クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

イノシシに喰われだしたので早めに稲を刈りました

2020-09-25 | 冬期湛水田


 9月22日から23日にかけて、片島(奥の田んぼ)の稲を刈りました(写真は9月18日)。

 以前からたまに、イノシシの足跡やあぜ際を掘った跡が残っていたので、あぜの際などのミミズを食べたりしていたと思われます。

 数日前から稲穂が食べられるようになり、”これは急がんといけん”と思って予定より少し早めに水を止め、田んぼを干していました。

 そして22日、何とかコンバインが動かせるところまで干たと思い、午後にイネを刈り始めました。イネは2~3割がイノシシに食べられている状態でした。
 しかし、湿った田んぼでコンバインの不慣れな旋回などをしため、移動用のV字ベルトが傷んで切れてしまいました。
 農機具屋さんに修理してもらって、足りなくなった燃料を買ってきて、稲刈りを再開しましたが、半分ほど刈り残した状態で薄暗くなりました。
 その日の内に籾摺り屋さんに持って行こうと焦り、薄暗く細い坂道でバランスを崩してコンバインが横転。そのとき打ったわき腹に少し痛みがありましたが、ほぼケガはなし。でも、暗くなって1人ではどうしようもないのでその日は帰ろうと思って、横転したコンバインが塞いだ道を避けて、別の細い道を進んでいたら軽トラが脱輪。知人の軽トラを借りて帰りました。

 翌23日、父を介護施設に送り出して9時ごろ現場に着いてみると、農機具屋さんから2人来てコンバインを起こしてくれていました。昨晩は思い悩んであまり眠れなかったので、ほんとにありがたかった。
 脱輪した軽トラは、知人がジャッキも貸してくれ、手伝ってもらって脱出。これもありがたかった。

 その後、残ったイネを刈って籾摺り屋さんに持っていくことができました。
 今年は、雨不足で冬期湛水ができず、除草もできなくて、肥料不足になってイネの分けつが進まず、大いに不作でした。
→田植えなどの記事

 9月29日、頼んでいた乾燥調整ができ、中段の田んぼと合わせて121.9キロありました。上段の田んぼの広さの割合で計算すると約100キロ(反当1.7俵)あったことになります。