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beatitude

好きなことだらけさ…

『ヴィクトリア女王 最期の秘密』

2019年02月19日 | 映画 洋画

インドが英領となって29年目の1887年、
ヴィクトリア女王(ジュディ・デンチ)の即位50周年記念式典で
記念金貨“モハール”を献上する役目に任命された
アグラに住む若者アブドゥル・カリム(アリ・ファザール)は、
もう一人の献上役モハメド(アディール・アクタル)と共にイギリスへ渡る。
18歳で即位してから長年女王の座に君臨してきたヴィクトリアは、
最愛の夫と従僕を亡くし心を閉ざしていた。
細かく決められたスケジュールをこなし、
思惑が飛び交う宮廷生活に心休まらない日々を送るなか、
金貨を献上しに現れたアブドゥルの、物怖じせず本音で語りかけてくる態度に心を奪われる。
彼を気に入ったヴィクトリアは、式典の期間中、彼を従僕にする。
ヴィクトリアはインド皇帝でもありながら現地に行ったことがないため、
アブドゥルから言葉や文化を教えてもらい、魅了されていく。
次第に二人の間には身分も年齢も越えて強い絆が生まれるが、
周囲の猛反対に遭い、やがて英国王室を揺るがす大騒動を巻き起こす……。
(MovieWalkerより)


ジュディ・デンチが演じる2度目のヴィクトリア女王。
現在84歳、たいしたものです。

前回は夫亡きあとの従僕とのお話。
今回はその従僕にも先立たれ、宮廷内で老い先短いと言われていた女王。
思いがけず現れたインド人との恋?とはちょっと違いますね。
息子のようであり、友人のようであり、
とにかく宮廷にはびこってる取り巻き連中とは違う空気で
女王のお気に入りになってしまったアブドゥル。
少女のようにときめいてしまう女王。
人間、いくつになっても新しい風を運んでくれる人は魅力的ですよ。

哀れだったのは代理で同行したモハメド。
英国暮らしを楽しむアブドゥルと違い、
国に帰りたくてしょうがないのに帰らせてもらえず、
体を壊して死んでしまったんですから。

先週観てきたんですが、2週続けて名女優主演の映画でした。