花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

霞ヶ浦の落日

2012年01月31日 | 写真












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演歌を作詞してみました

1.夜空に輝く星さえも 流れて消える定めなら
  男の命のつきるとき せめて届けよ胸の内
  ああ 永久の別れの 別れ歌

2.幼い頃に夢に見た おまえの望みも有るだろに
  男の命のつきるとき 残すは未練と思いつつ
  ああ 消えて流れる 別れ歌

  (昨年の暮れ亡くなった弟に捧げる)

寒風の菅生沼で草刈り

2012年01月30日 | ボランティア

菅生大橋の下に集合した草刈り参加者

29日、茨城県自然博物館主催の菅生沼の草刈りに参加して
きました。
本当は、22日に草刈りと野焼きが行われる予定でしたが
悪天候のため中止となり、急遽29日に行われる事になりました。

菅生沼は絶滅危惧種の「タチスミレ」が生育する全国でも数少ない場所です。
(今、知られているのは菅生沼を含む利根川水系と九州の限られた場所のみ)
菅生沼は、コハクチョウの飛来地としても知られていますが、大部分はヨシや
オギなどの生える湿地です。
その中に、タチスミレなどの18種の絶滅危惧種を含む
500種の植物が生育しています。

タチスミレは、湿地のオギやヨシの中に生え、5月から6月にかけて
40センチから50センチに茎を伸ばし、白い可憐なスミレの花をつけます。
花後は、さらにヨシやオギに寄りかかるようにして茎を伸ばし続け
高さが1メートルに達するものもあります。文字通りタチスミレ

昔、オギはかやぶき屋根の材料として使われ、オギ刈りや野焼きも
行われていましたが、最近は茅葺きも無くなり、放置されるようになりました。

湿地のヨシやオギの群落は、放置されると枯れた植物が地面につもり
ヨシやオギ以外の植物が生育できなくなってしまいます。
菅生沼では、そのことが原因でタチスミレが激減していました。

そこで博物館では、2003年から菅生沼の野焼きを、多くの団体や
研究機関の協力で行うようになったのです。
私もつくば環境フォーラムの「筑波山ファンクラブ」の一員として
参加しました。


寒風が吹きすさぶため、野焼きができず、刈り取ったオギを
手で抱えて運ぶ参加者。


一束では面倒とばかり、まとめてシートで運ぶ参加者たち


いつもは野焼きで行う所を、刈り取りと片付けで人手がかかり
いつもの7割から8割程度の広さしかできませんでしたが
今年もこれで、可憐なタチスミレに再会できるでしょう。楽しみです。


2008年5月の観察会で撮影したタチスミレ

追加情報

茨城県自然博物館の第54回企画展「植物たちのSOS」が
3月10日から開かれます。
主に絶滅危惧植物が中心の企画展だそうです。


開催初日の3月10日には、記念シンポジウム
「絶滅危惧植物を救う試み」も開かれます。
これには事前申し込みが必要だそうですから博物館のホーム
ヘージをご覧ください。
博物館のリンクがこのブログの左サイドに有ります。 

森づくりボランティアに留学生も

2012年01月28日 | ボランティア
今日はつくば学園駅の近くの保健保安林で森づくりボランティアでしたが
海外の留学生も参加してくれました。
なんとアフリカのナイジェリアの方もいました。
それとイギリスと中国の方も参加してくれましたよ。
こんなに国際色豊かなボランテイアも初めてです。

お茶の時間に談笑していたら、上空を一羽の鳥が飛んでいました。
鳥に詳しい人が「オオタカだよ」と言ったので、全員で見上げました。
白いお腹と長い尾羽が特徴だそうです。

学園駅周辺は、広大な地域が開発中で、平地林はほとんど無くなりました
この保健保安林が残された数少ない平地林です。
それでも尚オオタカがいる。なんか嬉しいですね。

今日は子供たちの行事も有り、以前設置したフクロウ用の巣箱に
スズメバチが巣を作ってしまったので、それの撤去も行われ
空っぽの巣だけと思っていたら、冬眠中の女王蜂も見つかったそうで
その写真を掲載しますね。







今日は、一日中篠竹の草刈りだったので、流石に疲れました。
ゆっくり風呂に入って寝ます。


宝篋山山口コースレポート

2012年01月27日 | 登山

下山後に見た落日、山口の農道の土手から


山口コース1の登山口


山口コース2との分岐点、左がコース1






登山道の中間点になる沢を渡る
山頂まで1.7Km 山口まで1.7Kmの表示有り


中間点から先の登山道


やがて行き止まりに突き当たるが、左の桧の林を登る


この桧林を登る


林道に出たら左に向かう


やがて宝篋山名水と書かれた水場に出る


そこから先はジグザグの道で、切り開かれて展望の良い
日当たりの道や


日陰の道もある。
展望の良い道では、浅間山や東京スカイツリーの見える
場所もあるので、試してみて


やがて科学万博を記念して作られた「万博の森」に出る
そこから山頂までは近いので、焦らずに登ろう。
途中に昔の山城の空堀があり、攻めにくくするため
山頂側に掘った土を掻き上げて傾斜をきつくしてある
雪が無くても滑りやすいので注意。


山頂には山の名前の元になった「宝篋印塔」が立っている
後ろは中継用のアンテナ塔の建物


かろうじて見える東京スカイツリー
霞んで最初は判らなかった。


平沢官衙遺跡を見下ろす。


筑波山を望む


反対側に回って、蛇行する「天の川」を見下ろす。
私のお気に入りの川である。川の名前が天の川なのである。

以上は26日の午後に登った宝篋山の登山道レポート
ゴムに鋲をつけてある滑り止めで登ったが、それで充分だった

下山して山口に着いたら、夕方5時過ぎで、落日がきれいだった



落日で浮かぶ富士山

明日は学園駅の近くの平塚で、森ボラに参加する
明後日は、午後から菅生沼の草刈りに参加する。
と言うわけで土日はブログ休むかも。

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筑波山の真壁側の登山道は、林道にも登山道にも
雪が沢山残っている。
林道はアイスバーンで、ノーマルタイヤでは登れません

ユースホステル跡地からの登山道は、工事車両のキャタピラ
の跡がついていますが、雪かきはされていません。
滑り止めを持参したほうが無難です。

先ほど、NHKで「雪山へGO」なんて番組をやっていたので
思わず見とれてしまった。
蔵王の樹氷や、八ヶ岳の絶景の露天風呂、私は冬山は
やらないのだが、あれを見ると登りたくなるよね。






筑波山の登山道は凍結しています

2012年01月26日 | 登山

朝6時過ぎの筑波山の鳥居


中腹から上は雪道で、しかもガチガチの凍結
タウン用のシューズ等では歩けません。






踏み跡はガチガチに凍っています。


ガマ石の付近はこんな感じ


山頂から霞ヶ浦、岩の上が凍っていて転落のおそれあり。


女体山頂の神社とその裏の天の浮き橋


この天の浮き橋から日光連山が見える


天の浮き橋の屋根越しに日光連山が霞む

と言うことで、筑波山に登山する方は、軽アイゼンが
必要です。
特に下山時はすべるので軽アイゼンは必須です。
岩の多い登山道なので、転倒すると頭を強打する
危険があります。


それと山頂は、風が吹くと氷点下の寒さになり、長居できません
防寒の支度で出かけましょう。
鼻と耳がちぎれる寒さでした。

尚、つつじヶ丘のロープウェイは、ロープの交換作業のため
2月21日まで運休中です。
ケーブルカーは運行しています。

風返し峠からスカイラインは通行止めとなっています。
交通情報にご注意ください。

明日は宝篋山の登山道のレポートをします。

雪のつくば牡丹園

2012年01月25日 | 写真













つくば牡丹園のホームページはこちら

以前も書きましたが、このつくば牡丹園は、若栗城址の隣に
作られたもので、西側の丘の上一帯が城跡だという。
それ故に、牡丹園の中に、若栗城址の由来と、それを差配していた
栗林義長の縁起を記載した大きな看板が立っている。


若栗城址の由来を記した看板、この看板の後ろの丘の上が城跡


栗林義長の由来を記した看板
日本の民話にはよくある話ですが、助けた女狐との間に生まれた
子供の子孫が、栗林義長だと言う訳です。

牡丹園の方に聞いたら、若栗城の資料はほとんど無かったため
近隣の町史、村史などの資料を調べまくり、5年の歳月をかけて
調べ上げたものを、歴史に詳しい先生に頼んでまとめて貰った
のが、この看板だ゛との事です。

「実在した武将が、狐の子孫というのは面白いですね」と言ったら
「女狐と言われているのは、巫女さんです」との事でした。

竜ヶ崎市の女化(おなばけ)とも関係があるそうなので、ひょっとしたら
女化稲荷の巫女さんとの関係で、狐になったのかもしれません。
(これは私の勝手な妄想です)

岡見氏の重鎮として諸葛亮孔明とも呼ばれた栗林義長、彼の病没の後
佐竹氏と多賀谷氏の連合軍に岡見氏が敗れ全滅したという。

その佐竹氏もまた、関ヶ原の後、秋田に移封されたのであるから
もののふの栄枯盛衰は夢のごとしと言うべきか。

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当時、茨城南部の小豪族は、小田原の北条氏の北進政策と県北の
佐竹氏の南進政策の狭間で、生き残りを図らなければならなかった。
下妻に拠点を持つ多賀谷氏は佐竹氏につき、牛久に拠点の有った
岡見氏は小田原の北条氏についた。
岡見氏は、牛久城、東林寺城、足高城、谷田部城などを持っていた
故に若栗城は出城としての性格だったと思われる。

谷田部城は天正年間に多賀谷氏に攻略され、牛久城と東林寺城の間
茎崎の岬に、多賀谷氏の八崎城を築かれたりしていた岡見氏は
栗林義長が亡くなった時、命運がつきた言えるだろう。


雪で大渋滞のつくば

2012年01月24日 | 日記

着雪した木が花のように


毎年ねらっている野菜の雪だるまなんだけど、雪が今年も少ない


遠くに霞む雪の筑波山


家内を病院に送っていくので出かけたら、道路はどこも大渋滞
スダットレスを履いていない車が多いので、交差点で詰まるのだ

中には、どこかの大型トラックが、交差点まえのわずかな坂を
登り切れず、タイヤを空転させて一車線を塞いでいた。

雪の少ない茨城では、雪が降ると大騒ぎである。
もっとも今回は、寒さが厳しかったので、雪の下が凍結していたから
スダットレスでも滑る危険が有った。

それでも、私の前を走っていた高級車、時速10キロには参った。




今年の山行に備えて

2012年01月23日 | 日記

フラワーパークのダリア・ベゴニア展から


レックス系のベゴニアで品種改良された園芸種、葉の斑が見事


ベゴニア温室


縁取りが心憎いばかりの花

今年も尾瀬の山歩きに行くつもりなので、ぼちぼちと尾瀬の
本を集めて、読んでいる。

だが読みたいと思いつつも、手に入らない本もある。
1991年に上毛新聞社で発行した「永遠の尾瀬」が古本屋にも無い。
菊地慶四郎さんと須藤志成幸さんの共著で、尾瀬の植物リストが
載っているらしい。

それにしても、いろいろな図鑑が出ているけれども、見分け方の
基本がどこにあるのか、よくわからない図鑑が多い。
たとえば「ダイモンジソウ」と「ミヤマダイモンジソウ」の違いが
どこなのか、きっちり書いてある図鑑は少ない。

ただそれらを調べている課程で、尾瀬には固有のダイモンジソウが
咲くと言うのも判った。
今年の楽しみがまた一つ増えた。




映画寅さんとサッカーのテレビ観戦

2012年01月22日 | 日記

筑波梅林のロウバイと筑波山


雨雲のかかる筑波山

WOWOWで寅さんの「男はつらいよ」の全作品を放送中だ
昨日、頼まれて筑波山の展望図を作っていたが、疲れたので
何気なくテレビをつけたら、「寅次郎の青春」を放送していた。

毎回話題になるマドンナ役は、吹雪ジュンさんだ
私はジュンさんの二重まぶたのあの目が好きだ。

そして何と言っても美少女の元祖、後藤久美子が出ている。
ゴクミのもっとも輝いていた時期である。

山田監督もゴクミが気に入っていたのか、はたまた渥美清が
体調を崩したので、やむなく満男と泉に重点を移したのか
ゴクミは寅さんシリーズに4回も登場する。

1992年に作られたこの映画を最後に、御前様と呼ばれていた笠智衆
が亡くなり、あのつかみ所のない風貌が見られなくなったのは残念だ

それにしても、凧が揚がる正月シーンで終わるパターンは
何作目から始まったのだろう。

お笑い映画で有りながら、人情の機微を見事にとらえた山田監督の
シナリオに泣かされる。

今日は家内が温泉に行きたいというので、日光の清滝にある
やしおの湯に行くかと言ったら、遠くて嫌だという。
そんなこんなで筑波山麓の「ゆりの郷」に連れて行った。
私はその後フラワーパークでダリアとベゴニア展を見て時間を
過ごした。
帰りには二人で筑波山梅林に寄って、ロウバイの写真を撮ったりした。

夕方、テレビでサッカーをむやっていると家内が呼ぶので行って
見ると、松田直樹選手の追悼試合で、カズやヒデが楽しそうに
試合をしている。
ナオキフレンズチームの監督がフィリップ・トルシエと言うのも粋だ
マリノスOBチームの監督の水沼も本当に楽しそうだ。
この試合の発起人の安永の見事なループシュートも凄いが、私は
カズさんのオーバーヘッドキックにびっくり、凄すぎる!

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北上川上空を飛ぶ鳥の群れ、この後この鳥たちは北上川に舞い降りたから
もしかしたら水鳥だったかもしれない


束稲山の峰続きの山「駒形山」に有る「大文字焼き」の大の字
に雪が積もって「大」の字が白くなった。

この平泉の大文字焼きの様子は、こちらのサイトをご覧ください。
検索していて見つけたページです。

 2011平泉大文字送り火

この大文字の準備を25年間も一人で準備していたという80歳の
老人の話も出ていますね。
岩手の人って凄いでしょう(自慢)




ふるさとの情景・冬の一関

2012年01月21日 | 写真

北上川と栗駒山、舞川の遊水地展望台から撮影
手前の鉄橋は東北新幹線


遊水地の農道から東北新幹線と焼石連峰


同じく遊水地から白鳥と焼石連峰


北上川上空を飛ぶ白鳥

空はこんなに青いのに、水はこんなに清いのに
降り注いだ汚染に汚れているなんて
栗駒よ
焼石よ
その雪のように
けがれのない日が来ることを
私は待ち続けている
私の心のふるさと


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岩手の実家に行って、母の様子を見てきた。
流石に岩手の冬は寒い。
決まって明け方に寒くて目が覚めた。

昨日、東北道を走って帰ってきたが、途中から雪になり
つくばに入ったら雨だった。

22日の菅生沼の野焼きに参加するつもりで帰ってきたら
悪天候の予測で中止になってしまった。


訂正
遊水を遊水と誤変換が有りました
訂正いたしましたすみません。



つくばは雪です

2012年01月11日 | 写真

「なによ池が凍ったじゃない」「俺のせいじゃねえよ」なんて
言っているのかな白鳥たち
放射能で汚染されたことも知らない白鳥は、今後どうなるのでしょうか
白鳥に限らず、野生の動物たちすべてに降りかかっていますね。

ヨーロッパでは、高山植物の生える場所に、温暖な気候を好む
植物が進出して、高山植物の危機を迎えていると研究グループが
発表したそうですが、原因は地球の温暖化だろうとのこと。


袋田の滝のライトアップ・昨年の1月中旬


同じく袋田の滝ライトアップの洞窟の観瀑台


こんな風景が見られるのは、幸せな事かもしれませんね。

つくば市は夕方から雪がちらつき始めました。
明日はもっと寒いと言いますから、真っ白な筑波山の
樹氷が見られるかもしれません。

これも昨年の写真です。

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FIFA(国際サッカー連盟)の年間最優秀選手賞である
FIFAバロンドールに、なでしこの澤穂希選手が受賞

このニュースは、サッカーファンとしてほんとに嬉しかったなー
受賞後の謙虚なコメントも良いよね。

最優秀監督賞には、女子チーム部門で佐々木則夫監督も受賞したし
もう一つ世界に誇って良いものも受賞した。
それは「FIFA年間フェアプレー賞」を日本が受賞したこと。
スポーツはフェアなプレーで成り立つもの、それを忘れないで欲しい。




膝までの雪をこいで小田代湖その3

2012年01月09日 | 写真

幅の広い木道の展望地から見る小真名子山(中央)と大真名子山(右)に注目


アップすると、小真名子山(こまなごさん)の右肩に女峰山が見える


秀麗な男体山が大きい


木道から男体山の麓の方に目を転ずると、湿原の中に小さな小山が有る
もしかすると、これが糠塚と呼ばれる三角点のある小山かもしれないが
行ける道が無いので、三角点の確認はできない。
三角点の標高は1405.8メートル

さて、この展望の良い木道から林の中に入った所で、環境省の女性職員と
出会ったことは、昨日書いた。


すぐその先は、湯元方面と泉門池(いずみやどいけ)方面の分岐で、この案内板の
現在地と有るのが分岐の場所だ


小田代湖に向かうには、この階段を下って泉門池に向かう


途中で小田代橋と書かれたこの橋を渡れば、泉門池は
もうすぐである。


夏ならにぎわう泉門池のベンチも、こんもりと積もった雪が有るだけで
静まりかえっていた。


清らかな湧き水の流れ出す泉門池は、水鳥の格好の宿に
なっていて、ゆったりと水鳥が遊んでいる。


泉門池から小田代湖に向かう歩道には、真新しい足跡が有ったが


途中で若者とすれ違った後、足跡は消えていた。
その先の吹きだまりなどの窪地では、膝までの積雪があり
一歩一歩かき分けて歩かねばならなかった。


小田代湖脇の低公害バス用の車道に出ると、雪はきれいに除雪
されていた。
バスは運休中なのだが、養殖場のために除雪しているのだろう。
雪をかき分けて歩くのに嫌気がさし、帰りは車道を歩く事にした


真ん中の表面が出るほど、きれい除雪されている車道


途中に高山につながる歩道があるが、そちらも誰の足跡も無かった。


高山への歩道入口付近に立つ案内板

しゃくなげ橋からは、湯川沿いに歩いて赤沼茶屋に抜け
そこから三本松の駐車場に帰ったら三時を回っていた。

膝までの雪をこいで小田代湖その2

2012年01月07日 | 写真

奥日光の鳥瞰図、鹿沼の氷室山付近の上空8千メートルから
南から北を眺めた感じになっているが、真北では有りません。
奥日光の相互の山の位置関係を知って貰うために載せました。


日光有料道路の日光パーキングから女峰山
雪山が輝いていた。


東石楠花の寒さ対策は、葉を丸めること、湯川沿いにて


実はこの葉の様子を撮るのが目的だったが、つい脱線して
小田代湖まで歩いた。
そのために、この写真を撮る頃には、時間が無くなって、まともな
写真が撮れなかった。モデルも虫食いだし、全体の姿も撮れてないので
再度チャレンジしたいと思う。

昨日未掲載の写真から


国道120号線三本松奥の出入り口付近から男体山


国道120号線から湿原ごしの日光連山
左から山王帽子山、太郎山、小真名子山、大真名子山


同じく国道から山王帽子山と太郎山、太郎山の雪の輝きが
すてきだった。


三本松駐車場奥から外山
外山の右肩に注目、うっすらと真っ白な金精山が写っている。


外山の右肩をアップしてみると


国道から戦場ヶ原のズミと白樺を見る
ズミに雪が着雪して白さを競っているようだ。


光徳に入る道の様子


昨日掲載した雪の無い木道を歩くと、すぐにこんな広い木道に出る
ここは北戦場ヶ原の展望地で、戦場ヶ原のいろいろな表情をとれる

今日はここまで、続く

ところで、この先の泉門池からの林の中で、若い女性にあった。
双眼鏡を下げているし、制服みたいなものも着ているので
「自然博物館の方ですか」と聞いたら「環境省のもので、木道の
チェックをしています。」との事だった
なかなか笑顔のすてきな方で、湯元から歩いてきたという。
「どこまで?」と聞かれたので「小田代湖まで行くつもりですが
雪が深いので、どうするか」と答えると「この先の泉門池からは
踏み跡が有りますから、大丈夫ですよ。」という
「お気をつけて」という言葉に背中を押されて歩き出したが

小田代湖への道は、途中で踏み跡が無くなっていた。
その前に、一人の若者とすれ違ったから、足跡はその人のものだろう
もしかすると、あの若者も遊歩道のチェックをしていたのかな
きっと三連休を前にして、チェックしていたのだろう。

後で気がついたが、三本松の店でスノーシューを800円だったかで
レンタルしていた。
スノーシューも覚えて良いかも。

この日の私の装備、ゴム製の滑り止め、登山靴、ロングスパッツ
レインウェアのズボン。
ロングスパッツは、レインウェアズボンの下に着けて、ズボンの
裾のひもを締める
こうすると、登山靴に雪が入らない。





膝までの雪をこいで小田代湖

2012年01月06日 | 写真

雪原の小田代湖、背景の山は、左から三岳、山王帽子山
太郎山、小真名子山、大真名子山

三本松に車を止めて、北戦場ヶ原を横断して小田代湖に行った


国道を除雪する車


光徳入口から戦場ヶ原のコースは、誰の足跡もなく、靴が雪に埋もれた


木道も誰の足跡も無かった。


北戦場ヶ原の白樺の多いあたりから、木道の雪は減り


湿原中央では全く雪のない木道もあった。

ところが泉門池から小田代ヶ原コースにはいると、吹きだまりでは
膝まで雪に埋まって、ラッセル状態で悪戦苦闘、足跡も途中で無くなった。
疲れたので今日はここまで。



茨城県自然博物館で昨年発見の古代象の頭部を展示

2012年01月03日 | 日記
昨年、常陸大宮市で高校生が地質調査中に発見して話題になった
古代象ステゴロフォドンの頭部を、茨城県自然博物館で緊急展示
しているそうです。

詳しくはこちらをご覧ください
茨城県ホームページのトピック

茨城県自然博物館のホームページ

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茨城県自然博物館と言えば、今月の22日に菅生沼の野焼きが有ります
博物館のイベント情報の自然観察会をご覧ください。
絶滅危惧種の「タチスミレ」を救うために行う野焼きです。

昨年の野焼きの模様


消火隊のお兄さんです。