「自分らしさ」「自分のやりたいこと」を見つけたい。
さがしものばかりしていて、前に進めない若者のなんと多いことでしょう。
「どういう人になりたいか」「どんな生き方をしたいか」ではなく、
「自分らしさを大事にする」ことを尊重してきた教育は、
さがしものばかりしている若者を大量に生み出しました。
「自分らしさ」や「生き方」は、
さがすものではなくて、自分で築き創るものです。
少なくとも40代以前の世代は、そのように教えられてきたはずです。
自分の人生は見つけるものではなく、切り拓くものだと。
さがしものをしている若者が、
いつまでたっても答えを見つけられないのは当然です。
なぜなら、自分を築き、創りあげることをしていないのですから、
そもそも発見すべき自分がありません。
いつから「切り拓き、築き、創りあげる」教育から、
「さがし、見つける」教育になってしまったのでしょう。
確かに、「切り拓き、築き、創りあげる」ことは、
「さがし、見つける」ことに比べればとてもしんどいことです。
しかし、人生の早い時期にこの過程を乗り越えなければ、
一生さがし続ける人生を歩むことになってしまいます。
このままでは、ますます「引きこもり」や、
逆に「外こもり」ばかりが増えていくだけです。
そしてますます日本の活力が衰えていくだけです。
もうそろそろ探しものばかりしていないで、
「切り拓き、築きあげる」人生を始めようよ!