クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

苗の補植を終えました

2011-06-17 | 冬期湛水田
 今日(17日)、不十分ですが、苗の補植を終えました。

 11日から、一般田と並行して苗の補植をやってきました。
 最初は、慣れない姿勢でかなり疲れました。

 苗箱は、発芽していないモミもあっていい苗が疎く、1反5畝の田んぼに14枚使いました。

 初めのころは、田植え機で植わらなかったところや、1本しか植わらなかったところに、2~3本づつ補植していました。
 途中から、無肥料の田んぼに植える苗は一般田と同じじゃいかんと思い、いい苗を選んで、1本づつ、少し粗めに植えました。

 イノシシが転がって遊んだ(毛皮にいる虫を洗い落とそうとした?)ところは、少しくぼんでいて、湛水田特有のトロトロ層が押し流されて普通の土が露出しています。そこに補植した苗は、栄養分が乏しいせいか、2~3日後には枯れていました。

 植えた苗は、栄養不足のせいで、こげ茶色の斑点がでているものもあります。



 次々に桑の実が熟れています(写真は6月12日)。

 田んぼに行く途中に立ち止まり、手の届くところにある熟れた桑イチゴを食べていくのが習慣になっています。

連続でイノシシ・・・電気柵を張りました

2011-06-10 | 冬期湛水田
 この辺りには、夜イノシシが出て、田んぼの畦を掘り返したりしてミミズなどを捕食しているようでした。

 8日の朝、畦のそばに浸けていた箱苗や畦にはイノシシの足跡が残され、田んぼの真ん中には大きな窪みができていました。この日は、窪みの上から田植え機で植えたので、窪みがなるされて、普通に稲が植えられました。

 9日、田んぼを見ると、昨日と同じように、箱苗や畦には新しい足跡が残され、田んぼの真ん中辺りには、イノシシが転がったと思われる大きなくぼみが残されていました(写真上)。昨日(8日)と違うのは、植えた稲が倒されて、窪みが作られていたことでした。
 それで、電気柵を張りかけましたが、夕方になったので、途中まで張ったところで帰宅しました。

 今日(10日)は、まさかのイノシシの連続出没。9日よりも大きなくぼみができていました(写真下)。
 時間が限られていましたが、うす暗くなるころに電柵を張り終えることができました。これは、苗の補植が大変そうです。

田植えをしました(途中まで)

2011-06-08 | 冬期湛水田
 昨日(6月7日)、箱苗を苗代から田んぼまで運んで、田んぼに浮かべておきました。

 今日(8日)は、最初に一般田2枚(計6畝)を田植え機で植え、そのあと夕方まで、半不耕起田を途中まで植えました(左写真)。

 5月29日の記事のように苗が不ぞろいで、発芽して伸びた苗が5割程度で、他はモミのままです。
 そのため、苗箱から苗を剥がそうとすると、苗の根の張り具合が不十分なため、土が崩れそうになります。
 その上、昨日から田んぼに浮かべていた苗箱の穴から根が下に伸び、苗を剥がすのがさらに難しくなってしまいました。
 去年までは、根が良く張っていたため、土をつかんだままの苗をロールケーキのごとく丸めながら剥がし、すんなり田植え機に置くことができていました。

 両親からは、まばらな苗を見て、「補植にゃ田植えの時間の倍かかるぞ」とか言われていましたが、何とかなりそう。

 おまけに、
 昨日、田んぼに浮かべていおいた箱苗の上をイノシシが歩いて遊んだみたいで、踏まれた跡がありました(左写真)。田植え機で使えそうにない箱苗が数枚出ました。





 小川の対岸に白い花が咲いていました(右写真)。

田んぼの代かきをしました

2011-06-07 | 冬期湛水田
 6月5日、湛水不耕起田をトラクターで浅く代かきしました(左写真)。
 あぜ草刈りをした草が田んぼに少し浮かんでいます。田んぼに入れたものは、このあぜ草と水、昨年コンバインで裁断した稲藁だけです。

 この日は最初、入水を止め、田んぼの水を下の一般田に落として水位を2センチ前後にして代かきをしていましたが、田んぼの土の高低差もあり、土がうまく掻けなかったので、途中から水を入れながら代掻きしました。


 代掻きする前は、クロクワイなどが生え出していました(左写真)。

 浅く代かきすることで、雑草を抑え、かつ雑草を深く鋤きこまないことでメタンガスの発生を抑えることを目ざしています。
 抑草剤や除草剤は使いません。稲が勝つか雑草が勝つか、どうなるかわかりません。






 田んぼに行く途中に桑の木があります。色づきかけた実もあり、熟れるのが楽しみです。