クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

統一教会(家庭連合)の集会に参加した議員に慎重な態度求める

2018-08-24 | その他
 カルト被害を考える会(河田英正代表)は20日、家庭連合(世界平和統一家庭連合)=旧・統一教会の『復興祈念・2018孝情文化ピースフェスティバル in OKAYAMA』(岡山市北区のジップアリーナで7月22日に開催)に来賓として出席したり祝電を贈ったりした議員31人に対し、慎重な態度を求める『お願い』(右)を郵送しました。

 『やや日刊カルト新聞』によれば、家庭連合(統一教会)は「1万人の信者数を達成した都道府県で韓鶴子総裁をメインスピーカーとした大会を開く」として、これまで東京、神奈川、愛知、大阪で『孝情文化フェスティバル』を開き、多くの国会議員らが来賓出席してきました。

 今回の岡山集会(約6500人参加)では、文善進家庭連合世界会長(文鮮明・韓鶴子夫妻の5女)がメインスピーカーとして韓鶴子総裁の御言葉を代読し、「私は日本に言いたい」「日本は赦すことのできない民族」「真の父母(教祖夫妻)は日本を世界のために生きるエバ国家、母の国として祝福した」「母の特徴は自分を顧みず全てを惜しみなく与えてくれること」などと述べました。これは、日本が過去に朝鮮を植民地にして抑圧したことなどの贖罪として、日本の信者が霊感商法などで集めたお金を韓国の韓鶴子総裁に送金することを強く求めたことになります。全国霊感商法対策弁連の集計では、過去31年間の霊感商法被害は、判明しているものだけで約1192億円に上ります。

 この集会では、壇上で、逢沢一郎(自民・岡山1区)、山下貴司(自民・岡山2区)、加藤勝信(自民・岡山5区・代理)各衆議院議員、北村経夫参議院議員(自民・比例)と26人の地方議員らが紹介されました。プログラムの後半では逢沢議員が来賓代表として祝辞を述べました(写真)。逢沢議員は祝辞で、「ジップアリーナがこんなに大勢の人で、ご来会の方で超満員になったのは私、逢沢一郎は初めて拝見を致しました!新記録であります。感動いたしております!」と持ち上げ、「徳野先生(家庭連合日本会長)からもご紹介がございました、総裁よりの本当に高額な多額な心のこもったご奉仕を頂きましたこと、ご寄付を頂きましたことを私からも厚く御礼申し上げます!」と、災害義援金1000万円(=これまでの日本の被害額の1万分の1弱)の寄付表明に対してお礼を述べました。

 来賓紹介された地方議員は次の26人です。
・岡山県議会=千田博通(自民・倉敷市都窪郡区)、小田圭一(同)、遠藤康洋(同)、小田春人(自民・井原市小田郡区)、岡﨑豊(自民・岡山市東区)、河本勉(自民・岡山市北区加賀郡区)、内山登(自民・備前市和気郡区)、福島恭子(岡山市東区)各議員
・岡山市議会=和氣健(自民・北区)、小川信幸(同)、浦上雅彦(自民・中区)、礒谷和行(自民・南区)、千間勝己(同)、成本俊一(自民・東区)、山田正幸(同)各議員
・倉敷市議会=赤澤幹温議員
・玉野市議会=伊達正晃、藤原仁子各議員
・赤磐市議会=金谷文則、佐々木雄司各議員
・浅口市議会=大西恒夫議員
・瀬戸内市議会=室崎陸海、角口隼一、布野浩子各議員
・新見市議会=藤澤正則議員
・福岡県中間市議会=梅澤恭徳議員

 その後の祝電披露では、加藤勝信厚生労働大臣・衆議院議員(自民・岡山5区)、橋本岳衆議院議員(自民・岡山4区)の名前が紹介され、代表して加藤厚労相の電文が読まれました。

 プログラムの最後には、真の父母様(教祖夫妻)らに対し、参加者全員が両手を挙げて「億万歳(オンマンセイ)」と唱和。逢沢議員と北村議員は、家庭連合幹部といっしょに壇上で「億万歳(オンマンセイ)」と唱和しました。

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