茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

不惑の年になってから初めての茶会

2014-01-26 16:17:06 | お知らせ
旧正月の祝いを一週間ほど前倒しし、今日、自宅サロンで春節中国茶会が行われました。

前日に自分は、四十という不惑の年を迎えました。孔子が語る四十にして惑わずの境地には、生きているうちに、いつ到達するのかという感じなんです(笑)。

今年も中国語教室で皆さんと中国茶を楽しみながら、多くの方々に中国茶やその周りのことについて学んでいけたらと思います。それだけはとりあえず迷いがありませんね(笑)。


春節をイメージし、茶席は鮮やかな赤を多く取り入れました。一つ目のお茶は、中国の潮州の酒器で淹れました。潮州は人気の単ソン烏龍茶の産地で有名ですが、茶器の産地でもあります。中では、写真のような派手な柄も焼かれています。まあ、春節だからいいかと自分に言い聞かせました(笑)。

◆茶譜
四季春(台湾 2013年冬茶)
杉林渓ハンドメイド炭火焙煎(台湾 2013年秋茶)

軽食として、今回はオリジナル薬膳粥をお出ししました。昨年の碧螺春を細かく刻み、ふりかけ感覚で白ネギとトッピングしました。

今回の薬膳茶は、冬の養生を意識し、東洋医学でいう温補と潤水を中心にレシピを考えました。

食事時のお茶として、プーアル茶と氷山雪菊のブレンド茶をお出ししました。氷山雪菊は、杭州白菊と異なり、体を温める効果があります。氷山雪菊をそのままお飲みになっても美味しいけれど、体が温まるプーアルとブレンドするのは、最近思いついたレシピです。東洋医学でいう冬の「温補」効果が期待できます。プーアル苦手な人や菊茶苦手の人も、自分の好みで加減できます。

デザートとして、旧正月の定番の湯圓をお出ししました。今回は、黒ゴマ餡のものをご用意しました。デザートティーとして、プーアルと黒い食材諸々をブレンドしたお茶を淹れました。五行茶の中の水茶になります。腎臓の潤水機能を高める目的として、冬は黒い食材を摂取するといいとされています。お味は、皆さんのお口に合いましたのでしょうか。

◆茶請け 体を温める品々や女性に良いとされるものを中心に選ばせて頂きました。
和ぼおろしょこら(成田 成田屋)
生姜くるみ(福楽得)
なつめ(中国 新疆自治区)
黒糖梅干しキャンディ(中国)

◆土産
四季春・杉林渓炭火・氷山雪菊を少しずつプレゼントしました。

同じコンセプトの茶会で、下記の日程で開催する予定です。茶譜の一部をかえることがあります。
日時: 2月14日 10:30-12:30 (残席 1人)
場所:東西線南行徳駅/駐車場一台分有
会費: 2,500円
連絡先:youyiyouyi@hotmail.com
047-704-8952 田中

今日ご参加された方々、皆さんの素敵な笑顔と楽しい会話、どうもありがとうございました。

今回ご参加してくださった茶猫さんがブログに記事を載せてくれました。ありがとうございます。

茶と猫と
http://ameblo.jp/chasaji-b/entry-11759230267.html

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