クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

吉井英勝さんの演説に納得

2011-10-30 | その他
 今日(30日)は、岡山市の水を守る岡北の会で相談して、岡山赤旗まつり(日本共産党岡山県委員会等主催)で宣伝と署名集めをする予定だった。
 しかし、時折小雨が降る中で、予定のメンバーも集まらず、署名は8筆集まっただけだった。

 吉井英勝衆議院議員が、まつりのステージで原発の問題について演説した。
 原子力の専門家が国会などでの活動をもとに、わかりやすく問題と対策を話してくれていた。カメラは忘れたが、ICレコーダーで録音したのでUPした(MP3ファイル)。
 あとで文字起こしもしてみたいと思うくらいよかった。→文字にしてUP


 一昨日、柿の皮をむいて干し柿にした。
 これまで全て包丁でむいていたのと比べ、皮むき器で剥くと楽だった。
 物干し場に7本(69個)つり下げた。


品種変更を検討しています

2011-10-27 | 冬期湛水田
 昨日(26日)は、柿を収穫したり、あぜ草を刈ったりしました。

 一昨日(25日)は、岡山農業普及指導センターに行ってアドバイスを受けました。

 これまで数年間、コシヒカリを作ってきましたが、コンバインが故障した機会などに得た情報では、コシヒカリは、茎が硬くて刈取の刃を摩耗させやすく、肥料をたくさん必要とするということだったので、品種などの相談に行きました。

 センターで話を聞き、茎が硬く、根が下方に張りにくい(=近くの養分しか吸収できないのでたくさんの肥料が要る)品種だと分かりました。そして、「きぬむすめ」、「にこまる」、「コシヒカリ」を紹介してもらいました。

 病抵抗性や成熟時期、地力問題などを考え、「きぬむすめ」にしようかと思いました(それぞれに一長一短があり、最適のものはありませんが)。

馬奈木弁護士の講演をUPした

2011-10-25 | その他
 15日に開いた産廃問題学習会(岡山市の産廃問題を考える会主催)で、馬奈木昭雄弁護士の講演をビデオ撮影を担当した。

 馬奈木弁護士は、この間、関わった産廃処分場の計画をすべて断念させた経験も踏まえて、次のように指摘した。

 第1に、行政がとるべき立場は「住民の安全を守る立場」以外になく、条例などは安全性確認のための手続き条例とすべきである。

 第2に、本当に法律に適合しているか否かをきちんと審査すべきで、業者にそれを明らかにさせるべきである。
 特に安定型処分場は、実際には安定5品目だけを処分することは不可能なので、業者に「目視」で分別させてみると、不可能であることを認めざるを得ない。

 岡山には、吉永町で産廃処分場建設を阻止した素晴らしい経験があるので、その教訓を学んで活かしてほしい。

※動画を取りやめ、音声ファイルだけを SkyDrive にUPしました。→managi

田んぼに水を入れ、種もみを脱穀しました

2011-10-19 | 冬期湛水田
 今日(19日)は、よく晴れました。

 まず、増水で外れていたパイプを修復して、水を田んぼに入れました。

 12日には刈り終わっていたのですが、パイプが外れていたことや、他の用事があって、水の注入が遅くなりました。

 パイプは、沢の側底面に3か所固定し、そしてつなぎ目も補強して、増水でも流されにくく工夫しました。

 次は、イノシシ除けのために電柵の外側に敷いていた緑のネットを巻き取りました。

 ネットの上に落ちている枯葉や、ネットの下から突きだした草などを取り除いて巻きとるため、かなり時間がかかりました。

 その次は、実家の庭に足踏み脱穀機を出して(左の写真)、種もみ用の稲を脱穀しました。

 脱穀した籾は、トオシ(ふるい)で混じっている藁を除けました。穂(枝梗)にくっついたままの籾は、藁といっしょに捨てることになりますが、「ヒノヒカリ」はモミ離れが悪いそうです。

 そのあと、手回しの唐箕で風選しました。この風選は、下に出てきた籾を上のホッパーに入れる作業を数度繰り返します。
 その結果、約9kgの種もみが用意できました。


 
田んぼのそばの柿は、そろそろ収穫期です。

玄米が237kg(反当158kg)できました

2011-10-18 | 冬期湛水田
 昨日(17日)、田んぼの近くで山栗を拾いました(写真)。ゆでて、少しずつ食べています。小粒ですが、いい味です。

 今日(18日)、モミの調整(乾燥と籾すり)を依頼していた業者から、玄米になった米を受け取りました。
 237kgありました。半不耕起田が1反5畝なので、1反当り158kg(約2俵半)です。
  ※これまで半不耕起田を「2反」と書いた記事もありましたが、計算違いで、実際には1反5畝ほどでした。
 イノシシの被害に遭ったことを勘案しても、少ないですね。

 となりで作った一般(慣行)田では、6畝で305kgできたので、1反当り508kg(約8俵半。ここもイノシシの被害があった)となり、その3分の1しかできなかったことになります。

 稲が伸びた頃は、あまり差がないように見えたのですが、その後の株の分けつが違っていたようです。

 一昨日、父が一般田の稲を刈っていたら、コンバインが稲を刈らなくなって、修理屋に出したそうです。
 まだ修理は終わっていませんが、今日修理屋さんと話していたら、「ヒノヒカリ」は茎が硬くて株が張るのでゆっくり刈らないとコンバインが傷むと教えてくれました。そうとは知らずに使っていたので、コンバインの寿命を縮めていたようです(買ってから10年くらい経つようです)。

半不耕起田の稲刈りが終わりました

2011-10-12 | 冬期湛水田
 今日(12日)は、朝露が乾く10時から稲刈りを再開し、実働4時間弱で、半不耕起田(1反5畝)の残りの稲刈りが終わりました。
 種もみ用の稲だけは、ホギ(はざ)に掛けて干しています。
 慣行田の方は、これまで6畝ほど刈っていて、2反5畝を残しています。

 昨日、稲や草をコンバインの刈取部周辺に巻きつけて、その巻きついた稲などを解き離すのに苦労したので、今日は最初から刈取歯を少し上げて刈りました。それと、ある程度刈ったら、コンバインを止めて刈取部を観察し、草などが溜まり始めていたら取り除きました。
 そのため、巻きついた稲などの解き離しなどに大して時間がとられませんでした。

 田んぼの中央部に、田植え直後にイノシシが転がって苗を倒した部分が数か所ありましたが、何も生えないままになっていたり、雑草のクロクワイがびっしり生えていたりで、ほとんど稲が見えない部分となっていて、少しさびしく感じました。

 この写真は、田んぼにいた少し大き目のカエルです。

 慣行田の方で、ホギに掛けていた稲を、コンバインの走行を停止させて脱穀していました。ところが、排出口から裁断された稲わらの山を取り除くのを怠って、排出口に稲わらが溜まって負荷がかかり、裁断機能の部分が動かなくなって、そこに動力を伝えるV字ベルトが焼け切れてしまいました。

 ここで作業を切り上げ、帰る途中の農機具屋で、V字ベルトを購入(2,184円)しました。

 2枚目の写真は、田んぼで見つけたおおきいかえるです。

いよいよ稲刈りです

2011-10-12 | 冬期湛水田
 本日(11日)午後、一部の稲を刈りました。

 事前に、少しだけ、イノシシに踏まれた稲や、早生(もち米)の稲を刈っておきました(左の写真は7日のもの)。
 でも、イノシシに踏まれて倒れたり土にめり込んだりした稲は、さまざまな方向に倒れていて、それを掴んで刈るのは手間がかかるので、少し刈っただけだにしていました。
 早生の稲は、一応印はつけていましたが、見分けにくく、数も多いので、畦から見えた稲だけ少し刈っただけでした。

 今日は、慣行田の稲を刈った後の3時間ほど、コンバインで半不耕起田の稲刈りをしました。

 最初は、倒れた稲を少しでも刈り取ろうと、刈取用の歯を下方に下ろして刈っていました。ところが、稲を歯の方に誘導する部分の軸に稲や草が巻きついて、ときどきコンバインが動かなくなっては、巻きついた稲などを苦労して取り離し、そして刈っていました。

 3回コンバインが停止した後、農機具屋さんに電話で訊ねると、「横になった稲はどうしても巻きつきやすいので、刈取用の歯を少し上にすると違ってくる」、「巻きついたときはその度に取り離すしかないですね」ということでした。

 今度は、歯を10センチほど上げて刈って行きました。そうすると、巻きつきがかなり減りました。
 が、イノシシに倒された稲はあまり刈り取ることができないので、倒れた稲の上をコンバインが踏みつけて行くことになりました。
 やや複雑な気持ちです。

カルト被害を考える会会報を発送

2011-10-09 | その他
 本日(9日)、カルト被害を考える会の会報10月号の発送作業を3人で行った。

 今回の会報は、総会および櫻井義秀教授の講演会案内、全国弁連集会の報告、5月に行った20周年記念集会の発言などが掲載されている。

 櫻井教授の講演は、「統一教会-日本の外来宗教、及び韓国系キリスト教との比較」というテーマで、宗教団体としての特徴を他宗教との比較で説明される予定で、関心が寄せられている。
 なお、この講演会参加は、カルト被害を考える会会員および出エジプト会会員に限定されている。

「ヒバクシャ」上映と藤田祐幸講演会ひらく

2011-10-09 | その他
 昨日(8日)、「フクシマは今~隠されるヒバクシャ」(映画『ヒバクシャ~世界の終わりに』上映と藤田祐幸氏講演の会)を開いた。

 映画は、2003年に鎌仲ひとみ監督が作った作品で、イラクの劣化ウラン弾による被ばく者、アメリカのウラン製造地や放出実験による被ばく者、日本の原爆による被ばく者の実態を取材したドキュメント。放射能の影響のひどさがよくわかる。

 藤田氏(長崎県立大学シーボルト校非常勤教授)の講演(写真)は、原発のもつ問題を①大事故で取り返しのつかない被害を生む、②労働者の被ばくが不可避、③放射性廃棄物の寿命が長いこととだとして、今回のフクシマ原発事故の報道されない事実や問題などを語った。

 この会は、「ミツバチの羽音と地球の回転」岡山上映実行委員会が主催したもので、200人が入場した。

 講演は、USTREAMで生中継された(http://www.ustream.tv/recorded/17743289

まず、種もみ用の稲束を干しました

2011-10-03 | 冬期湛水田
 本日(3日)、田んぼに行って、早生が混ざった稲株、イノシシに踏みつけられた稲株を手で刈って束ね、ホギに干しました。この作業は、9月30日に続いて、2日目です。

 イノシシさんの細めの足(爪)で踏まれた稲は、土の中にめり込んでいて、その倒された方向もまちまちで、それを起こしながら鎌で刈るのも手間がかかります。

 9月19日に水を止めたのですが、20日から雨が降ったりして、田んぼの乾きが遅いのです。あと3日くらい経てば、田んぼも乾いて、コンバインがスムーズに進むことができそうです。それまでは、ちょうどこんな作業が適しています。

 最後に、種もみ用の稲を刈り、20束にして、特別に青色の紐で結えました(上の写真)。その他の稲は、藁で結えています。

 早過ぎて実った稲は、早生だと思っていましたが、もち米の稲だったようです。去年、湛水不耕起田で刈った稲を干していたホギの隣に、モチ稲も干してあり、そのモチ稲が種用の稲に混入したようです。

 それで今回は、種用の稲束を特別に青い紐で結えています。

 それらの稲束は、物置小屋の前に立てたホギに掛けて干しています(左の写真)。 

岡山駅前で原発撤退を求める署名集め

2011-10-02 | その他
 本日(2日)午後、岡山駅前のビックカメラ前で、原発からの撤退を求める署名(衆参議長あて。日本政府が原発からの撤退を決断し、原発をゼロにする期限を決めたプログラムをつくることを求める請願署名)を集める行動に参加した。

 この行動は、日本共産党岡山市北区委員会がよびかけたもので、森脇ひさき県議や田中のぞみ市議らも参加していた。

 通る人に「原発撤退の署名をお願いします」と呼びかけ、1時間弱で合計15人から署名をもらった。全体では71筆の署名が集まったようだ。

 署名をしてくれたのは、女子高生など比較的若い人が多かった。署名しないで通り過ぎた人の中に、「他でしました」と言った人が2人、「原発賛成」と言った人も1人いた。

 この行動に参加する直前には、「フクシマは今~隠されるヒバクシャ~」(10月8日)の実行委員会に参加していた。 映画「ヒバクシャ」(鎌仲ひとみ監督)の上映と藤田祐幸さんの講演がセットになった行事だ。

 前回の「ミツバチの羽音と地球の回転」上映時(4月17日)よりもチケットの普及が鈍っているので、これにも力を入れなくっちゃ。