7月8日、竹枝除草器で5回目の除草を始めましたが、田んぼの1~2割を除草して終了しました。
冬水田んぼ(浅く耕起)は、竹枝除草器を使って4回(プラス少し)の除草しました。
・田植え…6月10・11日
・第1回…6月17・19日(7日後)
・第2回…6月23日(6日後)
・第3回…6月27・28日(4日後)
・第4回…7月2日~4日(5日後)
・第5回…7月8日(6日後)一部のみ
竹枝除草器での除草は、田植えから5日目に第1回、その後5日ごとに第2回~第5回の除草をするのがいいそうですが、少し除草日の間隔が開きすぎたようです。
竹枝除草器を曳きながら、目立つ雑草(クロクワイやコナギなど)を手で抜いていると、前回の竹枝除草器で抜けた小さいクロクワイの株が浮いていたりします。
でも、5回目になると、前回からの数日間で雑草が新たにたくさん生えて、竹枝除草器では抜けないくらい成長していて、手では抜ききれないくらい多数生えていたので、少し除草器を曳いただけで中止しました。除草日の間隔を狭めることが必要かなと思います。
それと、ウキクサが田んぼの全面で、アミミドロが田んぼの一部分で繁茂し、竹枝除草器を曳いた後には、それらの雑草が苗を押さえつけてしまうこともあります(写真)。押さえられた苗も、大部分は次の除草までには起き上がっているのですが、中には倒れたままの苗や、水没して壊死しかけた苗もあります。
ウキクサやアミミドロは、その繁茂による遮光効果によって、ヒエやコナギの発生量を低下させるという報告もあります( http://www.agrinet.pref.tochigi.lg.jp/nousi/seikasyu/seika31/sep_031_2_13.pdf )
来年の除草はどうするか、いろいろと考えておきたいと思います。
なお、中段と下段の慣行田は、除草日の間隔がもっと開いたこともあってか、クロクワイやコナギなどの成長が早く、竹枝除草器を3回どおり曳いて、終了しました。稲と雑草をいっしょに育てることになりそうです。