広州で広東省の地図を買った時にどうして開平市が載っていないのだろうと不思議に思っていた。どうやら開平市は江門市の行政区分のひとつだという事がわかった。日本で言えば、例えば横浜市の中に開平市があるなんて想像もしてみなかった。
朝、省汽車站を9;55発車のバスは、高速道路で開平市に向かう。途中道路の工事等で渋滞したが12時10分くらいには開平汽車站に着いた。汽車站のすぐ近くの碧麗宮酒店に宿泊することにした。酒店というと大きなホテルを想像するかもしれないが一階がフロントで5階だけが宿泊できるようになっているらしい。
部屋は70元と安いが広州の「宇航賓館」が懐かしくなるような感じだ。寝るだけなら全く問題はないが、どうもネットはつながらないしベッドもいまいち清潔感に欠けていて少し侘しい感じがする。お一人様20元から宿泊できるようだ。
開平は大きな町でバスターミナルの近くには、ケンタッキー、マクドナルドがある。
ミニバンのおじさんが最初から離れずについて来て乗れ乗れとうるさい。そのおじさんを振り切ってバスに向かう。
最初は赤坎に行こうとしたのだがどうやらこのバスは違うと言っているようだ。バスの前面には開平←→金鶏となっていて小さな字で赤坎、百合、蜆岡となっている。若い女性の車掌さんが錦江里(チンジャンリー)石楼と書いてくれた。(6元)はいはい、そこでもいいんですとバスに乗り込んだ。赤坎は通らないらしい。若い車掌さんはバスが出るときに降りてしまったので大丈夫かなと思っていたら「ツドォ」で運転手さんはバスを降りて向こう方面に歩いて行くんだよと指を差して教えてくれた。(ここまで35分かかった)
バスを降りた所に「錦江里村落→」と看板が出ていた。運転手さんに指された方向に歩いて行くと電柱があってそこに赤いペンキで錦江里→石楼と書いてある。電柱の側の家のおばさんが不思議そうにこちらに顔を向けているので「チンジャンリー」と言ったらああそっちだよという素振りをしてくれた。
左側には刈り取られた田んぼが広がっていて、右側は小川になっている。その真ん中の土手の上を枯れ草を踏みながら歩いて行くと懐かしい感じの農作業用の石橋が架かっている。その少し先にも古いが結構長い石橋があってそこを歩いてのどかな田園風景の中を先に進むとようやく見えてた。
開平市でも芸術的価値が最も高い望楼とされる「瑞石楼」がある錦江里村落に着いた。あまり中国ではみかけない洋館の建ち並ぶ村落だ。その細い路地を通って行くと瑞石楼があった。
瑞石楼の前で四五人の男性がゲームに興じていたがその中の一人が近づいてきて「中に入るのなら一人20元だ」と言われた。たぶんこの楼の所有者だろう。建物は7階から8階くらいまであり一番上からは村落を見下ろすことが出来る。
それにしてもここが世界遺産に登録された村のひとつなのだと思うと不思議な気がする。この時間観光客はひとりもいない静かな村だ。庭先で草を乾したりしている姿がちらほら見えただけだ。
帰りは、ミニバンに乗せてもらい(一人10元)開平に戻った。
朝、省汽車站を9;55発車のバスは、高速道路で開平市に向かう。途中道路の工事等で渋滞したが12時10分くらいには開平汽車站に着いた。汽車站のすぐ近くの碧麗宮酒店に宿泊することにした。酒店というと大きなホテルを想像するかもしれないが一階がフロントで5階だけが宿泊できるようになっているらしい。
部屋は70元と安いが広州の「宇航賓館」が懐かしくなるような感じだ。寝るだけなら全く問題はないが、どうもネットはつながらないしベッドもいまいち清潔感に欠けていて少し侘しい感じがする。お一人様20元から宿泊できるようだ。
開平は大きな町でバスターミナルの近くには、ケンタッキー、マクドナルドがある。
ミニバンのおじさんが最初から離れずについて来て乗れ乗れとうるさい。そのおじさんを振り切ってバスに向かう。
最初は赤坎に行こうとしたのだがどうやらこのバスは違うと言っているようだ。バスの前面には開平←→金鶏となっていて小さな字で赤坎、百合、蜆岡となっている。若い女性の車掌さんが錦江里(チンジャンリー)石楼と書いてくれた。(6元)はいはい、そこでもいいんですとバスに乗り込んだ。赤坎は通らないらしい。若い車掌さんはバスが出るときに降りてしまったので大丈夫かなと思っていたら「ツドォ」で運転手さんはバスを降りて向こう方面に歩いて行くんだよと指を差して教えてくれた。(ここまで35分かかった)
バスを降りた所に「錦江里村落→」と看板が出ていた。運転手さんに指された方向に歩いて行くと電柱があってそこに赤いペンキで錦江里→石楼と書いてある。電柱の側の家のおばさんが不思議そうにこちらに顔を向けているので「チンジャンリー」と言ったらああそっちだよという素振りをしてくれた。
左側には刈り取られた田んぼが広がっていて、右側は小川になっている。その真ん中の土手の上を枯れ草を踏みながら歩いて行くと懐かしい感じの農作業用の石橋が架かっている。その少し先にも古いが結構長い石橋があってそこを歩いてのどかな田園風景の中を先に進むとようやく見えてた。
開平市でも芸術的価値が最も高い望楼とされる「瑞石楼」がある錦江里村落に着いた。あまり中国ではみかけない洋館の建ち並ぶ村落だ。その細い路地を通って行くと瑞石楼があった。
瑞石楼の前で四五人の男性がゲームに興じていたがその中の一人が近づいてきて「中に入るのなら一人20元だ」と言われた。たぶんこの楼の所有者だろう。建物は7階から8階くらいまであり一番上からは村落を見下ろすことが出来る。
それにしてもここが世界遺産に登録された村のひとつなのだと思うと不思議な気がする。この時間観光客はひとりもいない静かな村だ。庭先で草を乾したりしている姿がちらほら見えただけだ。
帰りは、ミニバンに乗せてもらい(一人10元)開平に戻った。