茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

岡田美術館

2020-09-27 18:32:00 | 街散策・旅行



岡田美術館の東洋陶磁コレクション、
その数と美に圧倒されました。

三階北斎夏美人図の前にしばし足を止めます。

薄手の着物の下に、紅い襦袢を覗かせ、夏らしい季節感が表れ、女性内面の描写まで匂わせていたな…と眺めていましたところ、隣りに立っている親子の会話が耳に入りました。

「見て、赤い下着、涼しそうでしょ」

言われたまま、赤いリボンで髪の毛を結える十歳ぐらいの女の子が大きく目を開いて真剣に図を見つめます。

美を共感させた
親子の素敵な会話です。
美術鑑賞の種、
知らず知らずうちに蒔かれています。

江戸時代に88歳まで長生きした北斎も
もしこの会話を聞いていたら
ほくそえむでしょうね。



館内足湯カフェで休憩を取りながら眺める現代画家福井江太郎の大壁画 風神雷神。


POLA美術館感想

2020-09-27 10:46:00 | 街散策・旅行




仕事で疲れた神経が、水の広がりにしたがってとき解された。
                                  ーbyモネ

私には啓示が東方からやってくるー異国情緒な人物像、生涯描き続ける

            ーbyマティス

アーティスト心の声を知り、眺めていた作品により深みを感じました。