クズラのブログ

日頃の農作業や社会活動、そして両親の介護などを綴ります(22年1月記)

溝さらえで、ネットを剥がして草を刈りました

2012-05-27 | 慣行農業
 今日(27日)は、地区の溝さらえの日でしたが都合がつかず、父に出てもらいました(出なかったら2000円の負担です)。“溝さらえ”では、放流の準備として、ため池(大正池)から延びる水路や溝のごみをさらえ、両側の草を刈ります。

 昨日は、電気柵の外側に敷いていたネットを剥がし、草を刈っておきました。

 今日は、夕方近くになって畑と田んぼに行き、地区の人が溝の山側(写真では右端)を刈ってくれていた草を運び出して、湛水田などに投げ入れました。その後、再びネットを敷きました。

 畑の作物は、最初に播いたピーマン、鷹の爪、ししとうは、芽が出ていません。後で播いたナス、枝豆、葉大根は芽が出て、本場もでていますが、ナンバ(トウモロコシ)とオクラは芽が出ていません。芽が出ないのは、気温がまだ低いせいなのかどうか、よくわかりません。

野菜の種をまき、刈った草を掛けました

2012-05-11 | 慣行農業
 冬期湛水田で白鳥や鴨が食事しながら遊んでいました。白鳥がいたのは初めてです。カモやアオサギ、シラサギなどは、近づく前に飛び立つのですが、この白鳥は悠々としています。近くの一級河川「旭川」で岡山市が放し飼いしている白鳥のようです。強くパンパンと手を叩いてみましたが、逃げようとしません。
 大きな水かきでかき回されると、水中生物の光合成や繁殖が邪魔されるので、ちょっと困ります。電柵のスイッチを切り、一部の杭を倒して、飛んで逃げるのを期待して帰りました。

 前置きはこのくらいにして、今日(11日)は、道などに生えた草を刈り、畑の畝に薄く掛けました。

 というのは、昨日、福島からやってきている佐藤和夫さんの自然農の畑(と苗代)に行って、色々な野菜が育ち始めているのを見て、「腐葉土層ができていないはずだけど、ある程度は野菜ができるんだ」と思って、すぐホームセンターに種を買いに行きました。

 買って蒔いた種は、トウモロコシ、オクラ、枝豆、ナス、葉大根の5種類です(蒔く時期が適当かどうかは解りませんが)。それで今日、芽が出ても紫外線に負けないように、そして乾燥しすぎないように、刈った草をかけてまわったのです。

 種を蒔いたところに水をかけようと、一昨日のソーラーパネルとポンプをセットしてみましたが、残念ながら曇り空ばかりでした。

ソーラーパワーで苗代の水を溜めました

2012-05-09 | 冬期湛水田
 今日は、ソーラーパワーで苗代の水を溜めました。

 苗代には、用水路に溜まった雨水(最近は苗代をする人が少ないので、まだ農業用水を落とさないのです)をソーラーパワーで汲み入れました。そして、農業用ポリタンクにも汲み置きしました。

 写真中央がソーラーパネルで、これを電源にして、左の用水路に入れたバスポンプ(6V)で水を汲んでいます(右に苗代があります)。

 なお今日は、残っていた籾播きもしました。催芽が遅れたものがあったからです。今日の32枚を加え、62枚の育苗箱ができました。

やっと籾を播きました

2012-05-08 | 冬期湛水田
 昨日(7日)、やっとモミ播きができました。

 4日に催芽処理したので、5日には播けるはずだったのですが、籾が発根していませんでした。浸水処理の温度が17.5度と、予定の15度よりも高く、催芽温度(31度)との温度差が小さかったのが原因だろうと思います。

 それで、6日の夜から、42度の風呂の残り湯に浸けていました。

 父親は、ヒノヒカリの催芽処理を風呂の残り湯でやっていたのですが、気温が低かったせいか、やはり発根が遅くなっていました。

 7日は、午前中に父親のヒノヒカリを播き、午後に、ようやく発根してきたキヌムスメを播きました。

 籾をむしろに広げて水を切り、土(農機具屋で買った土)を敷いた育苗箱に、手回しの播種機で籾を播き、その上に赤土を被せて水をやり、田んぼに作ったプールに並べ(写真)、ヒゴの上にシルバーシートをかけ、水を入れました。

熱帯魚用温水器で催芽処理

2012-05-04 | 冬期湛水田
 今日(4日)は、熱帯魚用温水器で催芽処理をしながら、食酢を添加して殺菌処理を(開始)しました。

 先月26日に15度Cくらいの水に浸し、倉に置いてから8日目になります。今日の午前11時ごろの水温は17.5度でした。

 まず、ざるで籾の水を切りました。

 30数度の湯20Lを用意し、食酢(0.5L強)を入れて濃度を2.5%にして、二重にした樽に入れました。

 樽の中に温水器を設置し(吸盤で横にくっつけ)、発熱部分が籾に触れないようにざるを被せ、水温を31度に設定しました。

 樽の底に浅いざるを敷いて(樽底と籾を離すため)、籾を網袋(ミカンが入っていた赤い網袋を2つ使った)に入れて樽に浸しました。

 樽に蓋をして24時間保ち、催芽と殺菌をします。

※食酢処理の防除効果…褐条病、苗立枯細菌病、もみ枯細菌病