来週の参議院選挙投票日は仕事になったので、
初めて「期日前投票」に行ってきました。
これまでだったら、投票当日に用事があれば、
「まあいいか」という感じで棄権していたのですが、
今回は自分でも不思議なくらい選挙に前向きです。
それもこれも、「民主党政権があったおかげ」かもしれません。
テレビで政見放送を見て、
新聞で政党や候補者の政策を読み比べて、
さらに候補者のホームページも比較しました。
投票したからといって、また当選したからといって、
有権者はその政党や候補者の政策すべてを支持したわけではありません。
ましてや白紙委任状を託したわけではありません。
多くの有権者は、どの政党や候補者も、
「帯(おび)に短し襷(たすき)に長し」と思っているはずです。
だから、有権者はマスコミのアンケートなどで、
「投票したいと思える政党・候補者がいない」と答えるのです。
「自民党の圧勝が濃厚か」などと言われています。
仮に圧勝したとしても、投票者のすべてが、
「原発稼働」「消費税増税」「憲法改正」「TPP参加」など、
自民党の政策のすべてに賛成しているわけではないはずです。
「当選=すべての政策が支持された」
この大きな勘違いが、政治家の「思い上がり」であり、
特に選挙に勝った政党の「おごり」というものです。
このことを勝った政党だけでなく、
当選したすべての候補者が自覚をしてもらいたいものです。