beatitude

好きなことだらけさ…

『オルセー美術館展 印象派の誕生―描くことの自由―』に行って来ました。

2014年08月05日 | 絵画・展示

夏休みですね。お昼頃入ったんですが、小学生くらいのお子様も大勢で混んでましたね~。
でも大きな作品もたくさんあるので、そこそこ見やすかったです。

入口入って最初の作品がいきなり

マネの「笛を吹く少年」
奥の方にバーンと展示してるのかと思ったら違いましたw
浮世絵に影響を受け、ペタっとした背景と言われている絵ですね。
でも、足の後ろには影があり、地面に立ってる感はありますよね~。

今回、一番見とれたのはこっち。

モネの「かささぎ」
印刷物で見るのとはやはりぜんぜん違う。
冬の日差しの暖かさまで感じ取れる光でした。


アンリ・ファンタン=ラトゥールの「花瓶のキク」はまるで3Dでしたw
ラトゥールには花の絵がたくさんありますが、
まるでキャンパスに刺繍をしたように花びら一枚一枚が立体的に見えます。

面白かったのはこれ。

同じラトゥールの「テーブルの片隅」
会場にはテーブルに肘をついている左から2番目がランボーと説明がありましたが、
では他は誰なんだと、図録を見たら書いてありました。
一番左はヴェルレーヌ、ランボー、L・ヴァラード、E・デルヴィリィ、C・ペルタン、
後ろの3人はP・エルゼアル・ボニエ、E・ブレモン、J・エカールだそうです。
ランボーとヴェルレーヌですよw
このおっさん達のなかでランボーの美少年っぷりはww
奥さん捨ててBLに走ったヴェルレーヌ~。

他は美しいカバネルの「ヴィーナスの誕生」、カイユボットの「床に鉋をかける人々」、
アンリ・ポール・モットの「ベリュスの婚約者」はアニメにありそうな絵面だなとかw
楽しんで来ました。