
この畑では、10年くらい前から、無農薬、無化学肥料で、野菜作りをしています(時間がなくて放置していることもありますが)。岡山市北区建部町川口の小屋(農業用倉庫)の前にあります。
これまで、有機肥料として、落葉や枯れ草を土に漉き込んできました。でも最近知ったのは、落葉などを漉き込むと、これを分解する土壌微生物と作物の間に窒素をめぐっての競合が起こり、作物の生育が抑制される(窒素飢餓)ということです。
そこで、窒素飢餓を防ぐために、土の中で落葉などを(嫌気)発酵させてみようと思いました。

でも、土のかぶせ方が甘くて空気の遮断が不十分になったと思うので、落葉などが土中で十分発酵するかどうか心配です。

翌日、トラクターでこの畝を耕しました。この畝には、枝豆などを蒔く予定です。

4月23日ごろ発芽し、27日には本葉も出ていました(左写真)。
発酵液をかけた落葉がいい肥料となって、枝豆の株が張ることを期待しています。