風の吹くまま

気の向くままに

デジブック 『通化~集安へ移動』

2010-09-30 23:50:54 | Weblog
デジブック 『通化~集安へ移動』


今日は、10月9日土曜日、中国時間9時32分、快晴だ。
これから鴨緑江沿いの散歩と、丹東の公園巡りに出かけます。
  
                  丹東にて。
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吉林省・集安

2010-09-30 23:39:32 | Weblog
通化~集安 10:30発車 12:50 到着 23.5元 117km

今日は、天気も良く絶好の観光日和だ。片側1車線の舗装道路が続く。両側には、まだほとんど刈られていない田んぼが黄色なって太陽の光を浴びている。その中に稲穂を上にして乾されている田んぼがあった。農家にとっては、これからが一番忙しい収穫の時期が始まる。

そんな風景をぼんやり見ていたら、昔父と母が若かった頃夕方暗くなってから刈り取った稲を稲架場(はさば)に架けている姿を思い出した。稲刈り前のちょっと暇な時に、生木と生木(たぶん杉の木だったような気がする)の間に稲架木(はさぎ)を架けて稲を干す準備をするのだ。一把を10個集めて纏めた束をイッソク(1束)と言っていたと思う。1把の大きさは、直径10cmくらいだったと思うが、そのイッソクを山の上から稲架場(はさば)のある場所まで背負って下りるのが子どもの仕事だった。イッソク下まで運ぶと10円もらえる約束だった。

今刈り取ったばかりの稲を、稲架場(はさば)の木にまたがっている父に投げ上げるのは母の仕事だ。その父と母の共同作のは、夕方暗くなっているのに子ども心に見ていて飽きなかった。あの時のイッソク10円の約束がまだ果たされていないことを、父も母も覚えているだろうか。

ここ集安は、世界遺産がある町だけあってとてもきれいだ。夕食をとりに外に出たらホテルの前の公園に地もとの人が大勢集まっていた。きれいな衣装を着た人が歌に合わせて踊っている様子をみんなが囲むようにして見ている。日本では、随分中国のことで騒がれているようだが、この集安ではそんなほのぼのとする光景が繰り広げられている。

集安汽車站のすぐ近くの『連菅時尚賓館』に120元で泊まっている。ネット環境あり、空調あり、浴室に湯沸かし器あり、それに中国で初めて浴室に暖房が付けられているホテルだ。
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デジブック 『吉林省・臨江~通化』

2010-09-29 23:33:18 | Weblog
デジブック 『吉林省・臨江~通化』


今日の2回目のアップです。集安より 2010・10/3 中国時間15:35
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吉林省・通化

2010-09-29 21:25:33 | Weblog
臨江~通化 9:15発車 11:30到着 119km 25元(保険料含む)

『結算処』と書かれたところに臨江口岸汽車站の女性従業員が5人入っている。バーコードリーダを使ってバスに乗る人のチケットの確認している。確認作業は、1人でいいので他の4人は椅子に腰掛けている。どの女性も左の手のひらにひまわりの種をのせている。右手でそのひまわりの種を口にいれ前歯で実と種を振り分けて、殻だけを目にも止まらぬ速さで床にぺっぺっする。その繰り返しの一連の流れは、まるで機械仕掛けのようだ。チケットの確認作業をしている女性も、少しでも時間が空くとひまわりの実を口に放り込んでいる。私が中国で一番感心するのは、ひまわりの種を食べる中国人が多いことだ。そのひまわりの実を食べている様子が、リスが両手(?)で物を食べている格好ととても良く似ていると思うのは、私だけだろうか。昨日買った切符なのに席が3番4番であまり景色を楽しむことができなかった。途中の白山の町に入った時に、何本もの煙突から白い煙がモクモクと吐き出されている。その煙のせいで今まで青かった空がどんよりした霞がかかったような空になっている。どんな物質が煙の中に混ざっているか私にはわからないが、煙で空の青がみえなくなったら嫌だなあと思う。住んでいて一番気持ちのいいのはきれいな空ときれいな空気なのだと改めて思った。

通化では、『威龍賓館』に118元で宿泊している。通化汽車站で、明日の集安行きの切符を買ったがかなりの本数があるようで『通化』を素通りしたい場合は、その日の内に集安に行くことは可能だ。中国には、中秋節と国慶節という行事があるそうだが宿泊するホテルがあるのか少し心配になってきた。どうなることやら。
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吉林省・臨江口岸ってどこですか

2010-09-28 22:41:44 | Weblog
臨江の町は、歩き尽くしたわけではないがそんなに大きい町ではないようだ。
町はずれにある臨江站も、昨日歩いた時は、結構距離があるなあと感じたのだが
今日改めて歩いてみて町の中心から15分もあれば行ける所だった。

朝から冷たい雨が降っている。先ずは、臨江口岸汽車站に行って明日移動する通化
までの切符を買った。本当は、集安まで行っているバスがあれば良かったのだが、
時刻表には書かれていない。念には念を入れて一応『臨江~集安』とメモに書いて窓口
に出してみたがメーヨと言われた。

臨江では、バイタクや足漕ぎの自転車が町の人の足になっているようだ。
近いところは2元、少し遠くなると3元になる。タクシーは、昨日乗ったが市内一律
5元のようだ。

そのバイタクに臨江口岸に行ってもらうように頼んで乗り込んだ。金額は3元だと言う。
昨日通った場所や、市場を通り抜けて、この辺だよという感じで下ろされた。
口岸というのは、出入国を審査する建物があって、図們でも長白でも見たような門が
でんと構えている場所ではないのだろうか。
探しても探してもそれらしい場所はみあたらない。雨でぐちゃぐちゃになっている道路
を歩きながら、国境の町だからと言って出入国管理があるとは限らないと思った。

寒くて手がかじかんでいる。家にいたら当然こんな寒い日は外には出ない。いくら
旅に出ているからと言っても無理してそんな建物を探さなくてもいいのではないか。
私は修行する為に旅しているのではない。寒いし小雨が降っているしもう嫌だ。

確かに昨日の鴨緑江の川下りのボート屋さんからも、長い橋が架かっているのは見え
てはいた。多分、今そこは閉鎖されているのだと思う。
どう回り込んでみても、その橋に近づくことはできないのだ。だいたい口岸って中国語
→日本語で調べたら港になっている。
知りもしないで偉そうに使っていた私は、知らないのに知っていた振りをしたのだ。
私、バカよね。おバカさんよね。後ろ指後ろ指さされてもテンテン。

バイタクのおじさんもわからない。泥道を歩いていた時に聞いた若いお兄さんも
わからない。途中の通行人もわからない。

誰も知らなかった『臨江口岸』もういいや。
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吉林省・臨江 鴨緑江下り

2010-09-27 22:29:32 | Weblog
朝食後、鴨緑江に向かって歩いていたら大きな像が目に付いた。
地元に人に聞いたら『陳雲』と書いてくれた。中国の有名な政治家らしいが壊れか
かった台の上に設置されているので近づいて見ることはできなかった。
その像を見ながら橋なりに道路を下って細い道をすすむと鴨緑江に出た。
ボート屋さんが何軒かある。夫がどうしても乗りたいと言うので60元支払った。
私は、イスに座って待つことにした。国門に架かる橋を通り過ぎてそこからすぐに
引き返してきた夫は、これだったら30元でも良かったとぼやいていた。
モーターボートに乗っていた時間は、わすか10分にも満たないだろう。

救命道具を身につけて若い女の子が動力ではないボートに乗っていたが、モーター
ボートよりはいいかもしれない。どっちにしてもここの川下りは、若い人向きだと思う。

今回は、本当にこれでもかと言うくらい国境沿いの町を旅している。
ボート乗り場には、ロシア製の望遠鏡もあって、中国人観光客が対岸の北朝鮮を
覗いていた。ここ臨江の鴨緑江は川幅もかなり広くなっている。
長白のように北朝鮮側には建物もあまりない場所だ。

その後、元の道に戻って川沿いに歩いて行ったら『臨江站』に辿りついた。
駅の中に入って列車の行き先を見たが通化行きの列車もある。『臨江口岸汽車站』
にも行って出発時間や本数を調べたがこの先は、列車ではなくバスで通化に行くこと
にした。

明日は、臨江の国門に行く予定だ。
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デジブック 『長白鎮~臨江に移動』

2010-09-26 23:47:39 | Weblog
デジブック 『長白鎮~臨江に移動』


今日は、朝からどしゃ降りの雨だった。今、外は晴れ間も見えてきた。
10月3日、中国時間10時49分(日本時間11時49分)だ。

午後から、せっかくの観光地なので好大王碑を見に出かけようと思う。
集安にて。
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吉林省・臨江市

2010-09-26 22:04:46 | Weblog
長白~臨江 240km 09:10発車予定 到着予定 13:00 47.5元

ホテルから長白客運站まで歩いて10分くらいだ。到着したのは8時半を少し回った
頃だった。待合室は、ガランとしている。荷物を置いたところから斜め前の席で20歳
くらいの女性が泣いている。側に座っているのは、多分父親だと思う。
目を真っ赤に泣き腫らしているところを見ると余程別れるのが辛いのだろう。
その女性は、9時発の撫松行きのバスに乗るようで待合室を出て行った。

鴨緑江の川が曲がれば、道も曲がる。一時その川を見失ったかと思うと、いつの間にか、
また川に沿ってバスは走っている。石林風景区と書かれた小さな標識が目に止まった。
桂林で見たような小さな山々が重なる墨絵のような景色ではないが、切り立った石に緑が
生えて、そしてそれがどこまでも続く。中国は、やはり大きい。

鴨緑江を左に見ながらバスが走るのだが、その対岸は言うまでもなく北朝鮮だ。
北朝鮮側の山の斜面には、不揃いな畳を敷き詰めたように山肌を畑に開墾してあるのが
見て取れる。中国側のとうもろこし畑は、まだ緑もあって実を残して刈り取られて
いないが、北朝鮮側は葉もすっかり枯れて、なかには刈られた茎が横に倒されて
いる畑もある。

鴨緑江は、途中幅を狭めたり広げたりしながら、どっちが川下かわからないくらい
平らに流れている。それでもある場所の川の流れを見ると確実に長白から臨江に下って
きているのがわかる。

出発予定時間の5分遅れて発車したバスは、13時20分頃臨江に到着した。

雲っていた空がいつの間にか雨に変わった。

『陽光99賓館』に80元で宿泊決定だ。ネット環境・空調ありで広くはないが
とてもきれいな部屋だ。
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デジブック 『吉林省・長白鎮』

2010-09-25 23:16:01 | Weblog
デジブック 『吉林省・長白鎮』


今日は、9月28日中国時間の10時10分。これから町の散歩に出かける。
臨江より。
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長白口岸

2010-09-25 22:54:49 | Weblog
朝、7時頃に部屋のドアーがノックされて朝食の準備ができたと言われた。
2楼に下りていったら誰もいない。白菜のキムチ、ピーナツと菜の混ぜ合わせたもの、
臭豆腐、きゅうりの漬物、昆布の漬物、キャベツと菜の酢の物(?)それにマントウと
お粥だ。いくら食べ放題のセルフサービスだと言われても漬物ばかり食べる訳には
いかない。それに今日のお粥は、白湯と言ってもいいくらい米粒がお湯のなかで泳い
でいる程度だ。まあ、これに豪華にゆで卵が1個つくので栄養的には全く問題ないのだが、
紫社長(紫羅蘭時尚賓館)大丈夫か。女性グループを4人見かけたのでもしかして
総勢6名の客だったのかもしれない。それなのに朝まで暖房点けっ放しでごめんなさい。

国門にも歩いて行ってきた。今日も空は快晴で、鴨緑江の川もとてもきれいに見える。
川向こうの北朝鮮も工場のような建物もあり、相変わらず川原では洗濯をしているひとを
多く見かけた。

口岸の中国側の駐車場には、沢山の風船をつけた黒い車が何台も待機している。
朝鮮側から色とりどりのチマチョゴリを着た女性と正装をした男性が歩いてきたら、
鉄の扉は、自動で開けられた。その人たちは、風船をつけた車に分散して乗って行った。
入国手続きをした様子はないので、なにか特別の人たちなのだろうか。
どうも結婚式の参列者のように思われる。

昼食は、韓国料理のお店で冷麺とビビンバを食べた。熱々の石焼ビビンバが8元、
冷麺は5元だった。延吉よりも安いようだ。

こうして長白最後の夜は更けていく。

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