【無農薬野菜くるりんふぁ~む】~畑と元野犬たち~

愛知県の知多半島で、農薬・化学肥料・除草剤を使わず、丁寧に育てたお野菜を販売。ひとり農業と元野犬たちの日記。

旬を美味しく

2015-06-27 | 農家の食卓

先日初出店した、みどりオーガニックマーケットでは、師匠の太田さんや他の出店農家の皆さまに温かく迎えていただき、無事、初日を終えることが出来ました。
これから出来るだけ毎週出店する予定です。

お野菜を売っていて、よく「これ、どうやって食べるのがいい?」と聞かれます。
お客さんからお気に入りの食べ方を教えていただくこともあります。
そういったやりとりができるのは直売の楽しいところです。

ということで、私のお気に入りの食べ方を。

 

ズッキーニのガーリックソテー:
ズッキーニを1~1.5cmの輪切り(小さいものは縦切り)にし、ニンニクのスライスと一緒にオリーブ油で両面こんがりとソテーするだけ。仕上げに塩コショウ、お好みでレモン汁をかけて出来上がり。
かむとジュワッとジュースがでてきて、ズッキーニの美味しさを満喫できる一品です。

バジルのパスタ(ジェノベーゼ):
バジル、ガーリックオイル、松の実(または他のナッツ)、粉チーズ、塩、コショウ、レモン汁をフードカッターにかける。ゆでたパスタにあえて出来上がり。これは湯通ししたインゲンのスライスを一緒にあえています。
生バジルならではの濃厚な香りで、部屋中がバジルのいい香りに包まれます。

ミントティー(ミントウォーター):
ミント1~2本に熱湯を注ぐだけ。とても美味しいです。
今までハーブティーは、なんとも物足りない感じであまり飲まなかったのですが、これはハマリます。朝一番に飲むと、スーッとからだ全体にしみわたってゆく感じがとても心地よくて、ここのところ毎日飲んでいます。
そしてミントといえば、モヒート(ラムとサイダーに、これでもか!というくらい沢山のミントを入れる夏のカクテル)。夏の夕涼みにつくりたいと思います。


夏野菜。

2015-06-20 | 畑の様子

夏野菜が徐々に実をつけ始めました。

    

半白キュウリ、ミニトマト、ズッキーニ、バターナッツかぼちゃ

そして今年も来ました、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)。
テントウムシは肉食でアブラムシなどを食べてくれる良き友ですが、これは草食。
今のうちに捕らないと、これが卵を産んで、かえった幼虫が株全体に広がって葉をボロボロになるまで食べてしまいます。


他にも、茎に穴をあけて入り込み、芯を食べて枯らしてしてしまうシンクイムシ等がいて、そういった虫たちと毎日格闘しています。
虫以外にも、ウリ科につくカビの一種うどんこ病や、ピーマンなどが青いまま突然枯れてしまう青枯れ病などもあって、なかなか悩ましいところです。


肥料のこと。

2015-06-15 | くるりんふぁ~む について

畑の堆肥には、漢方薬を抽出した後の植物の絞りかすを使っています。

漢方工場から、ある程度発酵させたものをもらっていますが、すぐには使わず、山積みにして半年~1年以上寝かせます。

ふかふかの土のようになり、ニオイもなくなったころ、これを畝にすき込んで堆肥として使っています。

 

堆肥の他にも、肥料分としてボカシ肥を使っています。

ボカシ肥とは、堆肥で使っている漢方残さ・米ぬか・くん炭・水を混ぜて、60度以下で発酵させたものです。

仕込むときは、しっとりする程度の水分を加えますが、仕上がるころには発酵熱でほとんどの水分が蒸発し、サラサラの状態になります。

冬の寒い時期に、このボカシをかき混ぜていると、温泉に入ったときのようなホッとした気持ちになります。

 

(再編集2017年2月) 

 


畑のこと。

2015-06-13 | くるりんふぁ~む について

畑は知多郡武豊町というところにあります。

広さは3反(約1000坪または約3000㎡)です。農家としてはとても小さいです。
この反とか町という単位、畑や田んぼの面積に必ず用いられる単位ですが、今まで全く使ったことがなかったので、いくら聞いてもなかなかピンこない。
が、自分で畑をもつ(借りる)ようになると、ちゃんと感覚的に分かるようになるものですね。
なんとなく業界用語を使いこなす業界人になったような感じです。
業界用語的には、ほかに、播種、育苗、定植、腐植、施肥、マルチ、緑肥、耕起といった言葉もよく使います。



うちの畑は、南北にやや傾斜があるので、水はけが良いのが長所です。
ただ、水と共に肥料分も下方へ移動してしまうので、上方の土は常にやせ気味、下方は肥沃気味です。
そして、管理機を南から北へ走らせるのは楽ちんですが、逆方向だとすごく重いのです。
一長一短です。

周りに民家は2軒だけ、大きな道路から離れていて、畑に囲まれているので静かなところですが、畑に面した道は、小中学生の通学路であり、近隣の方のお散歩コースになっているようで、早朝から夕方まで、子供からお年寄りまでいろいろな人が通るので、わりとコミュニケーションの多い畑です。



小学1~2年生の男の子2人組の作品。
ある日、畑の端っこでしゃがみこんで真剣に何かしていると思ったら、そこら辺に落ちてるもので、こんな可愛らしいもの作っていました。
クリエイティブ。


くるりんふぁ~む開業。

2015-06-11 | くるりんふぁ~む について

こんにちは。くるりんふぁ~むです。

横浜生まれ&育ちの浜っこです。
東京で十数年間サラリーマンをしていましたが、ある農業体験をきっかけに、不思議な流れに乗って農業の世界にやってきました。
地元(知多郡美浜町)の有機農家太田農園さんで二年間の研修を受け、先月、2015年5月に晴れて独立しました。

これからゆっくりでも、確実に、丁寧に、一歩ずつ畑とともに成長してゆきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

(お問い合せ)
kurulynfarm@gmail.com