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茶語花香

人生は旅なり。
中国茶をはじめ、花のある暮らし、読書、旅などを中心に、日常の出来事を綴ります。

ハナミズキ

2019-04-19 20:33:53 | 日常

バスの窓から見えた
街路樹のハナミズキに
沢山の花が咲いた

まあ、もうこんな季節か
やっぱりキレイ〜

ピンクのハナミズキよりも、
私は白の方が好き。
純白であどけない印象。

前の家の玄関先にある
あのハナミズキを思い出した。
この季節が訪れるたびに、
私はよく玄関先であの木を見上げていた。
まだ若い樹で
つんつんと天に向けた花達が
無邪気で元気いっぱいの子達のように。

今日は無性に家が恋しくなりました。

2015.4撮影

飛べ、我が子

2019-03-08 15:30:30 | 日常

昨日は我が子の卒業式でした。

中三を担任したS先生。この一年間、クラス全員にかけた「魔法の言葉」の数々。おかげさまで、我が子を大きく成長させたと実感しています。

最後の数ヶ月、目標を諦めずに、心身とともに健康に過ごし、逞しくなりました。その様子を間近で見る事ができて、親として生きていて幸せでした。

昨日、謝恩会も行われました。S先生のスピーチを聞いていて改めて感動しました。教師魂のある先生との出会いに感謝し、一人の保護者としても多く学ばせて頂きました。

三年前、中国に来てまもなく、
「中国に来るのが人生の回り道の気がする」とある日言い出す我が子。

「人生はまっすぐに歩まなくてもよい」と私が答えました。

その会話から三年も経ちました。

母の私が当時言いたかったこと、今、我が子が少し実感できるようになったかな。

少し早い我が子の巣立ち、母は切ないです。

これからは、遠方より暖かく見守っているからね。

ホットジンジャーにまんさくの花

2019-01-22 19:15:48 | 日常

二年ぶりに彼女とゆっくりお茶をした。
二人とも好きな店で。

変わらない彼女、
無欲でステキ。

三年前、彼女に初めてここを案内してもらった時以来、
日本に帰ってくる時、いつもここを寄っていたいと思う。

なんとなく照れていた二人が
次第に話しに花を咲き始めた。

コーヒーカップのことも
苔玉に虫の話しも
同じ血液型であることも

今日のホットジンジャーが甘かった。
持ち帰ったまんさくの花、いい香りがした。

冬至の日に思うこと

2018-12-22 21:40:14 | 日常

広東に来て一年目、
「冬至快楽」(ハッピー冬至)と挨拶されたとき、ビックリしました。

広東人のこの冬至を祝う慣習、
非常に形式的な祭り事のようです。
家族で食卓を囲み、湯圓やら、餃子やら、節日の食べ物が食卓に用意されます。
養生目的で用意される食べ物は特にないようです。

それもそのはずです。
広州で過ごしてきた三年間
「大雪」の節目を迎える十二月十日前後、
決まって一度冷え込みます。
その後再び暖かい陽気が続きます。
今日の気温、二十八度にも上がり、
どうもこの街では陰気✴︎を全く気にする必要はなさそうです。

✴︎陰気
陰陽五行思想に基づいて、
この日陰極まればそれ以降陽に転ず。

陰気が極まる冬至の日に 早く家に帰るように。
子どもの頃、よく聞かされたこの言葉も、
おばあちゃんのお手製で、生姜をふんだんに効かした癖のある羊肉料理も、
懐かしく思い出す二〇一八年冬至。

慣習は気候に左右され、
そこに伝統がうまれます。

広州にて



田舎籠

2018-03-25 15:48:35 | 日常

帰省した友人が田舎から古い手提げ籠を持ち帰りました。
一目惚れしましたので譲って頂くことにしました。

こちらは2019.9月 広東省開平で見た茶箱でした。
内側が布に被われていて、
元々弁当箱としてではなく、温かいお茶ポットを入れる道具でした。

手入れして花を生けてみました。