岡山市の水を守る岡北の会

旭川流域で有害物質が浸・流出する危険性のある御津産業廃棄物処分場を建設・操業することに反対し、岡山市の水を守る活動を発信

岡山市の設置許可決定(アチューマットが再申請)の取消を求め提訴

2018-01-30 | 記事


 1月30日午後、御津産廃阻止同盟(中原寿会長)は岡山市の産廃処分場設置許可決定(2017年8月4日決定。申請者=西日本アチューマットクリーン)を不服として、設置許可の取消を求めて岡山地裁に提訴しました。

 提訴後の集会では、中原会長が「子孫に危険な産廃を遺してはいけないという思いで提訴した」とあいさつしました。

 弁護団の大本崇弁護士は、この裁判での原告側の主張は、許可手続きの瑕疵が著しく違法な許可であること、下流域住民の同意がなく廃掃法上の許可要件が満たされていないことであるなどと述べました。

 参加者は最後に、こぶしを振り上げて「ガンバロー」と唱和しました(写真)。
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4裁判をたたかう―御津産廃阻止同盟が決起集会

2017-10-16 | 記事

決起集会で開会あいさつする御津産廃阻止同盟の中原寿会長

 御津産廃阻止同盟は14日、御津金川の歴史資料館で決起集会をひらき、4つの裁判をたたかう意思統一をしました。

 岡山市北区御津虎倉には、エヌエス日進(株)による安定型産廃処分場と、(株)西日本アチューマットクリーンによる管理型産廃処分農が建設されようとしています。

 エヌエス日進の安定型産廃処分場(2017年4月に設置許可)は、アスベストを含んだがれきが埋め立てられる、産廃処分場のすぐ下流には農業用水のため池がある、岡山市は18年前に結んだ同意書や協定書が有効だとして建設を許可した、地元住民に十分な説明がなされないまま建設が進んでいる、などの問題点があります。

 この産廃処分場のすぐ上では、第1期、第2期の2つの安定型産廃処分場が操業して後に廃止されています。第3期(今回)の産廃処分場は、第2期処分場の埋め立て量が許可量を超過していたため、以前に行われた設置許可申請が許可されなかった経緯があります。

 アチューマットの管理型産廃処分場(2017年8月に設置許可)は、汚染水を施設外に放流しないクローズドシステムには限界がある、常時稼働の焼却炉による大気汚染の不安がある、過去の維持管理から見て業者には施設の維持管理能力がない、岡山市の審査手続きには不備がある、何年経っても住民の理解を得られない迷惑施設である、などの問題点があります。

 この2つの産廃処分場に対して、地元住民が組織した御津産廃阻止同盟は、それぞれの業者に対する建設差止の民事訴訟と、岡山市の設置許可を取り消す行政訴訟を闘います。

 エヌエス日進に対する弁護団(金馬健二団長)とアチューマットに対する弁護団(河田英正団長)から裁判の争点について説明がありました。

 また、高梁佐与谷産廃反対会議事務局の宮田好夫さん、火葬場について考える会会長の片山奈緒美さんからも連帯のあいさつがありました。

 そして、4つの裁判を団結して闘う決議文が採択され、団結ガンバローを唱和して閉会しました。

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エヌエス日進産廃処分場の設置許可取消を求め提訴

2017-10-16 | 記事

エヌエス日進産廃処分場設置許可の取消を求めて提訴した5人の原告(弁護士会館)

 御津産廃阻止同盟は10月5日、エヌエス日進(株)の虎倉(安定型)産廃処分場の設置を許可した岡山市に対して、許可を取り消すよう求めて岡山地裁に提訴しました。

 エヌエス日進の産廃処分場は、アチューマットの(管理型)産廃処分場予定地のすぐ北で、4月に岡山市が設置を許可して、現在は建設に取りかかっています。この日、5人の原告団と弁護団や支援者らは、並んで岡山地裁に入り、訴状を提出しました。

 その後、参加者は岡山弁護士会館で集会をひらき、金馬健二弁護団長から訴状の概要について説明を受け、5人の原告がそれぞれ自己紹介と決意を述べました(写真)。
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10月5日に岡山市の設置許可(エヌエス日進)を提訴-御津産廃阻止同盟

2017-09-29 | 記事
御津産廃阻止同盟から下記のメールが届きました。

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御津産廃阻止同盟事務局です。
皆様のご理解とご協力に感謝しております。

御津虎倉エヌエス日進(株)最終処分場設置許可取消を岡山地方裁判所へ提訴します。

日時:平成29年10月5日(木)午前9時30分から
場所:岡山地方裁判所 岡山市北区南方1-8-42
提訴後、弁護士会館か近くの公園で提訴集会を行います。

*裁判所へ直接集合されるかたは、午前9時20分に裁判所北出入り口付近に集合してください。
*地元から乗り合わせで行かれるかたは、午前8時に宇甘西地区コミュニティーハウスに集合し、配車の後、午前8時15分に出発します。当日、4人乗り以上の車を出せる方は、ご協力をよろしくお願いします。

 今年8月には、環境化学の専門家である中地重治先生、9月には地質学を専門とする中川 鮮先生に最終処分場の現地視察を行ってもらい、今回建設されようとしている最終処分場の問題点、危険性を指摘していただきました。埋め立てられた産廃を通ってきた水は必ず汚染されています。なぜそんな水を生活水・農業用水に使わなければならないのか、なぜ私たちが我慢しなければならないのか。その思いから、今回の提訴に踏み切りました。
 今後、産廃業者に対しても建設の差し止めを求め提訴する予定ですので、皆様のご理解とご協力、そして活動への積極的な参加をよろしくお願いします。
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矢引亮介さんと懇談し、推薦状わたす

2017-09-13 | 記事
 岡山市の水を守る岡北の会の世話人会は本日(13日)午後、岡山市長選挙に立候補を表明している矢引亮介さん(写真中央)と懇談しました。

 最初に、岡北の会の葛原事務局長から、御津産廃問題の経緯が紹介されました。

 矢引さんは、いのち第一の市政に変えたいとして、国民健康保険料を1万円引き下げ、待機児童をなくすため認可保育園を増やすとともに現在の保育園でも職員を増やして受け入れる園児を増やし、小中学生の医療費を無料にして子どもを育てやすい市にしたいと述べました。

 産廃行政については、住民の立場で産廃処分場を厳しく規制したい、また、水源保全条例をつくり市民の水を守りたいと述べました。

 参加者からは、「今の市政は官僚的で強権的だ」、「民主的な市政にしてほしい」、「矢引さんの産廃行政に期待する」、「福山雅治さんい似ていますね」などの意見が出されました。

 岡北の会の清須幸治代表世話人は、矢引さんに市長選挙での推薦状を手渡し、ともに奮闘しましょうと述べました。
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西日本アチューマットクリーン最終処分場の設置許可に阻止同盟が抗議

2017-09-13 | 記事
 御津産廃阻止同盟は8月22日、西日本アチューマットクリーン最終処分場に設置許可を出したことを、岡山市へ抗議しました。
 阻止同盟は、水源地へ産廃処分場を建設し、汚染された水が流れ出た場合の不安を訴え続けています。もしも汚染された水が流れ出た場合、汚染被害の拡大をくい止め、被害を回復する方法はありません。汚染被害への対応が保障されていない産廃処分場に、書類上の不備がなければ建設を許可するという岡山市の姿勢に強く抗議し、西日本アチューマットクリーン最終処分場の設置許可を直ちに取り消すを求めました。
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西日本アチューマットクリーン最終処分場の設置が許可されました

2017-09-13 | 記事
 8月8日、岡山市は、(株)西日本アチューマットクリーン管理型最終処分場に対し、再度、施設の設置を許可しました。
 この最終処分場の設置許可は、非常に複雑な経緯を経て審査手続きが始まりました。一昨年12月、岡山市は一度、設置許可を取消しました。その後、昨年8月に西日本アチューマットクリーンが一部修正した計画を提出し、再審査していました。
 御津産廃阻止同盟は、「許可されてしまった以上、産廃処分場の建設を断固阻止しなければなりません。今後の反対運動については、至急に弁護団、協力団体と話し合い、皆様にご連絡します」としています。
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御津産廃処分場問題の講演と活動報告会ひらく

2017-04-17 | 記事
御津産廃阻止同盟から届いたメールです。
皆様 へ

御津産廃阻止同盟事務局です。
皆様のご理解とご協力に感謝しております。

平成29年4月15日(土)午後1時30分~テクノサポート岡山大会議室にて決起集会を行いました。約100名の参加があり、会場は満席となりました。ありがとうございました。
 
 はじめに、河田市議と大本弁護士から、岡山市北区御津虎倉地内に建設されようとしている、2つの産廃処分場計画において、岡山市が行った杜撰な手続きについて、問題の指摘が行われました。その問題の中でも、私たちが未だに納得に苦しむ、西日本アチューマットクリーン産廃処分場における設置許可の職権取消について、行政法の専門家である、岡山大学 名誉教授 小山正善先生から、「職権取消と行政手続」という演題で講演を行っていただきました。
 小山先生のお話しから分かったことは、「一旦、設置を許可し完結した申請手続」と「設置許可の職権取消を行った後の聴聞手続」、この2つが混ざりあった、杜撰な手続きを岡山市が行っていることです。
 岡山市は、職権取消を行っても設置許可の申請は残ったままだと主張していますが、一度、設置許可の判断を行えば申請が完結してしまい、申請が残るということはありません。申請自体が無いにもかかわらず、職権取消を行った後も申請が残った状態とし、受け付けてはならない補正申請を受け付け、再審査を開始しました。
 通常、職権取消後は聴聞手続が行われ、岡山市は不利益の理由を示し、不利益を受けるもの(産廃業者)の意見を聞かなければなりません。本当なら、職権で許可が取り消されて喜ぶのは私たち建設反対住民なのですが、結果として、補正申請のみで再審査が開始され産廃業者とっては、大変喜ぶべき結果となっています。建設反対住民のほうが不利益を被った訳です。
 講演を聞き、西日本アチューマットクリーン産廃問題だけでなく、エヌエス日進産廃問題、そして、集会の中で活動報告をしていただいた火葬場問題において、市民と行政が衝突する理由は、行政手続が透明性を持って公正に行われなかったことが原因だと感じさせられました。
 集会の終わりに、御津産廃阻止同盟は、2つの産廃処分場建設に反対していく決議文を採択し、最後に河田弁護団長から、「法を歪めて行政を行っている岡山市に対して、腹立たしい思いである。今後も弁護団は、法律に関しては一緒に戦っていくので、住民の皆さんは筵旗を立てて、しっかり反対運動を続けていって欲しい」との激励を受けました。

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エヌエス日進(株)の安定型産廃処分場の設置許可が決済

2017-04-09 | 記事
エヌエス日進(株)の安定型産廃処分場の設置許可が決済されました。

以下は御津産廃阻止同盟からのメールです。
皆様 へ

御津産廃阻止同盟事務局です。
皆様のご理解とご協力に感謝しております。

 本日、平成29年4月7日、エヌエス日進㈱安定型最終処分場の設置許可が、決裁されたと連絡が入りました。
 昨日、岡山市産廃対策課へ、この最終処分場が付近の谷川に与える影響と過去の経緯説明をしてもらうよう約束したところでしたが、突然に決裁の知らせを受け大変驚いています。至急、岡山市へ抗議し、今後の対応を検討していきます。
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15日に講演会「職権取消と行政手続」

2017-03-30 | 記事


 御津産廃阻止同盟から次のメールが届きました。

皆様 へ

御津産廃阻止同盟事務局です。
皆様のご理解とご協力に感謝しております。

 現在、岡山市北区御津虎倉地内に、2つの産廃処分場が同時に建設されようとしています。1つは、私たちが建設差止判決を勝ち取った後、岡山市がわざわざ設置許可を取り消し、一部の補正申請のみで、再度、許可を与えようとしている、㈱西日本アチューマットクリーン管理型最終処分場。もう1つは、18年も昔の建設計画の時に取得した同意書や協定書が有効だとして、岡山市が建設を許可しようとしている、エヌエス日進㈱安定型最終処分場です。
 この2つの産廃処分場審査には問題があり、私たちには、岡山市が法令と裁量を駆使し、無理やり行政手続きを進め、設置許可を与えようとしているようにしか感じられません。
 岡山市は、本当に行政法を順守し行政手続を全うしているのか?間違った裁量の行使が行われていないのか?そこで、行政法を専門とし行政手続を研究されている先生をお招きし、皆さんが今まで行政に対して感じてきた疑問を解消するために、講演会を企画しました。この講演会、集会から、今以上に反対運動を盛り上げていきますので、どうぞ皆さんご参加ください。

日時:平成29年4月15日(土)
   午後1時30分~午後4時30分
場所:テクノサポート岡山 大会議室
   岡山市北区芳賀5301 https://goo.gl/JirGOQ
講演:「職権取消と行政手続」
    岡山大学 名誉教授 小山正善 先生

チラシはこちらから
http://mitsusanpaisoshi.web.fc2.com/upload/gyouseihoukouenkai.pdf

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御津産廃阻止同盟事務局
Email:mitsusanpaisoshi@gmail.com
グループ:http://groups.google.com/group/mitsusanpaisoshi
ブロク:http://blog.livedoor.jp/mitsusanpaisoshi/
  Tel・Fax:086-726-0502
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市役所周辺でビラ配り

2017-03-14 | 記事
 3月13日昼、御津産廃阻止同盟は岡山市役所周辺で産廃建設反対のビラ(2月18日ブログ記事のもの)を配りました。

 約30人が「御津産廃反対」の鉢巻やゼッケンを付けてビラ配りに参加し、通行人や昼食で出てくる市役所職員に渡しました。

 右の写真は、ビラ配り終了後に鉢巻などを担当者に戻しているところです。
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岡山駅前で御津虎倉の産廃反対をアピール

2017-02-18 | 記事
 御津産廃阻止同盟(中原寿会長)は18日午前、岡山駅前で、御津虎倉への産廃設置に反対する宣伝を行い、宣伝カーからアピール、同盟員数十名がビラ(下図)を配りました。

 ビラは6コマの漫画仕立てで、のどかな御津の奥地に突然産廃設置計画が起こり、長い戦いの末に裁判で勝訴しましたが、産廃業者は少し手なおしして再申請、岡山市はまたもや受理しようとしています。

 宣伝カーのスピーカーからは、中原会長、河田正一岡山市議、岡山市の水を守る岡北の会、岡山市の産廃問題を考える会の代表らが訴え。路上では組合員が冷たい風に負けず通行人にビラを配りました。


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エヌエス日進の処分場設置許可手続の中止を申し立て-阻止同盟

2017-02-11 | 記事
 御津産廃阻止同盟は2月7日、岡山市に対して、岡山市北区御津虎倉地内に建設されようとしている、エヌエス日進(株)最終処分場の設置許可手続きの中止を求める申し立てを行いました。

 既に、法令による設置許可審査が行われていますが、法令の審査の前に行われる条例による審査の段階で、重大な瑕疵を見落としたまま事前協議(条例審査)を終了しています。最終処分場設置者から、利害を受ける関係住民への説明が十分なされなかったため、平成25年3月に事業計画書が岡山市へ提出され、条例による審査が開始されたことを知ることが出来ませんでした。また、今回の事業計画書には、10年以上も前の岡山県に申請した際に使用した同意書や協定書が、今申請で有効であるかのように事業計画書に添付されています。

 岡山市は、今回の申し立ての内容を弁護士へ相談し、条例の審査に問題が無かったか確認し、回答を行うと約束しました。

(申立書)

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2月18日に街頭活動ーー御津産廃阻止同盟から案内

2017-02-04 | 記事
 御津産廃阻止同盟から以下の街頭活動の案内が届きました。

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産廃阻止ニュース 第62号 平成29年2月2日

皆様 へ

御津産廃阻止同盟事務局です。
皆様のご理解とご協力に感謝しております。

街頭活動のお知らせです。
岡山市北区御津虎倉地内に建設されようとしている、2つ産廃処分場の建設に反対し、現在行われている、設置許可審査に抗議するチラシを配布します。

日時:平成29年2月18日(土)午前10時~12時 雨天決行
集合場所: ビックカメラ岡山駅前店前 https://goo.gl/6EWKKe

一段と寒さが厳しくなっておりますが、皆様のご参加をお待ちしてます。

*==========================*
御津産廃阻止同盟事務局
Email:mitsusanpaisoshi@gmail.com
グループ:http://groups.google.com/group/mitsusanpaisoshi
ブロク:http://blog.livedoor.jp/mitsusanpaisoshi/
  Tel・Fax:086-726-0502
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産廃問題学習会ひらく

2017-01-14 | 記事
 本日(1月14日)、岡山市の産廃問題を考える会と岡山医療生協環境平和委員会が共催して、緊急産廃問題学習会をひらきました。

 学習会では、河田正一岡山市議が概要次のように報告しました。

 (株)西日本アチューマットクリーンが、岡山市北区御津虎倉に約50万立方メートルの管理型産廃最終処分場と中間処理施設(焼却施設、破砕施設、汚泥脱水施設、廃油の油水分離施設)を設置(建設)しようとしている。

 2001年に産廃施設の建設計画が表面化し、翌2002年に御津産廃阻止同盟が設立され建設反対運動が展開された。

 2009年に岡山市が建設を許可したため、同盟は2010年に建設差止仮処分を岡山地裁に申請。仮処分が棄却され、2011年に業者に対し建設差止(民事)、岡山市に対し建設許可取消(行政)を求めて提訴した。

 民事訴訟は同盟側が2審で逆転勝利して最高裁で確定(2015年)。

 行政訴訟は同盟側が2審まで敗訴していたが、最高裁が口頭弁論の開始を通告(2015年)し、同盟側の逆転勝訴の可能性が高まった。すると岡山市は業者に裁判経過を報告し、業者は市に建設許可の職権取消受諾の上申書を提出し、市は職権取消を行った。そのため、最高裁は同盟側の訴訟の利益がなくなったとみて上告を棄却(2016年)、業者と市に対する不利な判決が出されないこととなった。

 2016年、業者は当初の建設許可申請を「補正」して再申請。市は再申請を受理し、地元の同意、環境アセスなどを省略したまま、産廃建設計画書の告示縦覧を開始した。その後、縦覧文書の不備が指摘され、市は再度、告示縦覧を開始(2016年12月)。それに対する意見書提出期限は2017年1月27日となっている。

問題点1.建設許可の職権取消は、違法、不正があった場合に行われるが、それがないのに任意の職権取消はできない。

問題点2.職権取消の後に再度申請し、許可や不許可になった事例はどこにもない。

問題点3.職権取消により業者は最初からの手続きをすべきであるが、地元の同意などを省略して、告示縦覧を始めている。当初の地元同意者は故人となっている。また、当初の環境アセス時には発見されていなかった希少動物であるオオタカやブッポウソウがその後に発見されている。

問題点4.建設計画の浸出液調整池の容量が当初の3700トンから7000トンに補正されているが、過去に6日間雨が降り続いたことがあり、7000トンでも容量が不足する。

問題点5.産廃処分場の稼働計画は20年となっているが、稼働終了後に調整池にたまった汚染水は蒸発散処理が行われないため、汚染水が垂れ流しになる。
など。

 最後に、御津産廃阻止同盟の中原寿会長が、多くの意見書を提出してほしい(提出先は岡山市産業廃棄物対策課。期限は1月27日)と訴え、今後の反対運動の計画を紹介しました。
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