茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

緑豆湯

2013-08-15 17:30:00 | 料理・点心・菓子
 今年の夏も暑いですね。

 緑豆湯を作ります。

 今日はこのようにアレンジします。

(左)ハトムギ(中国語:苡仁yi4 ren2) 
(中)緑豆              
(右)蓮の実(中国語:蓮子lian2 zi) 

この配合は、体の熱や湿気を取り除き、健胃の効果があります。

蓮の実がない場合は、百合の根も合います。ハトムギを選ぶ際に、平べったい小粒のものよりは、ゴロゴロした大粒のものを選んでください。種類自体違います。平べったい小粒は、ほとんど薬用効果がありません。一方、大粒のものは、煮込むのに少々時間がかかりますが、湿気を取り除く効果が抜群と言われています。

分量は、お好みですが、今回は、ハトムギ2:緑豆4:蓮の実1で作りました。

手順:(シャトルシェフの場合)
1.三つの材料を2時間ほど水に浸ける。緑豆は後で煮るので、別のボールで浸けておいた方がよい。
2.少し柔らかくなった蓮の実の真ん中にある緑の芯を取り除く。芯は非常に苦いが、デドックス効果が強いので、八宝茶の一つの材料として使える。
3.ハトムギと蓮の実が先に一緒に煮る。沸騰して1分後火を消す。
4.緑豆・ハトムギ・蓮の実を一緒に煮る。今度はたっぷりの水。沸騰したらシャトルシェフに入れるだけ。

圧力鍋でもOK。普通の鍋は、煮る時間を適当に延長する。

シャトルシェフの場合は、30分後、緑豆も割れるほど柔らかくなっているはず。粗熱を取り、冷蔵庫に移す。

ダイエット中の主人は、夕食は炭水化物を取らないので、冷やしたプレーン味の緑豆湯がご飯代わりに喜んで食べてくれます。
夏らしいおかゆを食べたい時、作っておいたプレーン味の緑豆湯に、ご飯を加えて少々塩気をつけて緑豆粥に仕上げます。
子どもには、食欲のない朝の一品や食後のデザート風にアレンジします。粗熱が取れる前に、氷砂糖を付け加えます。氷砂糖自体も漢方の効用があり、しかも糖分が脳の働きを促進してくれます。多めに入れています。

冷やして食べる緑豆湯は、夏バテ予防の一品。母の味を思い出させてくれる一品でもあります。


デザートで召し上がる場合、緑豆かき氷風にアレンジするのも良さそうですね。

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