くろたり庵/Kurotari's blog~since 2009

総務系サラリーマンの世に出ない言葉

もしかして、世界大戦前夜?

2010-09-27 22:52:24 | 政治経済のことも考えよう

資源を狙って領土拡大を目論む政府。
特別警察が強い権力を持ち、国家体制に反する意見を封殺する社会。
自国以外のアジア人を見下す傲慢不遜さ。
経済力と軍事力に自信をつけ、万能感を抱き始めた国民。

もちろんこれは、いまの中国のことです。
でもこれってなんだか、かつて戦争に突き進んだ日本に似ていないでしょうか。
あのとき、海外諸国はABCDラインと呼ばれる包囲網で、
海外へ拡大しようとする日本を押さえ込みにかかりました。

中国も、このまま傍若無人な振る舞いが続けば、
アジア諸国は連帯して中国の暴挙を封じ込めようとするはずです。
こうなると、状況は先の大戦前夜の日本とまるで同じです。

敵愾心を煽られた国民の世論に押され、
中国が周辺諸国に対して宣戦布告する可能性は充分にあります。

この戦争、かつての日本のように中国が負ければ、
大国覇権主義の元凶である国家は解体され、
自治区ごとに小国が分離独立することになるでしょう。

ただし、中国が核を使わなければの話ですが。

国家の繁栄と衰退の歴史は繰り返します。
将来の歴史において、尖閣諸島事件が大戦前夜の始まりだったと
記録されないことを祈りたいです。