ベリーショート

05:00起床
道路は濡れていて少し雨が降っている。


美味しいものはこうして口コミでどんどん広まっていくのだと思う。猫好きの妹の今回持って来てくれた物は卵だ。どこにでもいくらでも売っている卵だがこの卵を食べてしまうとあまりの美味しさにまた持ってきてくれないかなあといつもは何も持って来るなと言う私だがついスーッと手が出てしまう。炊きたてのご飯で食べたら病みつきになる。





予約しておいた本が準備できたとメールが来ていたので車で図書館に寄ってもらった。

猫好きの妹と二人でスーパーの中に出店している美容室に寄って髪を切ってもらった。良く見かける1,000円床屋ではなく1,500円だったがシャンプーカットで2,000円は嬉しい。どうせ坊主同然の短さに切ってもらうのでどこでもいいと思われるかもしれないがそうはいかない。丁寧に切ってもらった上にシャンプーも気持ちが良かった。この金額なら毎月切ってもらっても安上がりだ。ちょっと耳にかかっていた髪をスッキリさせてもらって気分上々だ。

こうして一週間ぶりにいっぱい口を開いて話ができて良かった。

電話かけ放題プラン

05:09起床
道路は濡れているが雨は止んでいる。

それにしてもちょっと前まで携帯などなかった。そしてその時の通信手段はもっぱら電話だった。今でも固定電話はあるが時々セールスの電話がかかってくるくらいでほとんど使わない。同居人の携帯は電話かけ放題のプランを選んだが電話で話す相手などほとんどいない。世の中が便利になればなるほど人との関係が希薄になっていく。希薄な人間関係は自分で選んだ環境だ。断捨離やミニマリストなどの言葉が流行って確かに物が少ない中での生活は物が溢れかえっていた時の環境に比べれば快適である事は間違いないがそれだけで全てが解決するはずもない。人は自分が考える事にそうだねとうなずいてもらう事に多くのエネルギーを使っている。例えば断捨離に興味を持った人は断捨離という言葉を探して本を読んだり回りを巻き込んだりする。同じように政治に興味を持つ人も自分の考えが正しい事を強調する。人は相手が考えている事をある程度察知する能力が備わっていて自分と考え方の違う人間を自分の中で弾き出してしまう。そして私にような偏屈な人間はどんどんどんどん自分の殻の中に閉じこもる事を選択してしまうので一週間経っても誰とも話さないような結果になる。ただ問題は性格だけでない事も事実なので私が世の中に背中を向けて生きているばかりじゃないと言っておきたい。

一週間ああああとか言って過ごしたご褒美に猫好きの妹が車で迎えに来てくれる事になっている。



散歩の途中で撮影した。

あれまあ

05:59起床
五時に目覚ましかけていたのに意気地無しだ。道路が濡れていて少し雨が降っている。

今日はもう週末であっと言う間に一週間が過ぎてしまったがよくよく考えてみると(考えなくてもわかるが)月曜日から昨日までで同居人以外の人と声を出して喋った人は新聞の集金に来た太ったお兄さんと むむむむあれまあそれだけか。歩いている途中で会う人は誰も私に興味など無いので全く視界に入っていないし。健全な暮らしでは無いなどと精神科医だったら言われてしまうような内容だ。何が楽しくて生きているのかと同居人を詰ったが実は私の事だったのか。

なじ・る【▽詰る】
［動ラ五（四）］相手を問いつめて責める。詰問する。「心変わりを―・る」

ラインなどで喋った気になっているのは本当はこうして他人さまには迷惑などうでもいい私の事を書いているのと同じ行動だ。仕事を持たない人間の日常などこんなものだと自分で自分を慰めてみるが誰かに慰めてもらいたいほど落ち込んでいる訳ではない。

せっかく読み切ったと思ったら今読んでいた本はⅠでⅡがあった。Ⅱを読まないと宙ぶらりんなので図書館に予約を入れた。ジョブズ氏は自己愛性人格障害だったと書かれている。あらまあ体操の時間だ。続きは後で

異国の時報

05:24起床
外は曇っていて今にも雨が降りそうな空模様だ。

昨日は午前中は中国語のラジオ講座を聞いたり本を読んでいた。

午後五時頃に家を出て二時間ちょっと歩いた。ちょっと意識して早足で歩いたがそれでも18,426歩だった。なんで歩いているのかまだよくわからないが歩きながら少しもわからない中国のラジオを聞いている。中国時間は日本より一時間遅いので六時になると五時の時報を知らせるがぽっぽっぽっぽっーという時報の知らせ方が日本よりひとつ多い気がする。そんな事はどうでもいいのだがどうして分かりもしないラジオを聞いているのか考えてみると、ある日突然耳から入った言葉がわかるようになってペラペラ喋れるようになるかもしれないと訳のわからない期待をしているからだ。

七時過ぎに家に戻って晩酌をしながら世界陸上を見ていた。引き締まった体はどの選手もきれいで普段の練習の厳しさが良く分かる。何かひとつの事に神経を集中させて取り組んでいる人はテレビの画面でも感動してじっと見入ってしまう。

今日は特に予定もないが坊主状態の髪が伸びたので邪魔だ。また坊主状態にするか考え中だ。

ミトコンドリア

05:45起床だが実際は夜中の二時半に起きてしまって四時半すぎまで本を読んでいた。

それにしても成功した人はやっぱり普通の感覚ではなくかなり変わっている。ウォルター・アイザックリンという人が書いた「スティブ・ジョブズ」という本が面白くてやめられない。実の親に捨てられて養子縁組をした義父母に育てられていた事などこの本を読むまで知らなかった。カリスマ性を持っているのでその言動が色々取りざたされていたようだが極端にも思える行動もこんな人だから世界中があっと驚くような会社にまでしたのだ。使っているiPhoneを世に送り出した人だと思うと興味が尽きない。かなり分厚い本なので1/2以上まで読み進んでいるがこの先が楽しみだ。

昨日は四時過ぎに家を出て二時間半くらい歩いた。途中で寄った事のないスーパで買い物をしたりしていたが目標設定の15,000歩歩くにはかなり歩かないとダメだ。17,611歩で二万に届かない。昨日たまたま晩酌をしながらNHKのためしてがってんという番組で「ミトコンドリア」という物質が体を疲れにくくさせると実験をしていた。体に負荷をかけないとその物質は出てこないらしい。だらだらと歩いているだけではダメで三分交代くらいで早足で歩いたりゆっくり歩いたりするといいらしい。そう言えば娘の夫さんに腹筋運動のやり方を教えてもらってからは今まで200回やっていた腹筋運動がたった10回しかやらないのにきつくてそれ以上はやれない。膝を立ててゆっくり背中を床につける直前でこらえて五秒止めてまたゆっくり元に戻るのだそうだ。200回という回数で安心していたのだがほとんど効果がなかった。何かやるにしても自己流は時間だけ使って効果が薄い。

今日からミトコンドリアが増えるような歩きを取り入れたい。

雨だ

05:18起床
外は雨が降っている。こんなに急激に寒くなるなんて毎年繰り返しているのに去年の事は思い出せない。

昨日は午前中は中国語のラジオ講座を聴いたり本を読んだりしていた。午後四時過ぎにいつもの遊歩道を歩いて買い物をして戻ってきた。途中の道で犬を連れて歩いている人を結構見かける。犬の種類など全くわからないが大きな犬からちょろちょろ歩く小さい犬まで様々だ。どの人も決まって手には小さいバックを持っている。途中で排泄したものを処理するための道具が入っているようだ。犬好きと猫好きの人の性格も多分随分違うのだと思う。犬の散歩は見かけても猫を連れて歩いている人は見た事がない。猫は猫好きの妹がいるので何となく分かる気もするが犬を飼っている人に性格はわからない。だいたいが一人で歩いているが男女比で言ったら幾らか女性が多い気がする。そして犬を引き連れて歩いている女性はなんだかちょっと取り澄ましている人が多く歩きながら物思いに耽っているように見えるのは考えすぎか。

iPhoneスタンドを買った。

認知症でも感情はあるよ

05:00起床
外は曇っている。半袖ではちょっと寒いくらいになってしまった。本当に夏は終わった。

昨日は午前中は又無料の映画を観た。


認知症になった妻に昔の自分たちの話しを聞かせて過去の事を思い出させるという内容だった。話している相手が夫である事も訪ねて来た子どもや孫のこともわからないのだが夫の読み聞かせる内容を一瞬昔の自分の事だと思い出すような場面もある。それにしてもこんなにも一人の人を思い続けることができるなんて映画とは言いながら羨ましい話しだ。恋だの愛だのという話しからすっかり遠ざかってしまっているように見える年齢になっても多分人の感情の奥にはいつだって色々の思いが燻っている。もう一度若い頃に戻れたら世間だの見栄だのお金だのとは無縁の身も心もとろけてしまうような恋愛をしてみたいと誰だって心に秘めている。

そしてそんな感情とは無縁で一緒に暮らしている同居人を連れ出して散歩に出かけた。待っている時間の方が長いと思える程だ。わざとゆっくり歩いているのか途中でふいとどこかに寄って写真を撮っていたりする。そんな同居人と歩調を合わせる事など私には出来ない。歩調も合わせられない人間と良く一緒に暮らしてきたものだ。こころの何処かに寝込まれてしまうよりは少しでも歩かせて元気でころっといってもらいたい気持ちがある。私だって同じで長生きというより最後まで元気であらまああの人いなくなったのかと思われるような感じであっちにいきたい。

希望が叶うかどうかはこれからの行いにかかっているのでなんでもお見通しのかみさまに覗かれてもいいように今日も一日暮らす事にする。





昨日の散歩の時に撮影。

涼しくなった

05:18起床
外は曇っている。すっかり涼しくなった。８月ももう最後の週になってしまった。

昨日は8時ちょっと過ぎに一号二号を車にのせて親の元に引き渡した。帰ってから散乱している家の中を片付けて一息ついたのが10時を過ぎていた。

午後3時過ぎに猫好きの妹がクジラとかんぴょうの元である夕顔を持ってやってきた。田舎ではよーごと呼んでいたが「夕顔」が訛った言葉だったのか。クジラの肉などは昔はいくらでもあったが最近は見かけた事がない。それにクジラの肉ほど嫌いな物はなくこんな生くさいものを食べる人の気が知れない。同居人と妹はその気の知れない人に属している。使った鍋まで臭くなるような気がしてあまり有難い届けものではないが刺身でも食べられるからと親切にも生姜とニンニクまで入れてある。いつも思う事だが姉妹なのによくもここまで性格が違うものだ。挙げ句の果てには買い物をしていて辞退している私にホームウエアーまで買って渡された。

人間は幾つになっても親のことを思い出す。二人で飲み物一杯頼んだだけで随分長い間昔の思い出話などをしていた。死んでしまった人間に今更何かやってあげるわけにはいかないが今になって分かることがどんどん増えていく。取り返しのつかない事にまでああでもないこうでもないと考える能力を持たせた神様か仏さまか或いはそのどちらでもない持って生まれた脳の仕組みに感心する。

今日はすっかり涼しくなったのでちょっと歩く事にする。

子ども映画劇場

06:29起床
外は曇っているが雨は降っていない。昼間は暑かったが朝は随分涼しくなった。

途中で書くのを止めてしまったが小さい子どもがいたら日常は多分自分のやりたい事など全くできない状態なのだと改めて思った。他人の子(娘の子だけど)だから自分の子のような感じではなくとにかくケンカしている様子もイライラする事もなく見物できるのが有難い。こんな上等な映画を鑑賞できるのだから世の中の小さい子どもを育てている母親が羨ましくなる。それにしても少しもじっとしてはいないのでお泊まり保育となると随分ハードな仕事内容だ。子どもに食べさせるのが精一杯で自分の事は後回しになるので「食べたようでも飲んだようでもない」と田舎で良く言っていた言葉を思い出した。子育て中の親はこんな事が日常な上に働いてなどいたらほとんど自分の自由時間などないだろう。まあ私の事ではないので同情はするが頑張れと言うしかない。

今日はこれから起きてきた一号二号に食事をとらせて晴れて親の元に返す事ができるので良かった。もう少しだ頑張れ私。

可愛いよ

05:55起床
目覚ましは全く聞こえず意気地無しだ。

昨日は7時過ぎに家を出て一号二号を連れて来た。娘と娘の夫さんが用事があり夕方保育園に迎えに行けないということでババの出番が回ってきた。子どもが二人いると一人では間に合わず同居人も駆り出される。公園に行きたいというのですぐ近くの遊具のある場所まで出かけたがそこで思い出したのが牛さんのアイスクリーム屋さんだ。雨上がりで蒸し蒸しする中手を引いたり抱っこしたりしながら向かってみたが途中で挫折した。二号は抱っこした途端に眠ってしまった。

子どもといると色々あって何をどう書けばいいのかわからないほどだが端折って夜寝る時の事だ。二号は昼寝をしたので元気にしていて眠りそうもなかったのだが絵本を何冊か読んでいるうちに急に泣き出した。こんな時はババがいくらなだめてもダメできっとママが恋しくなったんだろうと思ったらどう言う訳か涙がポロポロ出てきて あらら二号が起きてきたので続きまた後で