農家になってつくづく思いますが、美味しい食事って良い素材があれば簡単につくることができるんですよね。
ほとんどの野菜は生か、かるく火を通すだけ(葉物なら30秒くらい)が一番美味しいとおもいます。野菜の味が濃いので味付けなしでも十分。
ただ、それだけだとお腹がいっぱいにはならないし、飽きてしまうので、ボリュームがあって、簡単にできて、バリエーションがきく料理をよく作ります。
たとえば、
<菜の花のペペロンチーノ>
オリーブ油にニンニクと唐辛子を入れて、中~弱火にかけ、香りがたったら、菜の花と調味料(スープの素1/2:めんつゆ1:醤油1:パスタのゆで汁5)を合わせて、茹でたパスタにからめます。
和風な味付けが菜の花とあって美味しい~春のパスタです☆
ポイントは、スープの素(鶏ガラでもコンソメでも昆布茶でもなんでも)を入れることと、火が通り過ぎないように3分くらいでさっと和えること。
菜の花の代わりに、白菜やほうれん草、のらぼう菜、チコリ、レタス、エンドウ・・・等、いろいろなお野菜で応用できて、それぞれの野菜の味を楽しめます。
<豚肉とホウレン草のオイスターソース炒め>
ごま油にニンニクとネギを入れ、中~弱火にかけ、香りが立ったら、豚肉を加え、ホウレン草、調味料(スープの素1/2:オイスターソース1:水2)を入れさっと炒める。
こちらも、ホウレン草に火が通りすぎないように全体を5分くらいで作るのがポイント。
栄養バランスがよくて、モリモリご飯がすすむ一品です。
オイスターソースの代わりに味噌や醤油に代えたり、いろんなお野菜で応用できます。
といった、超~らくちん料理ばかりですが、食生活はとっても充実しております!
旬のものは栄養価が高いし、味も濃いです。なので、それにちょこっと手を加えるだけで美味しいんですね~
ちなみにお米は、横浜市緑区にある「新治谷戸田を守る会」の完全無農薬米。
農薬を使わずに昔ながらの方法でお米や野菜をつくりつづけている里山地域をみんなで保存しようという団体があり、父が参加しています。
年々味が良くなっていて、今年のお米はすごく美味しい☆
最近はもっぱら土鍋で炊いています。炊飯器よりずっと安く、簡単に、短時間でできて、しかも美味しいので超オススメ!
今週も、みどりオーガニックマーケットにて、菜の花・のらぼう菜・小松菜・ブロッコリ・ルッコラ・キャベツ・ホウレン草をもっていきます。
いまは端境期で少ないですが、寒にあたって甘く美味しいお野菜たちです