花と山を友として

何よりも山の花が好き、山の景色が好き、山で出逢う動物が好き、そして山に登る人が好き。
写真と紀行文で綴る山親父日記

鉄砲木の頭から高指山縦走・富士山と南アの絶景その四

2010年01月30日 | 登山
こんなに天気が良いのに、高指山には誰も来ません。
山頂独り占めです。
安心して記念写真を撮りました。(笑)


先ほど山頂と間違えた表示板の所に、こんな表示が有ります

どうやらここからも平野に下るルートが有るようです。
結局、切通峠から高指山までの「平野」に至るルートは、最終的には一本に合流して平野に
抜けているのですね。


こちらの山伏峠は、私が平野の左折で間違えた「道志みち」に有る峠のようです。
山と高原地図の「富士山」を見ると、富士岬平からも「道志みち」に抜ける道が有ります。

三角点の近くに有るベンチ?にザックを降ろしてコーヒータイムにしました。
そして、とんでもない事に気がつきました。

サイドポケットにもう一つ超小型の三脚が入ってる !
カーボン三脚にカメラをセットして、ずっと手で持ってきたと言うのに。
余分なおもりを背負って来てしまったのです。自分で大笑いしてしまいました。

えーいやけくそだとばかり、非常食のチョコを食べ、バナナも食べて気分転換。
のんびりコーヒーを楽しんでいたら、風が吹き始めました。
陽は出ているのに、冷たい風が神奈川の方から吹き上げて来ます。
どうやら長居は無用のようです。
富士岬平方面の写真を撮り、高指山最後の富士山の写真を撮って、下山することにしました。


富士岬平方面の尾根道、鉄塔が見えます。


お別れに撮った富士山、相変わらず全身が見えています。





行きはよいよい帰りはこわいです。長い登りに足が重い。


私がGPSでポイントを作った境界柱715番の写真です。
高指山から登って来ると、711番からこの715番辺りまでがほぼ平坦なピーク。


鉄砲木ノ頭に到着、おお南アルプスが並んでいます。


赤石岳と悪沢岳は何となく判りますが、他は厳しいですね。

今度行ったら望遠で撮ってきます。
今回は寒くて望遠に交換するのをやめました。すみませんね。

その替わり付近の情報を少々。

パノラマ台の駐車場の様子です。ベンチの前に山中湖の看板が出ています。


これはトイレです。ドアを明けると中に男女兼用のトイレが3つ有ります。ノックは必須ね。


トイレの前から奥に入った、看板が見えるところが登山口、直登です。


三国峠の駐車スペースの様子、パノラマ台から登ると右側に有る。
(この写真は反対側から撮っているので、左側に見えますが)
トイレは有りませんので、歩いても15分ぐらいなのでパノラマ台のトイレを使いましょう。
ここの緯度・経度は
N 35°24′07″
E 138°55′07″


ここが三国峠の登山口、明神山と書いてあるがそれが鉄砲木ノ頭の事です。


明神山(鉄砲木ノ頭)への登り口の様子。
道路の反対側に三国山への登山口が有る。

三国峠は除雪して雪は無かったが、朝晩は凍結の可能性が有ります。スリップ注意です。


三国峠の帰りに途中で撮った富士山。


帰りの湖岸で撮った鉄砲木の頭と思われるカヤトの山、湖岸に砕けた氷が吹き寄せられていた。

高指山からの帰りに、高指山を起点とする距離を測ってみました。
最初の平野分岐(東海自然歩道の案内図の有る場所)まで 427メートル
次の平野分岐まで 700メートル
切通峠まで 1.31キロ
715番の境界柱まで 2.59キロ
鉄砲木ノ頭まで 3.38キロ
パノラマ台まで 4.30キロでした。
ただし、これはあくまでも目安です。
GPSの距離は、移動を全てプラスするので、手に持って上下左右に振っても、距離は加算されます。また行きつ戻りつしても、全て加算されますから、有る程度の誤差は防げません。
正しく計ろうと思ったら、一定の高さに保ち、道の真ん中をまっすぐ前進するのみ、なので
山では不可能ですね。

終わり。