【無農薬野菜くるりんふぁ~む】~畑と元野犬たち~

愛知県の知多半島で、農薬・化学肥料・除草剤を使わず、丁寧に育てたお野菜を販売。ひとり農業と元野犬たちの日記。

くるりん培養土

2018-12-14 | くるりんふぁ~む について

今日も冷たい風が吹いています。

先日、朝の畑にうっすらと霜がついていました。

本格的な冬の始まりですね。

 

野菜の種をまく時、畑に直接まく場合と

セルやポットに土を入れて、種をまく場合とがあります。

セルやポットにまく場合は、畑にまく時と比べて

土の容量が少ない分、栄養価の高い土(培養土)が必要です。

いままでは、市販の培養土 を使っていたのですが

同時に、自家製の培養土をつくるべく、実験を重ねてきました。

そしてようやく、発芽率・生育ともに満足できる

「くるりんオリジナル培養土」が完成いたしました!

この培養土は、堆肥ボカシをMIXしただけで、それほど凝ったものではないのですが

開業当初は、実験をしている余裕など全くなく

2年目以降も、日々の畑作業に追われ

実験できるのが年に2度しかないこともあり

結局、完成まで3年半もかかってしまいました・・・。

でも、それだけの時間をかけたことで

難しいと思っていたことも

考え方を変えれば何てことはない事だったり

しばらく考えるのをやめてみるのも

発想の転換につながったりして

急いで無理するよりも、これで良かったのかなとも思います。

これからも、地道に「くるりんペース」で行こうと思います。

 

ちなみにこれは

山わさび。(西洋わさびともいわれる)

マーケットのお得意さまHさんから

山で採ってきた苗(根?)をいただき、ポットで育てています。

だいぶ葉っぱが増えてきました。

沢山いただいたので、試しにひとつすりおろして食べてみたら

刺身などに使う「本わさび」と比べて

はるかにツーーンとして辛く、良い香りでした。(個体差もあるようです)

コッテリ系お肉料理に合いそう

春までハウスで育てて、畑に移そうと思います。

 

 

コウは相変わらず、堆肥の上をはしゃぎ回っています。

フカフカの感触が楽しいみたい

そして、ビシッときれいな開脚! 

富士山!ってなかったっけ?

寒いけど、元気いっぱいです