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beatitude

好きなことだらけさ…

『シンデレラ』新国立劇場バレエ

2008年12月26日 | バレエ


26日の公演を観に行ってきました。

12/20~27までの公演ですのでクリスマス一色のはず、
でも26、27日はどうなんだろうと思いながら現地へ。

東京オペラシティのサンクンガーデンには毎年
大きなクリスマスツリーが飾ってあるのですが


ご覧の通り撤去中でした。



はたして、オペラパレスの会場は?
 

ここはTHEクリスマスでした
公演の間中はこのままなのでしょう。


ロビーにはコスチュームに身を包んだお姉さん二人(たぶんバレエ団の方)が
ガラスの靴を持ってお子さん連れの家族と写真撮影大会



他に舞台衣裳が飾ってあったり、バレエ団の方がメイクしてくれる
子供向けのメイクアップコーナーがあったりと
かなり賑やかでした。


新国の『シンデレラ』は2006年にコジョカル&ボネッリで一度観ています。

今年もコジョカルが踊るという事でチケットを販売していたので、
行くつもりはなく、買っていませんでした。
ところがコジョカルが怪我で来日不能、代わりに
オランダ国立バレエのラリーサ・レジニナが踊るという。

ラリーサ誰?とちょっと興味がありましたが、
年末はなんか忙しいしなぁとチケット買いませんでした。

それが!! 公演初日(20日)第一幕でラリーサ怪我降板!!!
二幕から新国ソリストのさいとう美帆さんに主役交代したというではありませんか。
バレエ公演にはよくある事だとは聞きますが、やはり驚きました。
ということは全公演シンデレラは新国のダンサーのみか・・・
(王子は予定通りヨハン・コボーが3日間踊ったようですね)

この公演、気になっていたところへ「シンデレラ行かない?」と友のお誘い。
今日誰が踊るのか確認しないまま
無くて元々と朝10時にZ券買いに走りました。

シンデレラ:寺島まゆみ  王子:貝川鐵夫  でした。

この二人を観たのは初めてです。
寺島さんとても可憐でした。シンデレラぴったりでした。

私は細かい技(ポワントがどうとか、ポール・ド・ブラがどうとか)は
わからないので、舞台や衣裳の雰囲気とかセンス、
ストーリーが演劇的に流れていているか
ダンサーがどれだけ感情を表現しているか
主役(大抵が王子&王女)がハマって観えるかが大事なわけで
今日のシンデレラはハマってました

貝川さんはシンデレラ王子は初めての役だったらしですね。
バランス崩して手を着いちゃったところがありました。
(本人苦笑いしてたようにみえましたが・・・)
なかなか王子の雰囲気出ていたのでこれから頑張ってほしいです。

アシュトン版のシンデレラは何と言っても、いじわる義姉二人が
男性ダンサーによって踊られるコミカルさが売りだと思います。
今日の舞台もとても楽しいものでした。
メイクのドギツさも2年前よりバージョンアップしていたように思います。