【無農薬野菜くるりんふぁ~む】~畑と元野犬たち~

愛知県の知多半島で、農薬・化学肥料・除草剤を使わず、丁寧に育てたお野菜を販売。ひとり農業と元野犬たちの日記。

夏バテ対策

2016-07-24 | 農家の食卓

梅雨も明けてこれから夏本番ですね

今年は梅雨明け前から晴れて暑い日が続いたので、暑さにもだいぶ慣れました。

夏の畑は日中、サウナ状態になって、無理をすると命に関わるので、作業はお天気と体調と相談しながら進めています。

 

うちの畑には夏の間の最強のみかた 木陰 があります。

どんなに灼熱の日でも、常に風が通るその木陰に入ると、すーっと汗が引きます。

冷房の風と違って、やわらかい風がやさしく体を冷ましてくれて、疲れもすーっと引いてゆきます。

コウはいつもその木陰にいて、昼寝したり、木や虫で遊んだり、退屈だーかまってよーって吠えたりしています。

隣の畑には樹が一本もないので・・・なぜならおじさんが周りの樹をすべて電ノコで切って燃やしてしまったからだそうで・・・おじさんは車の冷房をつけっぱなしにして、作業の合間に車のなかで涼んでいるそうです。

エネルギーを使って樹を切って、さらにエネルギーを使って涼む・・・

「やっぱり全部切ったらいかんな」と笑っているおじさんに、人類を見た気がしました。

(ちなみに、そのおじさんはとても良い人です)

 

さて、暑いと、アイスや素麺やゼリー以外食べる気がしない 栄養不足 夏バテまっしぐら

そんな経験ありませんか?

そんな時のお助けメニュー

 

冷や汁

冷たいだし汁に、ゴマだれ(またはすりゴマ)と味噌を溶き入れて

浅漬け(または塩もみ)したキュウリ・セロリなどを投入。

お好みでサバの味噌煮缶を投入。

冷やご飯にかけるだけ!

体を冷やしてくれるキュウリに、爽やかなセロリの香りが涼しい~

火を使わず簡単にできて、ビタミン・ミネラル・食物繊維・タンパク質、そしてカロリーの補給に大切な炭水化物もしっかり摂れます。

サバ缶の代わりに、鶏の酒蒸しや、角切りチャーシューなどトッピングしてもVery Good

今年はこのメニューをかなりな頻度で取り入れているせいか、いまのところ快調です

(わたくし肉体労働者なので、普通の方より多めに塩分を摂取しております

 

今週のみどりオーガニックマーケットは、

カラーピーマン・天狗なす・愛知本長茄子・きゅうり・ミニトマト・モロヘイヤ・甘長とうがらし・オクラ・セロリ・ゴーヤ・ジャガイモ(キタアカリ)・ニンニク・バジル

です 

 

 

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コウも夏バテ知らず

春先のモリモリ食欲に比べると少し減ったものの、朝と晩ごはんは適量をペロリと食べています。

先週は、初めての「畑で一日お留守番」をしました。

週に一度、名古屋へ販売に出かける日、いままでは家でお留守番していましたが、だいぶ畑に慣れてきたのと、畑の方がコウの遊び道具(草木や虫)が沢山あるし快適なので、朝から15時過ぎまでのお留守番に挑戦してみました。

その間、コウの人間のお友達T君とお母さんとお父さんが、みんなでコウを見守っていてくれました。

途中、リードがからまっていたのをほどいてくれたり、お水をちゃんと飲んでるかな?と見てくれたり、なでてくれたりしたそうです。

コウは人に対してなかなか警戒心をとかないので、いつも遊びに来てくれてもビビってしまって申し訳ないほど愛想がないのに・・・そんなに良くしてもらって、本当にありがたいです

コウも初めは少しウ~っとうなった様ですが(すみません・・・)、リードをほどいてもらった後はおとなしく撫でられていたようです。

私が帰ったときも、穏やかな表情をしていた・・・多分ふつうに昼寝してた(笑)・・・ので安心しました。

留守中の様子を聞かせてもらっているとき、コウが今までよりも怯えずリラックスしているのが分かりました。

きっと、T君ご家族の思いを感じて、このひとたちは自分の見方だと分かったのだと思います

またひとつ、コウの人間恐怖症を克服するよい経験ができました。感謝