花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

野焼き・山焼き情報

2010年01月31日 | 登山

菅生沼の野焼きの模様を1月24日のブログで紹介しましたが、そのほかにも野焼きや山焼きが有ります。

伊豆の大室山の山焼き
まずは700年の歴史が有るという、伊豆の大室山の山焼きが、2月14日(日)に行われます。
先着100名様は、点火に参加出来るそうですから、ご希望の方はいかがですか。
詳しくはこちらをご覧下さい
伊豆の大室山の山焼き

渡瀬遊水池のヨシ焼き
関東では最大規模と思われる渡瀬遊水池のヨシ焼きは、3月21日(日)に行われます。
開始が朝の8時30分との事ですので、見学したい方は早起きが必須ですよ。
詳しくはこちらをご覧下さい
渡瀬遊水池のヨシ焼き

乾ききったヨシなどの燃える早さは、想像以上ですよ。
風の向きには注意して、風下には立たないようにしたいものです。
また、火の粉が飛びますので、穴が開くような燃えやすい服装は不可です。

また危険が伴うため、交通規制が有りますし、駐車場なども指定されています。
情報を確認の上で見学してくださいね。

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(国営ひたち海浜公園にて さくら草)


私の好きな花の一つ、さくら草が咲き始めました。
国営ひたち海浜公園

水戸の梅まつり
水戸の偕楽園の梅も開花が始まったそうです
今年第114回目の水戸梅まつりは2月20日~3月31日までです。
詳しくはこちらで
水戸梅まつり


筑波山 梅まつり
第37回 筑波山梅まつりは、2月20日~3月20日までです。
詳しくはこちらで
筑波山梅まつり

西秩父 尾ノ内渓谷の氷柱
詳しくはこちらをご覧下さい
尾ノ内渓谷の氷柱

鉄砲木の頭から高指山縦走・富士山と南アの絶景その四

2010年01月30日 | 登山
こんなに天気が良いのに、高指山には誰も来ません。
山頂独り占めです。
安心して記念写真を撮りました。(笑)


先ほど山頂と間違えた表示板の所に、こんな表示が有ります

どうやらここからも平野に下るルートが有るようです。
結局、切通峠から高指山までの「平野」に至るルートは、最終的には一本に合流して平野に
抜けているのですね。


こちらの山伏峠は、私が平野の左折で間違えた「道志みち」に有る峠のようです。
山と高原地図の「富士山」を見ると、富士岬平からも「道志みち」に抜ける道が有ります。

三角点の近くに有るベンチ?にザックを降ろしてコーヒータイムにしました。
そして、とんでもない事に気がつきました。

サイドポケットにもう一つ超小型の三脚が入ってる !
カーボン三脚にカメラをセットして、ずっと手で持ってきたと言うのに。
余分なおもりを背負って来てしまったのです。自分で大笑いしてしまいました。

えーいやけくそだとばかり、非常食のチョコを食べ、バナナも食べて気分転換。
のんびりコーヒーを楽しんでいたら、風が吹き始めました。
陽は出ているのに、冷たい風が神奈川の方から吹き上げて来ます。
どうやら長居は無用のようです。
富士岬平方面の写真を撮り、高指山最後の富士山の写真を撮って、下山することにしました。


富士岬平方面の尾根道、鉄塔が見えます。


お別れに撮った富士山、相変わらず全身が見えています。





行きはよいよい帰りはこわいです。長い登りに足が重い。


私がGPSでポイントを作った境界柱715番の写真です。
高指山から登って来ると、711番からこの715番辺りまでがほぼ平坦なピーク。


鉄砲木ノ頭に到着、おお南アルプスが並んでいます。


赤石岳と悪沢岳は何となく判りますが、他は厳しいですね。

今度行ったら望遠で撮ってきます。
今回は寒くて望遠に交換するのをやめました。すみませんね。

その替わり付近の情報を少々。

パノラマ台の駐車場の様子です。ベンチの前に山中湖の看板が出ています。


これはトイレです。ドアを明けると中に男女兼用のトイレが3つ有ります。ノックは必須ね。


トイレの前から奥に入った、看板が見えるところが登山口、直登です。


三国峠の駐車スペースの様子、パノラマ台から登ると右側に有る。
(この写真は反対側から撮っているので、左側に見えますが)
トイレは有りませんので、歩いても15分ぐらいなのでパノラマ台のトイレを使いましょう。
ここの緯度・経度は
N 35°24′07″
E 138°55′07″


ここが三国峠の登山口、明神山と書いてあるがそれが鉄砲木ノ頭の事です。


明神山(鉄砲木ノ頭)への登り口の様子。
道路の反対側に三国山への登山口が有る。

三国峠は除雪して雪は無かったが、朝晩は凍結の可能性が有ります。スリップ注意です。


三国峠の帰りに途中で撮った富士山。


帰りの湖岸で撮った鉄砲木の頭と思われるカヤトの山、湖岸に砕けた氷が吹き寄せられていた。

高指山からの帰りに、高指山を起点とする距離を測ってみました。
最初の平野分岐(東海自然歩道の案内図の有る場所)まで 427メートル
次の平野分岐まで 700メートル
切通峠まで 1.31キロ
715番の境界柱まで 2.59キロ
鉄砲木ノ頭まで 3.38キロ
パノラマ台まで 4.30キロでした。
ただし、これはあくまでも目安です。
GPSの距離は、移動を全てプラスするので、手に持って上下左右に振っても、距離は加算されます。また行きつ戻りつしても、全て加算されますから、有る程度の誤差は防げません。
正しく計ろうと思ったら、一定の高さに保ち、道の真ん中をまっすぐ前進するのみ、なので
山では不可能ですね。

終わり。



鉄砲木の頭から高指山縦走・富士山と南アの絶景その三

2010年01月29日 | 登山
鉄砲木の頭(明神山)で一休みして、高指山(たかざすやま)を目指して左の(北方向の)尾根道
を行く。


最初は緩やかな下り坂で、何とも気持ちの良い尾根道である。
ただし展望は無い。両側に林が続いている。






一旦登り返して、平坦な道になり、安心していると境界柱の711番辺りからまたもや下りとなる。
右の神奈川県側は、急斜面で谷に落ち込んでいる。


やがてこんな所や

こんな場所もあり、深くえぐれた所を避けて、迂回路の踏み跡が有る。


再びこんな気持ちの良い尾根道になると、まもなく





切通峠(きりどおしとうげ)に出る。左は平野に出る道らしい。
前は高指山30分、後ろは鉄砲木の頭55分と表示されている。
左の平野方面を見ると、富士山に少し雲がかかりだしている。


登り口はこんな深い溝になっており、左に迂回した踏み跡がついている。




途中には笹の道もあり、再び長い下りをおりて行くと


坂の途中にこんな案内が出ていて、右に戻る様な形のY字の様な分岐になっている。
そちら方向の案内が無いので、登山道では無いのかも知れない。


振り返って見ると、右がいま下ってきた道。ここはまっすぐに高指山を目指す。



前方の木々の間からカヤトの山が見えています。あれかな?

二つ目の平野への分岐に到着、左に下ると平野に行けるらしい。
下に置いているのは持参した高指山の展望図、そちらの方向が高指山の道


ここから少し登って下ると


三つ目の平野への分岐と大きい案内図の有る場所に出ます。


案内図は東海自然歩道のルートを示すものだった。高指山はもう目の前じゃないか。




おっ山頂が見えてきました。


山頂到着! と思ったら、三角点はもう少し奥に有った。騙されるところだった。アブナイアブナイ。
でも富士山の展望は、こちらが良い。


早速撮影開始 富士山!! 少し出てきた雲と、山中湖とカヤトも入れて 定番写真 (笑)


こちらは三角点付近から撮った富士山


雲が流れて来たので


で早速望遠に切り替えて撮ったのがこの写真、左の富士山側は雲に隠れて見えないので右側のみです。
右から悪沢岳、前岳、小赤石岳、赤石岳ですよね。


最初の展望図に有った山の間からちらりと見える雪山は

長くなったので、最後に富士山の登山道をアップで、雑多な続きは又明日。



その四に続く

鉄砲木の頭から高指山縦走・富士山と南アの絶景その二

2010年01月28日 | 登山
東富士五湖有料道路を山中湖ICでおりて、湖岸の729号線を走ります。
日の出前の薄暗い道路で、不慣れな道です。
目指すはパノラマ台なのですが、確実な場所が判らなかったので、とりあえず平野の交差点まで
カーナビに案内させました。

パノラマ台は、730号線で三国峠に行く途中に有るらしい事は、調べて判っていたので
平野で左折するのです。が、それでとんでもないヘマをやらかしました。

平野は、変速の4差路なのです。
平野で左折したまでは良かったのですが、なんか感じが変です。
そのうち「道志みち」の案内が、ガーン!?

やっちまったぜ! 一つ手前を左折してしまったのです。
あわててUターンして平野へ、もちろん連続して左折の道が有る交差点です。
左に曲がってすぐに又 左です。まるでUターンなみの曲がりできついこと。(泣)

右前方に光りが当たり始めた雄大な富士山が見えます。
早くパノラマ台を見つけなければ、チャンスを逃してしまう。

きついカーブの曲がり角に、左にトイレの有る駐車スペースが有りました。
2台ほど車が駐まっています。
とりあえずそこに車を駐めて、富士山の写真を撮る事にしました。


そこへもう一人の男性がやってきて「ここはパノラマ台ですか?」と聞いてきた。
「イヤー私も初めてなので、良くわからないのですが」と答えると「実は三国峠まで行って見たが
それらしい駐車場が無かったので、戻ってきたのです。」という。
「それじゃここがパノラマ台じゃないでしょうか。パノラマ台にはトイレが有ると聞いてますから。」

そんな話をしているところに、中年のご夫婦がやってきた。
挨拶をして「ここはパノラマ台でしょうか?」と尋ねると「そうですよ。」という。
どちらからと聞くと「ここ山中湖に住んでいるのです。ここからも見えますよ。」という。

「あなたはどちらから?」と聞くので、車のナンバーを指さして「ここからです。」と答えると
「ああ茨城からですか、どのくらいかかりました。」「2時間半かかりましたよ」
そんな話をしていると、先ほどの男性が戻ってきて「私は群馬から来た」という。

名前も知らない人達が、こんな風に話せるのも、旅の楽しみでもあり、情報源でも有る
三人でしばらく富士山談義をして楽しんだ。

ここがパノラマ台と判れば、後はここから「鉄砲木ノ頭(てっぽうぎのあたま)」を目指して登るだけである。
登山靴に履き替え、ザックに持ち物を詰めていると、奥に止まっていた車から年配の男性か降りてきた。

話を聞くと、昨日は杓子山に登って富士山の写真を撮っていたという。
なんでも富士山の廻りの山を、泊まり込みで撮り歩いているという猛者である。
その前は谷川岳に登っていたというから凄い。

「早く山に登って、良い写真を撮ってください。」という励ましを貰って、私の登山が始まった。
登山道はトイレの左脇から、カヤトの原の踏み跡をたどって登っていく。
来るとき富士五湖有料道路に、-7度の表示が有った寒さである。

何よりも手の指がかじかんで、薄い革手袋では役に立たないが、厚い革手袋ではシャッターが押せない。
踏み跡は凍り付き、霜が降りたように一面に白くなっていた。
踏み跡は何本も有り、古い物は雨で流されて深い溝になっている。
どれが正規のルートなのか判らないので、滑らないような踏み跡を登る。


振り返ると、抜けるような青空に富士山が聳えている。
幾度となく立ち止まり、富士山を撮った。


カヤの原に光りも当たり始め、金色に輝きだした。

ひんぱんに「ドドーン」という腹に響く音がする。
何だろうと思ったら「自衛隊の砲撃の音」だと後で知った。
「バッバッバッ」と連続するのは、さしずめ「機関銃」なのだろうか。
平和な富士山と砲撃の音、何とも不釣り合いな取り合わせではないか。
この辺の人は、毎日あれを聞いてどう思っているのかな。


山頂直前の凍った坂道


やがて「山中諏訪神社奥宮」と書かれた立派な祠の建つ山頂に着いた。
一帯は地面がむき出しの原で、凍り付いたガチガチの黒い土である。


その廻りはカヤトの原が続いている。
奥の三角点には「明神山」と書かれた標柱が有る。標高1291メートルである。
三国峠とパノラマ台に向かう方向表示版は有るが、高指山や切通峠に向かう表示がない。


ザックに三脚をくくりつけた年配の男性が来ていた。
三国峠から登って来たらしい。


これは自分の陰も写った失敗作だが、富士山の右側に南アルプスの山々が写っているので
載せて見ました。


カヤを前景に入れて、カヤトの山らしい雰囲気をだして。


200ミリの望遠で見ると、右の狭い斜面にジグザグの登山道も見て取れる。
あんな狭い所を登っているんだナー。

ここから北の高指山に向かうルートは、東海自然歩道の一部を兼ねている道で
神奈川と山梨の県境の尾根道が続く。


山頂から左の尾根に高指山(たかざすやま)に続く道がある。だがその案内板は無い。

山頂は神奈川県側の展望が無い、林が視界を遮っている。
山梨県側は、カヤトの原で抜群の展望である。


パノラマ台の緯度と経度をカーナビのGPS情報から得たものを掲載します。
N 35°24′34″
E 138°54′45″ 

ハンディGPSの登山口の緯度・経度は
N 35°24′45.51″
E 138°54′34.52″
駐車した場所より、奥で計っているので、秒数は違うが
あるいはハンディGPSの精度の方が高いかも知れない。

その三に続く。

鉄砲木の頭から高指山縦走・富士山と南アの絶景

2010年01月27日 | 登山
1月19日のブログで取り上げた、富士山展望の山「高指山」に「鉄砲木の頭」から縦走して
富士山と南アルプスの絶景の展望を見て来ました。
まずは、出発地の「パノラマ台」で撮影した朝の富士山からどうぞ。

写真1 午前6時41分


写真2 午前6時42分


写真3 午前6時45分


写真4 午前6時48分

時間と共に表情が変わって行きました。最後は多少ピンク色になってます。

今日(27日)は、山にいる間、ずっと富士山が見えて、雲もあまり出ませんでした。

疲れたので今日はこの辺で、続きは明日から書きます。ゴメン。

筑波山について書かれた本を紹介

2010年01月26日 | 登山
まずは最新の出版から

筑波山を歩く
吉武和治郎著 2009年11月1日 初版発行 発行所 (株) STEP 定価1400円
元は地元の新聞に連載された「筑波山を歩く」を一冊の本にまとめられたもので、水郷筑波
国定公園管理員に就任されて、筑波山を巡視したおりの感じた事柄を書いています。
その中には「盗掘」というタイトルで、筑波山に数輪咲いていた「フシグロセンノウ」が
盗掘された模様も書かれています。


ネイチャーガイド筑波山の自然図鑑
前田信二著 2009年4月20日 第一版第一印発行 発行者 メイツ出版(株) 定価1800円
メイツ出版は「尾瀬」や「高尾山」の自然図鑑を発行しており、特徴はハイキングコースの
紹介と、植物や動物など筑波山と宝篋山で見られる自然を図鑑としてカラー写真で紹介している。


関東の名山 筑波山  筑波山神社案内記
これは発行が「筑波山神社」で2008年3月4日に発行されたもので、編集が財団法人日本地図センター
になっています。
つくば市の国土地理院のセンター売店で購入 定価の記載無し
筑波山神社の古い資料などを写真で紹介している貴重な本です。
例えば、常陸国筑波山縁起などの古文書や、狩野探幽の描いた三十六歌仙の絵額などもカラー写真で
掲載されている。もちろん古地図も掲載されています。
筑波山神社の歴史を知るには絶好の資料でしょう。


郷土の先達とゆく 筑波山
編集・発行人 野末たく二 発行・発売 (有) エディット(結ブックス)
2007年6月30日 初版発行 定価1800円
これは、4人の執筆者がそれぞれの分野別に書かれたもので、「歴史の先達」「里山の先達」
「古民家の先達」「八郷の茅葺き屋根」などに別れている。
このうち「里山の先達」として執筆されているのは、私も参加している「つくば環境フォーラム」の代表者 田中ひとみさんです。


写真集 筑波の小さい恋人たち
著者・佐藤 正 1994年3月1日発行 発行所 (株) STEP 定価2000円
これは先年亡くなられた故佐藤 正さんが撮影された筑波山に咲く花の写真集で、今は絶滅したランの花なども載っている。


筑波山はいま人々の暮らしと自然
編集者 読売新聞水戸支局 1993年3月8日発行 発行所 筑波書林 定価1632円
筑波山を取り巻く環境がどのように変貌してきたかを、色々な角度からレポートした本。


つくばの自然誌 -1 筑波山
編者 学園都市の自然と親しむ会 1992年5月20日初版第一印発行 発行者 STEP 定価1200円
各分野の著名な研究者が共同で執筆した筑波山の成り立ちや地質、気象、植物、昆虫、魚、鳥など、まさに筑波の自然誌、筑波山のコースガイドも出ていて、そのコースで見られる野草も紹介されている。


筑波山
著者 木村 繁 1985年3月17日 3刊1刷発行 発行所 筑波書林 定価1648円
著者が朝日新聞水戸支局員の時代に取材執筆した筑波山に関する総合的な本。
成り立ち、歴史など筑波山だけでなく、周辺の人々の関わりも描いている。
是非読みたい本だが、最近は入手が困難かも知れない。
私がこちらに移り住んで最初に読んだ本です。

他には参考文献としてこちら

高校の先生が作った 茨城の自然観察ガイドブック
発行所 茨城県高等学校教育研究会生物部 2005年5月1日 第1刷発行 定価1600円


ふるさと探訪 
著者 永山 正 発行所 筑波書林  平成6年4月10日発行 定価1800円
 

筑波山梅林の開花情報

2010年01月25日 | 写真
流石に昨日の野焼きで疲れたので、今日は筑波山梅林の様子を夕方ちょっとだけ見に行って来ました。
現在、紅梅が咲きはじめで、白梅は全然咲いていません。



筑波山梅林の紅梅は、割と咲くのが早く、白梅の咲く頃には、ピークを過ぎてしまう場合も有ります。


この写真では判りづらいかも知れませんが、ローバイも咲いています。
背景は筑波山の山頂


数は少ないですが、スイセンも咲いています。


現在筑波山梅林は、梅祭りに備えて工事中のため、梅林駐車場より中へは車両進入禁止になっています。
通行止めは、1月29日までで、朝9時より夕方5時までの間です。
尚 梅祭り期間中は、梅林の駐車場も有料になりますので、登山で使われる予定の方はご注意下さい。

梅林の駐車場は、二段になっていますので、入ってすぐの駐車場が満車でも、少し先から右に曲がって
上の駐車場に登ると空きが有る場合が有ります。
この写真の看板が出ている少し先から右に入ります。右の土手の上になります。
梅祭り期間中以外は無料で利用できます。

土日などの混雑する場合は、臨時駐車場が開かれますが、それは梅林のすぐ近くですが、入り口は
遙か手前で、開かれた時はガードマンが入り口に立っています。


菅生沼の野焼き

2010年01月24日 | ボランティア

茨城県自然博物館の主催する菅生沼の野焼きに参加して来ました。
今回は、しばらく天気が続いたことも有り、野焼きの火の回りが早くて、あっという間に
燃え広がりました。
風の向きが変わって、鉄板を敷いた歩道上が風下になった時、やけどするような熱さで
みんな鉄板から土手に避難しました。


作業がほとんど終わって、全員の記念写真を撮っていたら、後ろでくすぶっていた炎が突然
燃え上がり
思い出の記念写真となるハプニングも有りました。

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1月24日 朝9時菅生大橋の下に集合です。

例年120名ぐらいなのですが、今年は150名も参加者が有ったそうです。
参加登録を済ませ、小幡先生の説明を聞く参加者。


燃やす前の現地、白い車の左側を野焼きします。
車の有る場所は、作業用の道路で鉄板が敷いてあります。


現地に向かう参加者の陰が土手に延びて、面白い模様になりました。


現地で説明を聞く参加者、参加者が多くて画面に入り切れません。


今年は若い女性も沢山参加しています。


防火帶づくりも完了して、綺麗になった柳の木の下。


点火前に、野焼きの果たす役割を説明して下さる岐阜大学の津田先生。
岐阜大学津田研究室
こちらの研究室にも野焼きの写真が載っています。

津田先生のチームは、毎回野焼きをする場所に温度センサーを設置して、地表と地下の野焼きの温度変化を
記録している。
それによると、地表30センチの温度が最も高くなり、おおよそ700度前後になること、
その次に高くなるのは、地表100センチで500度前後になる。
地表0センチでは、高くなっても40度前後であること。
地下2センチと地下5センチでは、温度変化がほとんど見られないとの事である。
但しこれはオギやヨシの野焼きの場合で、木材のオキ(残り火)がある場合は違うと思う。


いよいよガスバーナーで野焼きの点火が始まりました。









野焼きは、区画ごとに燃やしていくので、終わった区画の残り火は消火隊が消火します

こちらは女子大生の消火隊。水を入れた袋を背負って消火に当たります。


新しい区画に火が入りました。








またもや消火隊の出番です。
ところが、風が強くて火の粉と黒煙が凄かったので、近所の民家の誰かが消防に通報したらしく
サイレンを鳴らしながら消防車が来てしまいました。
もちろん博物館では、野焼きの事を事前に消防署に届けていたと思いますが、通報が有れば
消防車を出さなければならないのが消防署の役割なので、仕方が有りません。
帰りに止まっている消防車の人に聞いたら「通報が有ったので来ました」と言ってました。
消防署の方ご苦労様でしたね。

で最初の記念撮影の場面になるわけです。


記念撮影の後ろで燃え上がった炎が、こんな竜の様な形になりました。
「炎竜」とでもなづけましょうかね。

可愛そうだったのはキジたち、キジが二羽驚いて飛んで逃げました。
コハクチョウの群れは、菅生沼でも野焼きから遠い場所に避難してました。

私はまたもや大汗かいて疲れました。終わり


おっと忘れてました。これは津田先生が設置した温度センサーを調べているところ。

でこちらは、野焼きの終わった後の様子。

柳の木の下の防火帶まで綺麗に焼けています。
柳の向こう側も後で火が入りました。

本日の森ボラは篠竹刈り

2010年01月23日 | 登山
今日は筑波学園駅からほど近い保健保安林の森づくりボランティアに参加しました。
常連の参加者が少なく、単位修得の為参加してくれた大学生5~6人が活躍してくれました。
みんなはベテランの指導で、桧林の除伐、私は草刈り機で密生した篠竹刈り。
ツルが絡まったり、倒木の枯れ木がのしかかっていたり、大汗をかいて悪戦苦闘。
終盤になって除伐部隊が手伝ってくれたので、何とか綺麗に出来ました。

右が篠竹の密生していた森、左は桧林、暗い森から明るい森に変わりました。


こちらは桧林、除伐した桧をクイにするため、最後に一カ所にまとめているところ。
生木は重いですよ。
でも林の中まで陽が差すようになったから、やった甲斐が有りました。

いよいよ明日は「菅生沼の野焼き」です。
主催は「茨城県自然博物館」です。

デジブックで紹介している野焼きのシーンが出来ればいいのですが
野焼き

風が無ければ野焼きが行われますが、その前の防火帶づくりでオギの刈り払いが大変なんです。
明日も私は草刈り機で刈り払いです。

でも、これには後日の楽しみが有って、焼け跡から絶滅危惧種のタチスミレが生えてくるんですよ。
草丈が1メートルにもなるスミレで、何段にも花をつけながら成長します。
花が咲く頃、参加者は特別に観察させてもらえるのです。
このタチスミレが見られるのは、おそらく九州の一部と、茨城県の南部だけだと思います。

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お知らせ

筑波実験植物園では、現在世界最大の蘭が開花してます。

説明版


これがそのランの花、温室のためレンズがくもってぼけてますが。


こちらも滅多に咲かないというランが咲いて、今だけ見られますよ。

これがその花です。


今回、私も初めて見たサソリラン、茎の途中から蔓のような花茎をだして垂れ下がって咲いていました。


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筑波山関連のイベント

第2回筑波山福寿草まつり
平成22年2月1日~2月28日まで
場所は、ケーブルカー沿線と宮脇駅周辺

期間中のイベント
2月6日(土) トン汁サービス 11時から先着50名様
2月14日(日) バレンタインデー 幸せのふくろうプレゼント 11時から男性先着50名様
2月20日(土) 餅つき退会 草餅サービス 11時から先着100名様


奥日光で雪模様の滝巡り

2010年01月22日 | 登山
朝8時過ぎ、我が家の燃えるゴミを集積所に出して、天気が良いので奥日光に出かけた。
10時頃、いろは坂にさしかかったら、平日なのに何台も観光バスが走っている。

いろは坂に雪は無いが、日陰の部分だけ少し凍っている。
急ハンドルと急ブレーキさえ気をつければ、普通に走れる。
遊びに行って事故を起こしたら最悪である。

明智平で一休みしていたら、途中で追い越したバスが通り過ぎていった。
目の前の男体山の頂上付近に雪雲がかかっている。

ガラガラの明智平を後にして、トンネルを抜けたら様子が変わった。
道の両側に雪が残っている。日陰の部分は凍結していたので、ゆっくり走った。
とりあえず立木観音の歌ヶ浜を目指して左折したら、こちらはまるっきりの雪道だった。


歌ヶ浜の駐車場は、雪かきされて駐車スペースには雪は無かったが、道路はガチガチのアイスバーンである。


中禅寺湖を眺めると、白根山方向には雪雲がかかり、白いカーテンの様なガスがかかって
遠くの山はまるで見えない。
湖面に波頭が立ち、吹き付ける小雪混じりの風が、あっという間に身体の熱を奪う。
耳がちぎれそうに寒いし、手がかじかんだ。


湖面越しに見る男体山にも、雪雲がかかり始めている。
いかにも寒々しい感じの風景だった。
しかも、凍結防止の為、ここのトイレが閉鎖されていた。
仕方がない、竜頭の滝のトイレに行こう。


竜頭の滝のトイレは使えた。
滝に行ったら、流石に誰もいない。
売店もお休みで、わずかに団子屋さんが開いていて、コーヒーや甘酒もそこで売っていた。


こんなモノトーンの世界をあまりひいて撮っても面白くないが、望遠に交換するのが寒くて
いやだった。まあレポートと言うことで。

ついでに付近をレポートすると

これは竜頭の滝の上に有る駐車場の様子


こちらは滝の脇に有る遊歩道の様子で、工事中の様だったが、何とか通れそうである。
が雪道なので滑り止めが必要かも。


三本松の駐車場に着いたら、店は開いていたが車が数台だけで寂しい限りである。


三本松入り口から見る国道のようす。


戦場ヶ原の展望台に行く道は、ご覧の通り雪が積もっているし、雪の下は凍っているから
非常に滑りやすい。


戦場ヶ原は雪が舞っていて遠くが霞んでいる。


こちらは戦場ヶ原の遊歩道の様子


三本松の売店の裏から男体山、三本松の標高は1394メートルと書いてある。


古徳牧場の入り口を過ぎたら、国道の様子ががらりと変わった。
雪かきはしてあるが、ご覧の通りの状態である。


やがて湯ノ湖に着くと、湖面は凍って雪が積もっていた。


同じ湯ノ湖でも湯元温泉側は、温泉が湖底から湧いているせいなのだろう、氷が張っていない
部分があり、水鳥はこちらに集まっていた。


湯元温泉のビジターセンター近くの駐車場と道路の様子はご覧の通りです。
隣の駐車所にあるトイレは使えた。
ここも歩道が凍っています。滑り止めが必要かも。



おなじみの湯滝です。しかしここに入る道路は、完全にアイスバーンで、入るときは下りなので
問題有りませんが、帰りは上り坂なので、下手をするとタイヤが空回りして滑ります。
自信の無い方は、湯ノ湖の脇に駐めて歩いた方が良いかも。
普段は有料ですが、冬季は無料と言うことタダで入れましたが、帰りは恐かった。


湯滝の中流のしぶきが良いので撮って見ました。


ところで、湯滝の売店の前の所に、こんな看板と碑が建っています。ご存知でしたか。
滝への道を造ったのは新潟の人だったんですね。


滝巡りの最後は、やっぱり華厳の滝ですね。
エレベーターで100メートル下って眺めて来ました。





最後はもう一度明智平に戻って、ロープウェイで山頂駅の展望台へ行きました。
風が強くて、一時運行休止になっていたのですが、乗りたい希望者が何人か集まって
重ければ揺れも少ないだろうからと、運行してくれました。ラッキー。


男体山の眺め


中禅寺湖と華厳の滝も見えます。


霞んではいますが、筑波山も見えました! あそこから来たんだよなー。

ですが厳しい寒さです。往復で710円かかっても長くはいられません。
すぐさま帰る事にしました。
ちなみに山頂駅から登るコースは入山禁止になってました。

これは明智平にある幸田文さんの碑文、奥日光では、崩壊を崩れとは呼ばずに薙ぎという
と書いてある。(後から追加した写真です)

ところで、栃木県内の道路にこんな看板が出てました。

えっここの交差点は危険なの? と思わせる書き方に思わず笑えます。
好きだナーこんなジョーク。
そう言えば、喜連川だったかに「泥棒侵入禁止」という看板が国道に出ていたが、面白いぞ栃木!!

一期一会の山の花たち

2010年01月20日 | 写真
山の花は、毎年同じように咲くとは限らない。
年によって当たり年だったり、外れ年だったりするし、天候の変化によっても違ってくる。


2009年の流石山のニッコウキスゲは、さしずめ当たり年と言っても良かった。
尾瀬の湿原に咲くニッコウキスゲも良いが、山の斜面を埋め尽くすニッコウキスゲの見事さは
格別である。


同じ山でこんな「ノギラン」の花もみたが、咲いているのを見たのは初めてであった。
花や茎が粘るネバリノギランはよく見かけるが、ノギランは少なかった。

だから山の花は一期一会であると言っても良い。
必ず又あえるとは限らない。


これは奥日光の小田代ヶ原に咲くノアザミのシロバナですが、木道から遠いこともあり、気付かない人が多い。
なにしろ500ミリの望遠を使ってもこの大きさにしか撮れない花である。
不思議とこれは3年続けて咲いていた。


夏の日光白根山に丸沼のロープウェイで登ったら、見てみたいのが「ヒカリゴケ」
かすかな外光で緑色に光っている様は神秘的ですらある。
昨年、刈込湖のそばでも光っているのを見つけた。


昨年、尾瀬の笠ヶ岳に7月に登って、やっと出会えたのがこの「ミヤマムラサキ」
北海道と中部地方に隔離分布しているという貴重な花、尾瀬でも笠ヶ岳にしか無いという。
笠ヶ岳は、中腹から頂上まで高山植物に覆われているのに、登山者の少ない静かな山である。
今年も又、是非行きたい山である。


これは私の生まれた岩手県のおとなり、秋田県にある花の百名山「秋田駒ヶ岳」の大焼砂から
見る馬場の小路と女岳、右は馬の背、手前の黄色い花は「タカネスミレ」
秋田駒ヶ岳は、3種類の黄色いスミレが同じ時期に咲く。私はそれを見たさに行ったのである。
あと二つは、「キバナノコマノツメ」と「オオバキスミレ」である。
大焼砂は黄色いスミレが終わると、コマクサの大群落が花開く。
コマクサの咲く頃、馬場の小路は、チングルマの花がまるで絨毯のように広がる。
花好きには 堪えられない路である。


秋田駒ヶ岳の八合目の休憩小屋の前に、なにげなく咲いているのがこの「ハクサンチドリ」のシロバナである。
誰も見向きもしないのには驚いた。

果たして今年の山では、どんな一期一会がまっているのだろうか。

撮影禁止のお寺

2010年01月18日 | 日記
昨年の暮れ、石岡市八郷の霧の風景を撮りに、風返し峠から十三塚果樹園に下り、八郷のあちらこちらを
ロケハンして廻った。
最後に峰寺と呼ばれて親しまれている峰寺山西光院に寄った。

ここの本堂は、関東の清水寺と呼ばれる様な建築様式で、断崖に柱を組んだ舞台懸け造りとなっている。
回廊からの眺めは、石岡市の観光パンフにも載る八郷の絶景ポイントでもある。

本堂の手前に、巨大な立木観音が小屋に納められている。
その説明版を呼んでいたら、お寺の人らしい中年の女性が近寄ってきて「ここは撮影をお断りしているんです。
入り口にも書いてあったはずですが、お寺は拝むところであって、撮影するところでは有りません。
仏様にお尻を向けて撮影するのは失礼にあたりますから、お断りしているのです。」

どうやら三脚にセットしたカメラを見て、注意にでてきたものと思われる。
私は「判りました。」と返事をしたが、内心は不愉快で有った。

実は足音が近づいて来たときから、そのような事を言われるのでは、と言う予感があった。
以前にも同じような経験を真壁の伝正寺でもしていたからである。
その時の断り文句も「お寺さんは拝むところであって、撮影するところでは有りません」
と言うものだった。
しかも断りに出てきたのも中年の女性であった。
もしかしたら「写真撮影禁止の断り方」という例文でも回っているのか。

昔、「風景写真」というカメラ雑誌に、プロのカメラマンが、京都のお寺でアマチュアカメラマンの
マナーの悪さに、撮影禁止にする寺が増えていると嘆いていた。
撮りたいと思えば、どんなところにも入り込んでしまうアマチュアカメラマンがいるから
撮影禁止にされても、自業自得の結果ではあるが。

だがこの峰寺に限って言えば、私が不愉快になったわけがある。
昔、銀塩カメラを持って峰寺に数回撮影に行った。
ある時、峰寺に着いたら霧でなにも見えない状態だった。

その時お寺から出てきた住職らしい男性が「今日は生憎の天気で残念ですね。」と愛想よく話しかけてきものである。

あの対応と今回の対応の違いは一帯何なのか。

お寺の管理権はお寺に有るのだから、撮影禁止と決められたらそれに従うしかない。
それなら観光パンフにもきちんとその事を載せるべきだと思う。
ただ仏様にお尻を向けるのが失礼なら、展望を楽しむ観光客はみんな失礼に当たるだろう。

これから出かける予定の人は、不愉快な思いをしないように、あらかじめ知っていて欲しいと思う。

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八郷フラワーパークで見たベゴニア展の花

ベゴニア、ダリアなど不愉快な思いを忘れさせる花々を。



















筑波山麓・水源の森づくり

2010年01月17日 | ボランティア


快晴です。筑波山の上には雲一つ無い青空です。
朝9時過ぎ、つくば環境フォーラム主催の「筑波山麓の水源の森づくり」に参加するため、いつもの棚田の作業小屋に直行。
今日はクヌギの大木の伐採が有るので、作業しやすいように周囲の篠竹の刈り払いをするため
刈り払い機を持って参加です。
そのほかに同時進行で、棚田班は棚田にヌカをまいて雑草の予防をします。


まずはびっしりと生えている篠竹の刈り払いです。
直径が1センチぐらいの竹なら楽に切れますが、長年放置していたので、2センチ以上の竹もあり、密生しているので悪戦苦闘です。

ここは昭和の前半までは棚田が有った場所だと言います。
そう言われてみれば、平らな棚田状の土地が段々に並んでいます。
ひとまず刈り払いの目処が立ったので、引き上げて水を飲んでいたら、ドドーンとすさまじい音がした。

駆けつけてみると、水戸森林クラブの人が、大木のクヌギを切り倒した音だった。
何十年も経ったクヌギの大木は、流石に鋸では難しく、チェンソーで切ってくれる森林クラブの存在は大きい。



私たちは短く木って貰った木を山道まで運び出します。


その頃、棚田の作業班は何をやっていたかと言うと、棚田に米ヌカをまいたあと、氷の張った田んぼの氷を割っていました。


小屋の前では、参加者にふるまう「けんちん汁」も作られています。
昼食の時、筑波山を眺めながら食べるけんちん汁の美味しかったこと。


こちらでは、広瀬造園の方が、薪割り機械の調整をしています。
その脇では、オノで薪割りをしている人もいて--(笑)


切り倒したクヌギの大木は、「薪クラブ」の人達が薪ストーブに使えるように40センチの長さに
玉切りにします。
普通は45センチの長さなのですが、小さいストーブの方も使えるように40センチにしているのだそうです。


ところが、あまりにも重たいので、それを薪クラブの人がオノで割って運ぶことに。
こんな大きな物でも、なれた人がやると見事に割れます。

倒したクヌギの大木に乗って、隣の木を切る水戸森林クラブの方たち。


玉切りにした木が落下する瞬間を撮って見ましたが、うーんボケてしまいました。




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次回の水源の森づくりは3月になります。
参加ご希望の方は「つくば環境フォーラム」にご連絡をおねがいします。

つくば環境フォーラム

また今度の土曜日にも「里山づくり」が有りますので、ぜひご参加下さい。
詳細や申し込みは、上記のつくば環境フォーラムのホームページをご覧下さい。

とまあ「つくば環境フォーラム」の宣伝をしていますが、私は単なる参加者ですので
あしからず(笑)



福寿草と冬牡丹

2010年01月16日 | 写真

福寿草が咲くと、春の息吹を感じます。
福寿草が金色で、お椀のような花を咲かせるのには、わけがあります。

早春の寒い時期に咲く為、パラボラのように花を広げ、太陽光を反射させて花の中心に集めると。
花の中の温度が上がります。
そうして虫たちが寄ってくるような環境を作っているのだそうです。(寒いと虫たちも動けない為)
言わば太陽光利用の元祖です。

ですからこの花も、陽が差さないと開いてくれません。

 (写真はいずれも石岡市八郷のフラワーパークの福寿草園で撮影・本日一輪のみ開花)

午後、市内のつくば牡丹園に出かけて、冬牡丹を見て来ました。
まだ咲いている数はすくないですが、蕾が多いのでもうすぐ見頃になるかも知れません。
寒さも明日あたりで終わりそうなので、その後暖かさが続けば期待出来ますね。







フラワーパークの山の上には、こぶしの木か有って、芽が沢山付いていました。

こんなのを見ていると、もうすぐ春だなーと感じるのです。

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耳にした花情報

国営昭和記念公園で、早くも「セツブンソウ」の開花が始まったそうです。
なんぼなんでも早すぎですよね。
国営昭和記念公園はこちらです。
国営昭和記念公園

私は2月になってから、栃木市の星野で自生のセツブンソウを撮影しています。
よく見ると、八重咲きだったり、花色が違ったり、面白いのも見つかります。


これは普通のセツブンソウ・星野にて撮影


これは八重咲きのセツブンソウ・星野にて撮影


これは二輪咲き・一本の茎に二輪の花が咲いていた・星野にて撮影


これはシベの色変わり・秩父の両神にて撮影

今年も楽しく探したいと思います。

水源の森づくり参加者募集のお知らせ
明日、9時30分より、筑波山麓にて「水源の森づくり」が行われます。
主催は、私がブックマークに記載している「つくば環境フォーラム」というNPO団体です。
申し込みや詳しい内容は「つくば環境フォーラム」のホームページでご覧下さい。

つくば環境フォーラム>


氷瀑の袋田の滝と月居山(つきおれさん)の展望

2010年01月15日 | 登山
朝6時、山の端が日の出前の光りを帯びて、濃いあかね色に連なっている。
夏ならとっくに明るいのだが、この時期はまだ薄暗い。
エアコンを全開にして高速を飛ばす。
那珂インターでおりて、国道118号線に入ったら、タイミング悪く大型トラックと軽の後ろになった。
案の定、予想通りのスピードだった。
それでも袋田の滝に着いたら、8時少し前だった。

朝の光が当たる生瀬富士・(袋田の滝に向かって左の山)

この時間だと、有料駐車場の集金人もいない。帰りに払うことにしてザックとカメラと三脚を持って
袋田の滝のトンネルに行く。


生瀬富士の緑の葉が、光りに踊っている。

それにしても何という冷たさだろう。手袋をしても手がかじかんで、凍えそうだ。
滝見橋の下は、川に氷が張っている。

観瀑台に抜けるトンネルも、営業時間前で誰もいない。
トンネルの中も明かりが少なく薄暗い。

私の前を歩いているのは一人だけだったが、観瀑台に着いたら結構カメラマンがいた。
この時間エレベーターは動いていないから、上の観瀑台で撮るのは、月居山をおりてからにする。

まだ完全には凍っていないが、とりあえず今年の氷瀑は撮れた。










月居山に登るには、観瀑台から少し戻って、左のトンネルを抜けて吊り橋を渡る。


渡った向こう岸の所に、月居山の登山口になっている鉄の階段が有る。

ここからひたすら階段を登ってゆく。月居山は前山と後ろ山からなる双耳峰で、滝の脇から
登るのは前山の方で、ずっと階段登りが続く。


見上げるとこんな感じで、結構きついが、焦らずにゆっくり登れば良い。


まもなく天狗岩と呼ばれる岩のそばを通り、左下に凍った滝の上部を見ながら、コンクリートの
階段を登ってゆく。


階段の曲がり角などに、外に出た踏み跡があり、裸地になっている。


この標柱の所から、左に入って行くと、「生瀬の滝」と呼ばれる滝があるので、寄って見て欲しい。
道の奥に観瀑台があり、生瀬の滝が撮れる。


生瀬の滝に行く道


ここが行き止まりで観瀑台になっている


脇の崖にこんなつららがぶら下がっていた。




良く生瀬の滝は、袋田の滝と相似形と評されるが、多少は似ているかな。

また元の階段道に戻って、前山の頂上を目指す。
途中に生瀬の上流におりていく道も有るが、今回はパス。

とここまで書いた所で、時間が無くなったので、以下は月居山の展望写真と下山後に撮った袋田の滝。






































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花情報   菜の花と富士山が撮れる 神奈川県二宮町 吾妻山
二宮町 吾妻山