り返し言ってしまったが、今国会でもめている
専業主婦の国民年金問題など、1+1=2だと言うことをわかっている人だったら
支払続けた人と2年間だけ払えば他の期間はおまけしてもらえるという人のドッチが有利かなんて
一瞬でわかるはずだ。

馬鹿につける薬はないと、私につける薬が無いことは私が一番良く知っているが
たまには法律をつくっている偉い人に向かって『馬鹿につける薬はない』
と大声でさけんでみたい。
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母親の気持ち

2011-03-04 10:17:17 | Weblog
世の中は、ヒマにまかせてカンニング問題でさわがしい。
例によって評論家続出である。
ひとつのことに国中のひとが寄ってたかってああでもないこうでもないと蜂の巣をつついたようだ。
カンニングの『問題』など頭をよぎりもしないで今まで暮らしていた私にさえ、さああなたは
どっちだどっちだと責めてくる。ああ私はドッチ派になればいいのだろうか。
ここで私のとるべき態度を明確にしないと非国民として処罰されるのでは・・・。

まあそんなことはないのだが、もしこのことが身内のやらかしたこととなるとこんなアホな
事を書いているとあの母親は馬鹿でつつでどうにもならないアホ親だとなるのだろうと思う。

だから自分にふりかかってもいないことを評論するのは簡単だということになる。
その簡単なことをああでもないこうでもないと考えた振りをするのはやめて、
せめてその受験生の母親の立場になったつもりになって

『バカモノ、せっかくお金までだして塾に通わせてやっているのだからしっかりしろよ、
バカァァァァァ』

と言って終わりにしたいと思う。

昨日は、ひな祭りだと言うのに朝早くから起きて病院に行ってきた。
なにかあったらもらえる生命保険はほとんど解約して、毎月2,000円の掛け金の県民共済
だけだった私は、生まれて初めてもらえる生命保険の手続きのために病院に証明書を
書いてもらう書類を提出したら目が飛び出るほどの大金を徴収された。
せめてそれを越えるお金が入るように祈るばかりだ。

以下昨日支出の医療費等の明細。
保険外負担 文書料 6,000円
郵送料        300円
(これは私が返信用封筒に切手80円を貼っていたのでこの金額、書留で返信するようだ)
再診 70点 210円
投薬 68点 204円
検査 611点 1,833円
小計   2,250円

ここで今まで10円未満は切捨てだと思っていたことが間違いだったことが判明。
上記の計算は2,247円となり四捨五入されて≒2,250円になったのだ。
納税者有利ではなくてここは3円不利になっている。円を切り上げるようなことは
しないでほしい。3円で文句を言う私は、ケチなのか。

それに薬局では
基本料 340円
薬剤料2,450円
薬学管理料300円
合計 3,980円

3,980円×0.3=1,194円≒1,190円
となってここで4円切り捨ててもらったので差額の1円は利益になった。
これに交通費2,080円を足すと11,820円の大金が消えてなくなった。


せめて県民共済から入ってくる受取保険金が10,000円を越えていますように。
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もう春だ

2011-03-01 19:33:14 | Weblog
あっと言う間に時間が過ぎて1年の16.16%が終わった。

{31(1月)+28(2月)}÷365=0.1616438とか電卓たたいたら数字が出たのだ。
こうやってあまりに急いで時間が過ぎるので落ち落ち暮らしてはいられない。

でもひとまたぎしてあった時間をなかった時間にしてここまで辿りついたのではない
ので正々堂々とした時間だ。(なんのこっちゃ)

すっかりお腹の大きくなった娘の買い物を手伝って、まとめ買いした食料品を娘の
部屋まで運んでやった。

ひとまたぎにすっ飛ばしてしまうことのできない時間なのでいくら早く過ぎるからと
いって落ち落ち暮らしてはいられないとか言わないで思いっきり春を楽しもうと思う。

春は、花が咲くので嬉しい。

とここまで書いてアップしたのだが16.16%が過ぎたなんてことはどうでもいいこと
だった。

病院に入院しているときに読んだ浅田次郎の『つばさよつばさ』のなかにあった
ベガスの効用に書かれていたことを書きとめたかったのだった。

『私がラスベガスに通う目的は、一にかかって自己の喪失である。そもそも旅なる
ものの本質はそれなのだが、旅慣れぬ人はその本質を誤解してむしろ自己の確認を
しようとし、ために旅を甚だつまらぬものにしてしまう。』

浅田次郎のようにラスベガスに行って、その目的は一にかかって自己の喪失であるなどと
言ってみたいものだ。

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